流れ
いい所の家に産まれたフウカ。この時は本当に普通で魔力とかも特にないしこのまま何もなく成長してたらギルドに入らず良い所のお嬢様になってたぐらい。
↓
からの突然の行方不明。良い所の10歳のお嬢様が行方不明だから結構色んな所が探しに出たし、その地域では大騒ぎになったし、フィオーレの新聞でも顔写真付きで記事が載った。でも誰がどう探しても見つからないし、形跡がない、目撃情報もない、全てが謎。それもそのはず。だってフウカは普通の人間じゃ見ることの無いもの達に人が立ち入らない森の奥へと連れ去られていたのだから。それでそこでフウカは妖達に頼まれて1つ返事で知恵の神に。そっから約2週間顔合わせ的なことやったりお話したり神様とあってビビったりして過ごして、帰宅。というか夜人気のない所の木の下で寝かされてた。それを元々会議かなんかで集まろうとしてたマカロフと数人のギルドマスターと魔術協会が発見。それでお、女の子が寝てるぞ?って少し警戒しながら近寄ったら全員びっくり、その女の子は今世間を騒がしていた行方不明の子で更には右目と左足から大量の血を流し、左足に関しては膝上から下が無かった。しかも当人は痛みとかそんなもの関係なくすやすや。
↓
マカロフ達がこれは一大事!って感じで急いで病院に連れてって数人の職員は両親に知らせるために走っていき、ギルドマスター達はマカロフが代表として残ると言われ心配ながらも帰宅。それで手術というか軽い処置を受けた女の子は病室で寝かされて、マカロフは彼女の右目もない事を知らされる。こんな小さい子に誰がこんな惨いことをと怒り心頭。妖怪達です、はい。それで女の子の目が覚めてマカロフと残りの職員は女の子に何があったのかと聞くが当のフウカは何も無い空間から突然現れた自分にしか見えない狐のような犬のような兎のような生き物を見てなるほど、って理解してちっちゃく「等価交換にしてはこちらのたいかが安すぎる気が…」なんて呟くもののそれはマカロフにしか届かない。マカロフはもちろんその言葉に疑問を持つがフウカはそんなの気にしない様子で笑う。「何も覚えてません」その言葉にその生物は静かにフォウと鳴いた。
↓
その後両親と対面。でも残念なことにこの両親は子供よりも世間体って感じだからフウカの姿を見て「お前はもう家には置いておけない」だの「その見た目じゃあ恥ずかしくて一緒に歩けない」だのボロくそに言っちゃう。それで聞いてたマカロフ達も驚くし、それが親が子に言う言葉か!って怒るけど両親は耳を貸さないし、フウカの方もだよね、って今まで両親と暮らしてきてそう言うと思ったなんて考えてたから心の傷はさほど深くなかった。勘当を告げた両親が帰って静かな部屋に戻ってフウカが1人これからどうしようかなって呑気に悩んでた時マカロフがギルドに誘う。それでフウカもお金が稼げるしギルドだったら自由に動けるって考えて了承。フェアリーテイルへ………の前にポーリュシカさんの元へ。それで向こうは最初マカロフを見てまた来たのかい?みたいな目をするんだけどその後ろで車椅子に乗ったフウカの姿を見て愕然。だってまさかたった10歳の子が左足を失って更には右眼もないだなんて想像できないもの。マカロフから話を聞いて早急に義眼と義足を用意。魔法で義眼を通して景色を見ることが出来て義足もパッと見普通の足みたいになる。そっから何日かのリハビリをして普通に歩けるように。
その流れを妖達とかが見ててフウカ的にはおいおい見せもんちゃうぞ状態。でもみんなおひい様のことが心配なんです。で1ヶ月に一度はここか他の病院で検査するようにって言い渡される。それで義足でまだ不安定だろうからってここで杖を入手。やっとこさ今度こそフェアリーテイルへ。
↓
