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というわけで全員水着に着替えてプールに来たフウカ達。しかもよく見れば他のギルドの人達もいてそれぞれがそれぞれの場所で楽しんでいる感じ。そしてフウカはフウカで個人的に慣れない水着をきて全力で初代に付き合う。おいおい私以外の2人もちょっとは参加してくれ〜と思うがプールサイドで疲れきったようなマカロフとあやすとか絶対似合わないようなラクサスじゃあもうしょうがない。1度深くまで沈んでなかなか浮かんでこない初代に少し恐怖を覚えるが、そういえばこんな見た目でも幽霊だったなんて思い出しつつ一応なにかないように水の上から見ておく。そんな不思議な3人(4人)にルーシィは思わずなにやってんの?と聞く。「見ての通り」「あやしておる」「わーい!!楽しいですねプール」「良かったですねぇ」水から勢いよく顔を出したメイビスにフウカは笑顔を見せる。そんな姿にルーシィもこれは、確かにあやしてるわね…と納得した。そのままサイドにいる2人を置いてメイビスに付き合うフウカだがさすがに体力がついて行かなくなりマカロフへとバトンタッチをしメイビスを任せるとラクサスの隣へと座る。「むり……子供の体力無限すぎる…」「子供と言うより幽霊だがな…」いつの間にかビート板を使って泳ぎ始めているメイビスに元気すぎると息を溜息をひとつつく。そんで近くで遊んでる雷神衆とか見て、…ラクサスは遊びに行かないの?って聞いちゃうんだけどそしたらめちゃくちゃ呆れたような顔で俺がこんな所で遊ぶような人間に見えるか?と聞かれて即見えない。と返しちゃうフウカ。それで全力で遊ぶラクサスを勝手に想像してそんなラクサスは解釈違いです!!!と自分自身に怒る「だろ?お前こそミラ達と行ってきたらどうだ?」「…ラクサスさん知ってます?私今メイビスさんの相手を全力で務めたせいでそんな気力と体力は残ってないんですよ」次会うときは気絶なりなんなりしてプールに浮かんだ私だからね。とつけたせばそれは駄目だななんて笑いながら返ってくる。いや、笑い事でもないんだよな〜。なんて思いながらもこれはこれでお互いこの時間を楽しむ2人。しかし残念な事にそんな穏やかな感じで終わることは無く、何が原因かは分からないもののドミノ倒しかのように人が吹っ飛びプールが凍る。お、これはいつものパターンか…?と嫌な予感がすればそのすぐあとに炎が見えた途端大きな爆発がおこる。飛んでくる氷と向かってくる津波のような水にすぐ動けずにこりゃあかん…と思うフウカだったが、それは無用の不安となる。突然肩をひき寄せられたかと思えば目の前で黄色く光る閃光が氷を砕き波を割く。けれどそんな事よりもフウカが驚いたのはゼロ距離で感じる自分とは違う肌の温もりで、しかも視界に映る黒いギルドの紋章と刺青を入れているのなんて1人しかいなくて、しかもその人はフウカの中でとんでもない推しで。更にいえば前世を含め彼氏なんて存在していなかったフウカにはこのような異性との接触はあまりにも刺激が強すぎた。ラクサスはフウカを離すと少し離れたところで高笑いをするナツを見つけると「ナツをとっ捕まえに行ってくる」とフウカに告げこの爆破の元凶の元へと向かっていく。そして当のフウカはその言葉に何とか返しつつも混乱と恥ずかしさは未だに続き、心臓もうるさく鳴る。いつもよりポンコツと化した頭であれ、あれ、とぐるぐる回しながらいつかの時のように顔を赤くしたまま見送った