入ってからギルドでも話しかけてくる幽霊達と話したり、知恵の神として問題事が起きた時どこかへふらっと消えてしまったりしちゃうんだけど、これって他の人から突然独り言を話し初めて突然消えるから不思議ちゃんだと思われたりあの事件があったことは知ってたからそのせいで心が病んじゃったのかもって同情したりする人達。でもその中でマカロフだけは何かが引っかかるとあの時の疑問を含め思っていて、ある日フウカを別室に呼んでついにそれを聞いちゃう。それでフウカはどうしよう…って少し考えるけどマカロフはいざと言う時の口の硬さもあるし信用もしてるしでそれぐらい話しちゃっていいか!ってあの2週間の事を話す。知恵の神なんて生まれてこの方聞いたことがなかったからちょっと半信半疑で「お主には何が見えている?」って聞いたらフウカが近くにいたフォウくんとか妖とかに姿を見せてってお願いしてそれ等が姿を現す。「彼等です。とても頼りになるんですよ」ニコニコと話し、白い幻獣を撫でて物の怪に話しかけるフウカにマカロフは信用せざるおえなかった。んで、この事を世間に広めたら色んな人が神とも話せる彼女を欲しがり下手したら戦争になるのではって予想出来ちゃってこの事はとりあえず秘密にするよう説明。んでその後は何故かフウカとマカロフしか認識出来ない知恵の神としての依頼書が同じ掲示板の端に貼られててフウカはこれを主の仕事としてこなしていくって流れ。
↓
フウカが入った時はまだギルドにナツもグレイもエルザも居なくて同い年といえばラクサスしかいない状態。でもラクサスはこの時体が弱くてよく熱とかひいちゃうからマカロフの配慮(お互いお友達に慣れればな〜みたいな)でお見舞いとか行ったりしてじわじわと仲良くなる。それであまり外に出れないから暇だっていつも話してたから1人寮で何か暇つぶし…って幼い頭でめちゃくちゃ考えてそれでいつも一緒にいるフォウくんが大丈夫かって鳴いて、その姿に触れ合い動物園を思い出すフウカ。「フォウくんお願です!」「フォ〜……」「あの街のケーキあげますから〜」「フォフォウ…フォウ!」しょうがないな、ってため息をプラスして了承してくれるフォウくんにありがとうございます!とよしよし。フォウは知恵の神に甘かった。そして翌日いつも通り見舞いに行くフウカ。ラクサスもずっとベッドの上でゴロゴロするのも暇だったからフウカの姿を見て笑顔を浮かべる。それでフウカがいつもよりニコニコしてるからなんだろ?って首を傾げて、フウカはその姿にふふんという声が聞こえそうな笑顔で「ちょっと見てて!」って言うと魔法は使えないものの使える振りをしていつも着いてた杖を振る。するとそれに合わせてフォウくん登場。何も無い空間から出てきた見たことの無い白い生き物にラクサスはびっくり。「どうしたのこの子?」「んふふ魔法で出してみました!」フォウくんを抱えるベッドの端に座ってラクサスに見せて触って見る?って聞くけど向こうは初めて見る生き物でもしかして怖がって噛んできたりするのかな…?とか考えちゃってなかなか手が出せないんだけど目は触りたいって気持ちと興味でキラキラさせててそれにフウカも気づいてたからフォウくんは怖くないよ!ってラクサスの手を握ってフォウの背に触れさせる。最初は驚いていたラクサスだったけどフォウくんは知性的生き物だから大人しくしてるし見た目以上にふわふわしてる毛並みに恐怖心が消える。それでその後は2人でフォウくんを撫でたり今度は2人と1匹で散歩に行ってみよう!とかお話して一日が終わる。それとラクサスはフウカが義足義眼である事とかは知らない。
↓
そんな感じで毎日ラクサスと遊ぶか知恵の神としての仕事をこなすか普通の仕事に行く…って感じで過ごしまくって数年、グレイ(10歳)とカナがこの辺りでギルドに入ってるしラクサスが少し反抗的になってくる。(多分ラクサス15歳、フウカ13歳)