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四日目。最初の競技「海戦(ナバルバトル)」球状の水中闘技場から外に出てしまったら負け、最後まで残ったものが勝者である。しかし最後の2人になった時特殊なルールが追加される。それは5分間の間に場外へでてしまったほうが最下位というものだった。最初は綺麗な女性ばかりでてていい競技だな〜とおじさんのような目線で医務室から魔水晶映像で見ていたフウカだったが段々とその雲行きは怪しくなる。そしてそれはルーシィと剣咬の虎所属のミネルバだけが残った時始まった。もう勝負は着くはずなのにルーシィを痛めつけるために場外へと出そうになったルーシィを魔法で自分の元へと持っていき痛めつける。その映像にぐつぐつと怒りが込上げる。そして慌ててレフリーストップがかかった頃にはルーシィは全く動かずフウカは医務室を飛び出して場内へと向かう。「どいて下さい!応急処置を施します!」そう叫びながらルーシィやへ近付けばウェンディやシェリルが私も手伝います!と駆けつけてきてくれる。フウカはミネルバの言葉に怒りを覚えながらも今は意識のないルーシィの体にも顔にも怪我を残さないようにしなきゃと自分の役割である治療に専念した。医務室へとルーシィが運ばれそこに違うチームでもギルドは同じだからと心配したBチームも駆けつける。「フウカのお陰で命に別状はないよ」「ウェンディちゃんやシェリアちゃんの応急処置が良かったからね」「良かった…」「キズとかも残らんようで安心している」ほっとする反面、仲間をこのように傷つけた剣咬の虎に怒りを覚えるナツ達。そんな中ルーシィが目を覚ます。そして先程のことを思い出すとまたやっちゃった…と小さく声を漏らすが、そんなルーシィにエルザやグレイがよくやった、と褒めた。その後ハッピーから精霊の鍵が入ったキーケースを渡され安心したように眠るルーシィ。その後、あとから入ってきたマカロフからABチーム統合を運営側から指示され点数は低い方のチームに準ずると聞かされる。「けど…今から5人決めても残る種目はこれからやるタッグバトルだけなんだろ?」「いいや…明日の休みを挟んで最終日5人全員参加の戦いがあるはず。慎重に選んだ方がいいよ」「オレは絶対にルーシィの敵を摂る!!仲間を笑われた!!オレは奴らを許さねぇ!!!」ナツの言葉にそこにいた全員が静かに頷いた。再編成が終了し新たなフェアリーテイルのチームが場内へと入っていく。あの5人なら心配入らないな、とフウカは医務室からウェンディやルーシィと共に魔水晶映像から応援する。バトルパート第1試合「青い天馬 一夜&うさぎVS四つ首の仔犬 バッカスVSロッカー」勝者は青い天馬。第2試合「蛇姫の鱗 リオン&ユウカVS人魚の踵 カグラVSミリアーナ」30分で決着が付かずにドロー。そして第3試合「妖精の尻尾 ナツ&ガジルVS剣咬の虎 スティングVSローグ」途中ドラゴンフォースを発動させたスティング達にやられ、更にはその威力で闘技場の床を崩壊させるということもありもしかしたら、なんて心配もあったが杞憂に終わる。地面へと倒れたナツ達だったがダウンとレフリーに言われる前に立ち上がりそれぞれスティング達のクセを見抜いたと発言。しかもそっから何故か2人で喧嘩をし始めナツは近くにあったゴンドラへガジルを押し込むとレバーが独りでに動きガジルをどこかへと連れていく。そんな一連の流れに思わず真面目にやれー!と思うフウカ。だったがその後2対1という状況であったにも関わらずナツはスティングとローグ、そのどちらもを倒しきったのだった。その姿に医務室にいた女子3人は喜び抱き合う。これで四日目は終了、残りは2日後の最終日だけとなった。
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ゴンドラでどこかに運ばれて行ったガジルは戻るとすぐにウェンディとナツを呼び出し、プラスその野次馬としてグレイとほぼほぼ怪我が治ったルーシィも着いて行った。そして次の日なかなか皆が帰ってこず、しかも帰ってきたらきたで1人足りない。ルーシィが王国兵にに捕まったという話をフウカ達は聞く。「つまり何だ?大魔闘演武で優勝しなきゃルーシィはとり返せねぇのか?」「その話も信用していいのかわからねえがな」冷静な話を進める中柱に縛られたナツはそんな事よりもルーシィを助けに行くと暴れる。そんな簡単にとりもどしに行けたらもうみんなが向かっているところだ。けれども相手は王国、下手に手を出せばフェアリーテイル復活どころか消されなかねない。何故、ルーシィだけ捕え他は解放したのか、エクリプス計画とはなにか等など分からないことは多い。「これ以上隠しとおせんと判断したのか」「オレ達が全員捕まってたら情報は外にでなっただろ」「それはどうだろ、もしかしたらグレイ達は大魔闘演武の出場者だったからって理由もあるでしょ?」「そうね、明日…急に出場しないとなったら足が着く」王国としても魔法ギルドを敵に回すのは避けて通りたいところであり、ルーシィだけが捕らわれたのもフウカ達にとっては不条理であるものの王国軍の正義には反していない。そんな中ナツがついに縛っていたロープを引きちぎりそのままルーシィを助けに向かおうとしたところでマカロフに(物理的)止められる。「家族とられちゃ祭りどころじゃねぇわい。皆…同じ気持ちじゃ。いつもみてぇに後先考えんで突っ込んでも今回は相手が悪い。………が黙ってられるほど腰抜けじゃねぇぞ妖精の尻尾は」マカロフの作戦に耳を傾けた。その後作戦開始となる明日までは解散となり各々宿へと戻り、フウカもラクサスと共にその方向へと向かう。そしてフウカの宿に着いた時ラクサスは拳をフウカの前に出す「頑張れよ」「うん。ラクサスもね」「あぁ」フウカは一瞬その行為に驚きながらも拳を付き合わせた。
5日目、ちょうど大魔闘演武最終日が開催されている裏でフウカ達は城へと向かう為走る「2正面作戦」が開始したのだ。フウカと一緒に行くのはナツ、ウェンディ、ミラ、と戦力や治癒など申し分ないチームで。「バレないようにお城に忍び込むにはどうすれば…」「オイラにいい考えがある」「どうせしょうもないんじゃない?」「ウム」私もしょうもないよ監視かない…なんて思っていればその通り、一応着たフウカ達もハッピーの考案した変装は逆に怪しすぎると感じるようなものばかりだった。そんな中でミラが怪しい仮面をつけたまま、城の中へと入れる作戦を話す。いや、お願いだからそのちょっと怖い仮面を外して……。ミラの作戦は自分が魔法で王兵の姿を真似してほか三人を捕まえたと偽り牢へと向かう作戦だった。そしてそれは大成功。門番に疑われる事なく城の中へと入ることが出来、ルーシィとユキノが囚われた牢へと辿り着くことが出来た。ナツが牢を無理やりこじ開けて2人を外に出す。そのまま誰にも見つからないように脱出しようと考えるが、ルーシィはまだ精霊の鍵が取られたままだと話す。じゃあそれを探しに行かなきゃと思った時突然の浮遊感がフウカ達を襲った。下を見ればあるはずの床がない。なにこれ!?何この高さ!?死ぬのでは!?と驚くものの幸い(?)主にナツが全員の下敷きとなり大きな怪我はせずにすんだ。ここは一体なんなのかと見回した時空間を割くように声が響く「ようこそ奈落宮へ」「誰?」「見事に罠にかかりましたね。辺りを見なさい、ここは死の都 奈落宮。罪人の行き着く最後の自由、しかしここから出られたものは一人もいない…そこで朽ちてゆくがいい賊共よ」フウカ達の上に魔水晶映像でこの城の姫が映し出され、それだけを伝えるとまた消えてゆく。確かに、とフウカはもう一度改めて周りを見れば人間の頭蓋骨や骨のようなものが散乱している。これはSAN値がピンチ…なんて思いつつ天井など出口を探すがそれらしいものは見当たらない。ミイラ取りがミイラになりどうするかと考えていればそういえば、とルーシィがナツに大会はどうしたのかと聞けばジュビアと変わったと答え、更に付け加えるかのように面白そうな顔をしたハッピーがルーシィを助けに行くんだって聞かなかったんだと言えばルーシィは分かりやすく照れる。はぁ〜〜可愛い〜〜目の保養〜!!ここでもオタク心で拝むフウカにミラが声をかける「フウカ見て見て、この子何となくリサーナに似てない?」「え?」「確かにそうかも」「リサーナ様とは?」「私の妹よ」確かにどことなくリサーナに似ている気がする。でもユキノちゃんはゆきのちゃんでこれまた違った可愛さがあって好きです…。なんて勝手に一人告っていると出口を探していたシャルルが道を見つけたとフウカ達に知らせる。一人ひとりがやっと通れるような道をぬけ広い空間までたどり着くとそこには傷だらけになったアルカディオスが倒れていた。