知恵の神の相談とか依頼って妖精とかなら昼なんだけどやっぱり物の怪とか妖怪になってくると夜が多くなってくると思うのね、それでいつも夜遅くにマグノリアに帰って来るんだけど今日はまた一段と遅い時間の中、街頭の下を杖をつきながら帰るフウカ。時間帯のせいで活気のある街なのに人が全くいない夜道を歩いてる時、聞きなれた声で呼び止められて後ろを振り向けば仏頂面をしたラクサスが街灯の下に立っててフウカが思わずラクサス?って小さく呟く声と共に動いてフウカの前へ。「こんな時間になに1人でほっつき歩いてんだよ」「…仕事だよ。今終わらせていたの」知恵の神の話はマスターとの秘密だった、ってちょっと考えたあと当たり障りない感じで嘘と本当を混ぜて話す。それで何故か流れで一緒に帰ることになっちゃうんだけど、昔とは違い少し難しい年頃になったラクサスとなんて話したらいいかわからずにほぼ無言のまま。その空気に少し気まずさを覚えたり、昔はあんなに素直で可愛い感じだったのに何がどうしてこうなっちゃったんだろ…なんて思ったりするフウカ。でも今は今でいいんだけどね。それで気づいたら女子寮の近くで、アレ、ラクサスの家ってもうとっくに通り過ぎた気が…!って今更気づいてわたわたしながらラクサスの方を見るんだけど向こうは見知った女子1人夜道を歩かせるって事とフウカが他の人よりも何処か浮いていてそのまま飛んで行ってしまいそうな雰囲気を持った子だったって事で声をかけた時から家の近くまで送ってこうって決めてたんだけどそれを本人が気づいてわかり易すぎる態度で慌てられると何か気恥しさとかが湧いてきちゃう。顔もその気持ちに合わせてなんか熱くなってくるしこんな顔こいつには絶対見せたくないって気持ちでフウカの顔を掴むように覆う。でも実は結構ガバガバで夜目に慣れてたフウカからしたらその少し赤くなった顔とか恥ずかしさを隠そうとする態度とかで察し。「えと…ここまで送ってくれてありがと」「別に…」顔をフウカから背けると同時に手が離れて、変な所で寝るんじゃねぇぞ。なんてぶっきらぼうな声と共にラクサスは来た道を戻っていく。変な所で寝るというのはフウカ自身よくわかってないが知恵の神となってから何故か雨の日は眠気を誘い、ギルドの中は勿論外のベンチや木の下でよく寝ていたのだ。それを見てきたラクサスだからこそ出る言葉でフウカは流石に寝ないよ。と返しつつその背中を見送る。そして慌てて自分の部屋に戻りドアに寄っかかるようにしてズリズリと地面に座り込む。ラクサスが帰るその間ずっと高鳴ってた心臓とあの顔を思い出して、フウカの顔も赤くなる。思わず頬に手を当てその熱を冷まそうとするものの意味は無い。フウカは彼に恋をしてしまった。自覚するとそれはストンと心に落ちてフウカはこれが恋…!と衝撃を受けつつ膝を抱え、そしてその姿を物の怪達が発見して何処か調子でも悪いのかと大騒ぎになった。
↓
そこからまた数ヶ月後、今度はエルザが入ってくる。
知恵の神としての仕事でギルドを離れてる間にフウカより歳が下っぽい新しい子が入ったってよくギルドに居座ってるこだまから話を聞いて少しわくわくしながら神様達の話を聞いたり妖精達と雑用っぽい事をこなす。終わった後におひい様にお礼です!って感じで妖精達から木苺とかベリーとか森の木の実を貰って心からにっこり。妖精さんありがとうございます。それで帰って来れたが結局その話を聞いてから数日経った時くらいでギルドの中でその新しい子を探してたら隅で一人でいるのを発見。おぉ!鎧来てる。魔道士で鎧を着てる人なんてあまり見た事なかったから少し驚き。あとなんか他の人よりも黒いものを背負ってるのが一瞬見えてそれも驚き。