昨夜話を聞いていた限りこの人が一緒に捕まった者だと気づく。一体なんでこんな所に、そう聞いた時アルカディオスから帰ってきた言葉は逃げろだった。その言葉と同時にここにはいない別の気配、別の声が後ろから聞こえ慌てて距離をとると自分たちのいた所は酸で溶けて形を変える。すると今度はまた別の魔法により重量が変化し地面から足が離れ飛ばされる。何とか着地すれば今度は花から人が登場し、紙から人が形成され、地面が盛り上がり人の形をなす。次から次へと一体なんなんだと警戒すれば奥からまた人がこちらへと姿を現す。そして彼は「フィオーレ独立部隊餓狼騎士団」と名乗った。
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けれどそんな彼等を見てナツが笑う。それは全員どう見ても騎士団には見えないという理由でそれに関してはフウカも同意するが今笑うのはやめてくて…下手したら敵を逆撫でして本気出しちゃうぶっ殺!になるからなんて不安になる。そしてそれを追い討ちするようにフウカ達の後ろにいるアルカディオスは彼等が使う魔法は「人を殺す為の魔法」だと説明する。ヤバいやつやん…「上等!!何だ?出口が向こうから歩いてきたぞ!!!」「そうね出口を押してえ貰うのにちょうどいいわ」「ルーシィさんとユキノさんは鍵ないんですよね!?離れていてください」ウェンディの言葉にハッとする。そうだ今この場で殆ど無力な推したちを守らなければ、と迎え撃つ覚悟をする。フウカ達が戦闘態勢へと入れば向こうのコスモスとカミカが動き出す。赤い紙吹雪がフウカ達に向かう。それをナツが燃やそうとするが炎に強い紙にナツの炎は効かない。しかしすぐにウェンディが天竜の咆哮で紙を散らす。けれどどこからか咲いた巨大な花がウェンディを飲み込もうとし、それをサタンソウルしたミラが破壊する。そしてウェンディとユキノを後ろから襲おうとする植物をリリーが切り落とし、そのリリーを襲おうとする男をフウカは再降臨で蘭陵王へとなり攻撃を繰り出す前に剣を振る。けれどもその剣は紙一重で避けられる。そこから今度は紫の紙が辺りに散り体に張り付く「何だ!?」「体が動かない!!」フウカも動かないという訳では無いものの動きが少し鈍る。すると今度は頭上に巨大な花が咲きそこに吸い込まれそうになる。飛ばされそうなウェンディの腕をつかみ片方の腕で岩を掴む。ウェンディは咄嗟に状態異常回復魔法を唱えナツたちの体の自由を取り戻す。そして自由になったナツ達は同時にその巨大な花を壊すと大きな爆発が怒りフウカは思わずウェンディの手を離した。「いたた…」瓦礫から体を起こせば周りに仲間の姿はない。はぐれたのだ。まじか、どうしよう……こんなだだっ広い所で再会できるかな…?なんて不安を抱えているフウカの後ろの壁が変形し人の形をなす。そしてそのまま手に持った刃物をフウカに振りかざし………。振り下ろした瞬間そのナイフは黄金の斧で防がれる「おうマスター大丈夫かい」「さっすが金時」「気づいていたのか…!」「というより少し分かりやすかったかな」こちとら加護で気配察知はその気になればEXになるんやで。てな感じでこっそりと召喚していたのだ。金時はナイフを弾くとフウカを小脇に抱えて距離をとる。さて早く倒して皆と合流しなきゃ…、けれど相手の魔法は地面や壁などと一体化し隠れてしまうため出てきたところを倒さなければいけない。つまり人為的ワニワニパニック。そんなもの面倒くさすぎる。ならこの周囲の壁と地面…全部壊すか…。予選の時と言いこの時と言いあまりにも面倒臭いと感じるとバーサーカー的思考になるフウカ。けれどそれを止める人間は周りにいない。本気出しちゃダメだけど宝具ぶっぱいける?と金時に聞けばいつでも行けんぜ!と返ってきた「それじゃあよろしく金時!」「任せとけぇ!!」マスターの意思を汲み取った金時は宝具「黄金衝撃(ゴールデンスパーク)」で敵が顔を出した所に撃ち込む。大きな振動とヒビ割れ、そしてその衝撃で敵が壁から吹き飛びまた壁を壊しその向こう側で同じ騎士団たちと頭をぶつけ気絶「あ、」「お」「皆!」「はははっ!偶然だなー」みんな無事でよかったー!しかもルーシィのところに獅子宮のレオがいるってことは鍵が取り戻せたということだ。ナツが敵から出口を強制的に教えて貰っている後ろでフウカは金時と話す。「ゴールデンだっただろ?」「派手で最高」ゴールデンの範囲は未だ分からないがこの結果には満足という言葉しかない。親指を立てて答えれば金時もニヤリと口角を上げ親指をあげる。かっこいい〜〜〜!!そんな2人の様子を見ていたユキノは思わず呟く「使い魔様と仲がよろしいのですね」ルーシィと同じで友達のように接していたフウカ。そんなフウカは1度パチリと瞬きし笑う。「そりゃあもう20年以上の仲だからね」それを聞いて周りにいたルーシィ達がそんなに長い付き合いなの!?と驚く中ユキノはフウカのその笑顔に眩しさを覚えた。
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ナツが聞き出した出口への道を歩きながらフウカはアルカディオスが持っていた翡翠のペンダントやそこからヒスイの龍、ヒスイ姫の事などを話す。フウカ達が別れて敵を倒していた時アルカディオスはルーシィ達に「エクリプスが正しいかどうかは自分たちで決めるといい」と話したらしい。けれど自分たちをここへ落とした姫の前でその選択が自分たちに渡されるのかは謎だ。そんな話をしながら歩いていれば大きな扉が見えた。それが出口かもしれないとナツは壊して突破しようと駆け出した時それよりも前に扉が開く音。そこにたっていたのは黒いフードの人間。もしかして待ち伏されていたのかと警戒するがその人物から魔力をあまり感じず警戒が少し溶ける。「誰だお前?」「ごめん……力を…貸して…」あれ…。不思議に思うだってこの声はフウカの知っている声で、その声の持ち主は今もフウカ達のそばにいるのだから。フウカ達が不思議に感じていればその人物はフードをとる。その中からでてきた顔は涙を流したルーシィだった。「ルーシィがもう1人…?」「ど…どういう事ですか?」「時空を超える扉、エクリプスの事はもう知ってるのよね」その言葉にもしかして…という考えがよぎる。そしてそれは本人の口から告げられた。自分は未来から来たのだと。そっから倒れた未来ルーシィを放っては置けないし話を聞かなきゃだしでとりあえず抱えてここから出ようと扉を出たフウカ達だったがここで困った自体が。あまりの城のでかさに完全に迷ってしまったのだ。面倒臭いから兵士の中突っ切ろうと提案するナツとこれだけいれば何とかなるんじゃないかと話すハッピーにミラは笑顔を崩さず王国にフェアリーテイルの印象を悪くしちゃいけないと話すが正直処刑人を倒したところからもう遅いと感じる。そんな話をしていれば未来のルーシィが目を覚ました。未来ルーシィの話ではフウカ達は奈落宮を脱出した後全員王国兵にまた捕まる。と自分が未来で経験したことを話す。そしてあの時が来るまで自分達は牢の中にいたとも。「あの…ルーシィさんはどうして未来からやってきたんですか?」「最悪の未来を変えるため…」「最悪の未来?」「一体貴方の未来に何が起こったのですか?」未来ルーシィは震える足をそのままに話す。この先に待つのは絶望で、1万を超えるドラゴンの群れがこの国を襲ってくる。と。1万のドラゴンというなんとも想像つかない言葉にその場でいた全員が驚く。特にナツはなんじゃそりゃ!!と叫びどこからか出てきた槍などを抱えて戦闘準備だと外に駆け出そうとし、それをフウカが金時に頼んで襟元を掴んでもらい止める。ハイハイ落ち着け落ち着け。そんな姿を見て信じてくれるの…?と言う未来ルーシィの言葉にルーシィーの言葉を疑う必要があるのかと、逆に聞き返すナツ。そんな二人を見てうっ、しんどさメーカーが!などと心をさわがせるフウカ。そんな中シャルルはドラゴンが来た時、同じ城にいた自分達はどうなったのかと聞くと未来ルーシィは悲しげに顔を背ける。そっか、そっかぁ…「シャルル…察してあげよう、多分私たちは」「……死んじゃってるね」「そんな…!」やばいな、これはやばい…牢の中で何も出来ずに人生エンドとかキツすぎる。