やっぱここに来る子達は皆何かを背負ってるな〜。そのまま近づいていってこんにちは、って声をかけるんだけど反応無し、それで不思議に思ってたらカナがフウカに耳打ちでこの子いつもこんな感じなの…ってグレイとの一悶着も含めて教えてくれる。なるほどなぁ…なんて思いつつめげることは無い「私はフウカって言います、貴女の名前はなんていうの?」「………」「…せめて名前だけは教えて欲しいな、もしもの時とかに貴女の事をなんて呼んだらいいか分からないし」ね?と笑顔を浮かばせる。テーブルやフウカの周りで「エルザ!」「おひい様この娘はエルザですぞ!」と物の怪達が教えてくれるがここは聞こえないふり。だって自分を表す名前は本人の口から聞きたかったから。少し待っていれば向こうは諦めたように小さく口を開く「……エルザ。…エルザ・スカーレット」「そっかエルザか。よろしくね」名前ゲットー!と喜びつつそのまま上手いこと話が出来ないかな〜って思って「今日はいい天気だね」とか「東の森ではそろそろ白い花が咲くみたいだから見に行くといいよ」とかエルザは相槌すら返さないもののそれを気にすること無くフウカは話し続け、エルザの代わりにフウカの肩に乗っていたフォウや周りにいる物の怪達が相槌をうったり言葉を返したり、何も反応しないエルザに「おひい様の前で失礼だぞ!」って怒ったりわちゃわちゃしてるため独り言のようになっていても気にならない。それでそのままフウカが一方的に色々と話してた時近くの花畑に住む妖精が相談に乗って欲しいと駆け寄ってくる。フウカは一旦話を止めると妖精へと顔を向けその内容を聞くと「分かりました、先に行っていて下さい」と返した。それで妖精がギルドから出るのを確認しつつそういえばエルザと話(一方的な)をしていたんだったと思い出して顔を戻せば少し呆けた顔。それに100パーセントの心当たりを感じて初対面でやっちゃった…!と焦りつつも時間は戻らないためせめてもとあの時妖精から貰っていた木の実が入った2つの小袋のうち1つをエルザの前に置く「えっと、自分から話しかけたのに色々とごめんね…お詫び、って言ったらあれだけどこれあげる」「……これは…?」「木の実。まだ食べてないけど味は保証するよ、なんて言ったって妖精がイチオシしてくれたものだからね」フウカ達の話を聞いていたグレイやワカバ達からなんだよそれ!と笑われるが実際本当のことを言ったまで、また今度お話しようねとエルザに笑顔を見せるとフウカは駆け足でギルドを出ていった。
風のように去っていったフウカに着いていけず残された小袋に入った木の実を不思議そうに見つめるエルザにカナ達はあれはいつもの事だから気にしない方がいいよって説明する。だって周りはそれがフウカのまだ治ってない悪い癖みたいなものだと思ってるから。それでエルザはなんかフウカに対して不思議な人だなって感じて、家に帰ってからフウカに貰った木の実を少し食べた。
↓
んで次の日とかにまたフウカからから見に行ってまた一方的な話をして、そこでふとエルザが眼帯をしてる事が気になっちゃう。「右目怪我してるの?」「………」「…ごめん、これはあまり聞かれたくないことだったか」表情と背負ってる黒いもので察しが着いちゃうフウカ。でもせっかく可愛い顔してるのにそれが隠れてるなんてもったいない!なんて思ってる子だから声を小さくして今度は内緒話しみたいに話しかける「ね、マスターと一緒にポーリュシカさんの所行っておいで。あの人の技術は凄いからきっと良くなるよ」「……ポーリュシカさん?」「そう、妖精の尻尾の顧問薬剤師。性格は少しだけ難ありって感じだけど腕は凄くいいよ」まぁ私は別の事でお世話になってるんだけどね、って付け足して説明するフウカにエルザは少し首を傾げる。だって目の前に座ってよく話すフウカの姿はどこをどうとっても健康そのものに見えたから。その疑問にフウカは気づいて周りがこっちを意識してないのを確認してまた小声で話す「私もね右目を怪我してるの。皆には内緒だよ?バレたらうるさい人達がいるから」「怪我?全然そんな風には見えないが…」「そこはポーリュシカさんの力でどうにかしてもらってる」「もう大丈夫なのか…?」眉を8の字にして心配そうに聞くエルザにやっぱりこの子根は優しい子じゃん!なんて思いながらこっちも8の字「治ってない…というより一生治らないかな。私自身は気にしてないけど」「…そうか」「でもエルザは治るかもしれない、だから行っておいで。これは先に目を怪我している先輩からの助言です」眼球その物がないなんて事は今のエルザには酷だしそれが周りに知れて大騒ぎと同情の嵐になるなんてことはいやだったし、実は知恵の神になるための代償だから厳密に言えば怪我じゃないんだけどねとかそこそこの事を隠しつつでも全てが嘘じゃない事を話す。それでその後はぽつりぽつり話すようになったエルザと会話して昨日くれた木の実が美味しかったって言われてこれはあの妖精達にお礼をしなくてはと思いつつ口にあって良かったって笑うフウカだった。それで数日後ポーリュシカさんのおかげで目が治った事をエルザから知らせてくれたりしてなんだかんだ仲良くなる2人、フウカは友達!って思ってるけど向こうはこの人少し変な人だけど周りでマスターの次くらいに頼りになる人って位置付けでお姉ちゃんって思ってるとこがあるけど仲良しには変わらないはず。
↓
その後はナツが入ったりミラが入ったりしてラクサスがS級魔道士になって、って感じ。
エルザと仲良くなれて嬉しい!って思って数週間後とかにナツが入って騒がしい奴が入ってきたなって少しげんなりしてるラクサスにそうだね〜って返するだけど意識はどこか上の空。それにラクサスは気づいて「どうした」って眉を顰めて聞くけどフウカは今自分が不思議に思ってることを聞いても多分意味ないなって思ちゃう。だってアレはフウカにしか見えてないみたいだから「何でもない」「……」「え、何その疑いの眼差しは」「別に」「ほーん、ふーん」「うぜぇ」何故か少し食い下がってきたラクサスに首を傾げつつ少し面白がって返す。機嫌を損ねたようにヘッドフォンをかけて目をつぶったラクサスにその姿もかっこいいとか乙女心を湧かせつつナツを見る。周りには見えてない赤いなにか。その何かはイグニールの魂みたいなもので形をドラゴンのような姿に変わると未だ見続けるフウカを見返す。あの人間は自分のことを認識しているのか…。って。お互い面識もくそもないけどフウカはあれがナツが探してるドラゴンか…でもなんでナツの中にいるんだろ?って思うし、イグニールはあれが噂の知恵の神か…ってナツの中にいる間他のドラゴンから聞いた存在を確認。それでそっからなんやかんやでイグニールがなんでナツの中にいるのかとか聞かされて、この事は誰にも言わないようにと言われる。フウカはこんなこと聞かされなかったらナツにこの事を話そうと思ってたけど内容を聞いてからはナツが会いたがっている感情とイグニールの気持ちを天秤にかけてイグニールの方が重要だと感じたため秘密にした。どんどん秘密が増えて心が痛くなるフウカ。
んで次はミラ達が入る。物の怪達が混ざり物が来たって騒ぐからその三兄弟に目を向ければ確かに長女のミラが悪魔の力を取り込んだ形跡が見えて納得。「次は私かもしれない…!」「おひい様あの者をどうにかしてください!」「そんな心配しなくても大丈夫ですよ」ミラは悪魔は見えても物の怪達は見えてないみたいだし。あと顔が可愛い。って私欲満々で大丈夫って言ったけど実際心配ご無用だった。それでリサーナやエルフマンと仲良くなれるしミラとも仲良くなるけど良くあさっての方向を見たりぼーとしたりしてるフウカにこいつ大丈夫かよって変な心配を良くされるようになる。