どこか現実的ではない未来の事実。そして未来ルーシィはそれから何日かたち目を覚ましエクリプスのことを思い出すと顔に戻れるかもしれないと信じて無我夢中で扉を開けた。そしてフウカ達がまだ生きている今にたどり着いたのだと話す。そして自分はこれから起こる未来の対策は持ってはいなく、回避方法も分からないいということも。「本当…ごめん。これじゃあたし…何のために来たのか…今日までどうしていいかも分からずに街をウロウロしてた…」「いや……オレたちが何とかする。ありがとうなオレたちの未来の為に。必ず未来を変えてやる」少なくともこれから起こることはわかったのだだったらそれをどうにか回避すればいい。ナツの言葉に涙を流す未来ルーシィの姿に未来を変えなければ…そこにいる全員が感じたことだった。
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まずは全員が王国軍に捕まる未来を回避するため未来ルーシィの案内で地下道を走るフウカ達。しかし目の前から本来ならいないはずだった王国軍が現れフウカ達へと迫ってくる。けれどここはエクリプスの扉とは遠い所で魔法は使える。それなら捕まることは無いと全員で迎え撃とうとするがここでウェンディが気づく。アルカディオスとユキノがいないのだ。うっそ、こんな時に2人も消えるとかどういう事!?騎士はともかく消えたユキノの事が心配になり探しに行きたいがすぐそばまで王国兵は迫ってきている。けれど私が戻るとミラが一人ユキノを探しに戻ってくれたお陰でフウカの中で幾分か安心することができ、目の前の王国軍に集中することが出来た。フウカは再降臨でもう一度蘭陵王の力を取り入れる「すぐに次が来ちまったみてぇだな!」「何回もごめんね、よろしく金時!」「ゴールデンに任せときなぁ!」おらぁ!と斧を振り敵を薙ぎ倒していき、そしてフウカも剣を抜き軍の相手をしていく。けれどその数は減ることなく今度は対魔法部隊、そして倒したはずの処刑部隊が追い付く。体力も魔力も消費していきフウカ達は段々と追い詰められていく。ここで宝具なんて撃った暁にはもれなく全員木っ端微塵だ…せめてもう少し広いところであれば、横を見ればやはり幾分か怪我をおった金時の姿に顰める。そんな時突然奥の方で王国軍の悲鳴が上がったかと思えば影が広がり、それが処刑人も兵士も1人残らず飲み込む。「誰かいるぞ!!」「気をつけて!」影から姿を現した男に誰かの面影がある。ナツに懐かしいな、と話す男は続けて言った。ここより先の未来から来たローグだと。ルーシィの他にローグまで、面影があるとは言ったもののその雰囲気は今とは全く違った。どこか深淵のようなそれを感じたのは金時と同じでマスターであるフウカの前へと立つ。そしてローグはエクリプスには時間移動と攻撃用兵器E・キャノンがあると話す。「じゃあ話は早ェな。味方ってことじゃねーか」「やったー!!ドラゴンを倒せるんだね!!」「未来は救われるんですね!」喜ぶナツ達にローグはすぐに否定を入れた。ローグはルーシィとは違い7年後の未来から来たと言いその未来ではドラゴンに世界を支配され、生き残っている人類は1割にも満たずエクリプスも今ほど力を持っていなく今ここでドラゴンを倒さなければならないと言う。だから扉を開けてぶっ放すんだろ、と単純な事じゃないかとナツはいうがローグの話だとそれを邪魔する者がいてその人のせいで扉は開かなかった。だから自分はその者を抹殺するためにここにいた。その物騒な言葉に警戒心が上がる、説得すればいいんじゃとフウカは言うが回りくどく今は説得できてもその時になれば変わる可能性もあると否定される。「つーかその邪魔者って誰なんだ」「おまえだ、ルーシィ・ハートフィリア!!」ローグは突如影で槍を生成するとそれをルーシィに向けて勢いよく投げる。突然の事にフウカも周りも対処出来ずその槍の行方を目で追うしか出来なかった。しかし未来のルーシィだけはそれを身を呈して庇う。そしてルーシィの腕の中で自分は扉閉めてないと話し、最後にギルドマークを見せてと頼みその右手にあるピンクの紋章を愛おしげに見る。あぁまさか…こんな事……。それに気づき涙が溢れる、もう未来のルーシィにギルドマークのついた右手は存在していなかったのだ。未来を…守って…。その言葉を最後に灯火が消えた未来ルーシィに涙が流れ続けた。未来のルーシィが扉をしてていないと話してもローグは信じること無くまた魔法でルーシィに狙いを定めた時それよりも先にナツがローグを殴り飛ばす。そして狙われているのはルーシィだと分かり、ローグをナツに任せこの場を離れた。