ラクサスがS級魔道士になって少し距離が遠くなるかなって思っちゃうフウカ。だってフウカは魔力の代わりに霊力を持ってるような人間だから攻撃魔法とかはポーリュシカから貰って妖精達が弄った杖がないと出来ないからこの先S級になる可能性はゼロに近い。だから好きな人との絶対的距離を感じてちょっとしょんもりするんだけど向こうは特に何の変わりなく接してくるし、いつも通りな感じだからフウカの中で自分は結構ラクサスと仲のいい方の立ち位置にいるのではって嬉しくなる。んでそこから少したってなんかラクサス親衛隊の雷神衆っていうのができてて驚く。いつの間に!雷神衆はフウカに対して不思議っ子みたいな印象を持ってて、ラクサスの性格からしてそういうタイプは嫌いな方では無いのか?って不思議がる。それでもし無理やりラクサスのそばにいるんだったら俺達が…!なんて思いながらフウカと接し始めるんだけど想像してた不思議っ子と違ってたまに誰もいない所を見るとか話すとか以外はいつもはしっかりしてるし、周りをよく見ている人間だからこいつは一体なんなんだ?って疑問が増える。でも過ごしてるうちにフウカがあまりにも無害すぎる人間だしむしろこっちが彼女に対して害を与えてしまうのではないかって心配が増えてくる。あと目を離した隙にどっかに消えてるからめちゃくちゃビビる。子供が迷子になったみたいな。だから警戒心みたいなのを作ってる自分たちがあまりにも馬鹿らしく思えてそういうのが消えてった。そっからギルドであまり関わり合いの少ない雷神衆がラクサスとか抜きで唯一普通に仲良いのがフウカ。みたいな感じに。で、当の本人はラクサス親衛隊らしいし仲良くしたいな〜!って思ってたのに最初なんか猫並に警戒心バリバリあって初っ端から好感度マイナスだったから軽くショック受けてた。でも今仲良くなれたからOKです!
↓
ある時ひょんな事からフウカ自身に魔力がない事を知ってしまったラクサス。
本当にひょんな事で、ラクサスが街をぶらつきながらギルドに戻ろうとしていたらたまたまフウカと合流。そっから帰るところは一緒だしって事でラクサスは少し嫌々ながら2人でぶらつく。それで途中でフウカとちょっと仲のいい質屋のおじさんに声をかけられてこの水晶玉、魔力で形が変わるらしいからちょっとやってみてくれないかってフウカに渡すんだけどフウカは元々魔力持ってないからいつまでたっても反応無し。「うーむやっぱり古いから壊れてるんかねぇ…」「多分違うと思います。もしかしたら私と相性が悪いのかもしれないですね…」そんなやり取りを見てたラクサスがフウカの手からそれを奪って魔力を加えれば形が丸から鳥に変わる。それで壊れてなかったって喜ぶおじさんと別れてフウカ的にはちょっと気まずくなる。(気づかれちゃったかな……いやでもそんな簡単に分かるはずはないはず)もんもんとさっきの事を考えていればラクサスに名前を呼ばれて思わず立ち止まる。どうしたの?って聞く前に手に持ってた杖を奪われて、それで今までフウカの魔力だと思っていたものが杖の魔力だったことに気づいちゃうラクサスとやっぱり気づかれちゃったフウカ。「魔力持ってなかったのか」「…バレちゃった」「バレちゃったじゃねぇよ。魔力もねぇのに何でギルドなんかに入ったんだよ」ちょっとおちゃらけてみても向こうは真剣そのもでフウカは改めてなんて話そうか考える。マカロフとのやり取りは話さない方がいいかなとか。で結局、嘘八割くらいぶっ込んでギルドにいる理由を話す。親が死んでどうしようかと考えてた時にマカロフに会って、ギルドに誘われてお金を稼いでる。みたいな。それを聞いたラクサスはそれが何となく嘘なんじゃないかって気づいて本当の事を言えよって問い詰めたくなるんだけど、ここで別に自分がフウカのことを知ったって何の意味もねぇだろ。って思い留まってもやもやした気持ちには気づかないままその嘘を表面上は受け入れてギルドに戻る2人。一瞬でも意識したせいでここら辺を境にちょっとフウカに対して思う所が増えてく