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目立つといけないため再降臨も解き金時にも1度戻ってもらいフウカ達は何とか外へと出た。しかしその場所はちょうどエクリプスの扉がある所でその場にはヒスイ姫や大臣の姿もあった。草むらからその様子を見ていた時鎧をきたアルカディオスに見つかる。あいつこんな所にいたのか!なんて気持ちもわくが事情が変わったと言い今回のことをこの場で1度謝罪する言葉と大魔闘演武 優勝おめでとうございます。と言う言葉に消えていく。「優勝!!」「皆さんやったんですね」とりあえず作戦事態はどっちも成功したのかな…。とほっと一息着いたフウカ。そんでルーシィが何故ドラゴンが来る前に扉を開けるのかとかアルカディオスが未来のルーシィの事を聞いて殺されてしまったことを話したりだとかを話したりする。ウェンディが本当に1万のドラゴンを倒せるのかを聞けば、確実…とまでは言えないけれど最悪の事態に備えて陛下が何か策をねっているはず。と策の内容は知らないもののこの国の王もこのエクリプスの事に関与しているのだから無関係な街の人達は巻き込まれないだろうと安心する。そしていよいよ扉が開きこれで未来のルーシィも報われるとウェンディが言ったその時ルーシィが何かに気づいたかのように前に出る「扉を開けちゃ……ダメ……今すぐに扉を閉めなきゃ……」扉を閉めて!と叫ぶルーシィに突然どうしたのかと思う反面あのローグが話していた扉が閉まるという言葉を思い出す。けれどルーシィとヒスイ姫のやり取りを聞いてもしかして、と嫌な考えがよぎる。それはルーシィと同じ答えで、あの扉は400年前と繋がっている。突然地響きが響く。吹き飛ばされそうな風に耐えエクリプスの開かれた扉へと視線を移す。大きな影、大きな鱗……「扉からドラゴンが……」400年前から出てきたドラゴンの咆哮に地面は割れフウカ達は吹き飛ばされる。しかもその腕を下ろせば地面は割れその威力は街を切り裂く。アクノロギアもそうだったがやはり威力は人間の想像を超える。扉から更に2体、3体、4体……。ルーシィは唖然としてその様子を見ているヒスイ姫に扉の閉め方を教えてもらうと急いで扉の近くにあるレバーへと向かう。炎を纏ったドラゴンの咆哮でまた吹き飛ばされそうになるルーシィをフウカとウェンディが急いで支えて何とか建て直しルーシィはレバーへと手を伸ばす。何故ドラゴンが扉から来るのかと聞くウェンディにルーシィはこれに気づいたのは自分ではなくずっと調べてもらっていた精霊で、この扉はゼレフ書の魔法と星霊魔法が合わさった装置だと話す。そして本来なら時間移動だけできるはずなのに今日は月蝕だったため魔法を狂わせ400年前につながってしまった。その説明をしながらレバーを引くが星霊魔道士の力が足りず扉が閉まることはなくまた新たなドラゴンが姿を現す。そこへタイミング良くユキノとミラが駆けつけ2人の星霊魔法の力で何とか扉を占めることが出来た。けれどドラゴンは7体も外へ出てしまった。そんな中ナツと対峙していた未来のローグが姿を現す「よく聞け愚民ども、今より人の時代は終わりを告げる。これより始まるのはドラゴンの時代」操竜魔法を使うことの出来るローグはここにいる魔道士を皆殺しにしろと命令をし自分はそのドラゴンのうちの一体の背中へと乗る。そしてここは任せたとウェンディ達が地下であったドラゴンに指示を出すと空へと飛び立った。そんな時ナツの声が辺りに響く、7人の滅竜魔導士が7体のドラゴンを倒せ、ドラゴン狩りだ!と。