↓
ギルドにいる人達は大体が優しいしフウカと同じ空間によく居るから偏見みたいのは持たずに普通に接してくれるけど街の1部とか子供とかはそうは行かないわけで本人のいない所とか離れた所でこそこそ話すわけよ。物の怪を通してバレバレだけど。それでラクサス狙いの女の子達とかは特に気に入らないわけでラクサスに媚び売ると同時にフウカの悪口をベラベラ言いまくっちゃう。「あの子は頭がおかしい」「何もいない所に話しかけるなんて普通じゃない」「ラクサスも一緒にいたらそう思われちゃう」みたいな。でラクサスはそれに対して昔からあいつと一緒にいるのは俺なのに何わかった振りしてフウカのこと悪く言ってんだ。みたいな気持ちが湧き出て魔法とかは使わないもののもうこれ以上口を開くなってひと睨みして周りを縮こませる。フウカは確かにそういう所はあるけれど普通なんだって。でそっから数日1人で街を歩くフウカを見つけて、いつもならスルーするんだけど女達にあんなこと言われた後だったから何となく感じ続けていた違和感のようなものを取り除きたいがために後をこっそりついて行く。それでたどり着いたところはちょっとした路地裏の誰もいない跡地。なんでここに?って不思議がってたらなんかフウカが1人で話し始める(またあの癖か…)最近あまり見なかったから治ったのではないかと思っていた。でもそれはいつもと違って一言二言で終わらないし本当に誰かと喋ってるように間をあけるし、楽しそうに笑う。内容は全て耳に入ってこないものの森の花の話だったり天気の話だったりこの状況じゃなければ他愛の無いもの。でもラクサスはフウカが1人跡地で楽しそうに1人話してる姿を見て初めて不気味だと感じちゃう。そこでハッとしてこのままここにいたらあの女達みたいな目でフウカを見てしまいそうでその考えを振り切るようにその場を去った。(なんで1人事が少なくなったかと言うとフウカが周りが自分のことをどんな風に思ってるか知ってたし、変な人扱いはやっぱり年頃的に気になるから周りに誰もいない時に話そうねって物の怪達と約束したため)
でも何日たってもやっぱり1度感じたものは拭いきれなくてフウカが1人でベンチに座っているのを見つけてそこに近寄る。んで最初はフウカの方も好きな人から久しぶりに近づいてくれた!とかバチくそ喜びまくってたんだけどぽつぽつ話してく内にラクサスがなんか別の事を話したそうでその気持ちが止まる。それで2人の間に少しの間ができた時ついにラクサスが「あの癖はもうやめろ」って話し出す。一瞬あの癖?って疑問を持つけど物の怪達と話したりするやつかってすぐに思い浮かぶ。でこっからお互い譲れないものがあるせいで押し問答みたいになっちゃってついにラクサスが切れて「お前と一緒にいるこっちが恥ずかしいんだよ!」って怒鳴っちゃう。その言葉に目を見開くフウカに気づいてここまで言う気はなかったと我に返る。本心からそう思ってるはずがなくてこの言葉は昔から一緒に居た筈なのにそんな自分がフウカを周りのやつと同じ立場で不気味に思ってる事が嫌だったからそんな苛立ちみたいのも含まれてるやつだった。でも意地とかそういうものが邪魔して謝ることなんて出来ないしフウカから目を逸らしちゃった。で、フウカの方はいつかこう言われるんじゃないかって予想してたし、した上でやっぱり知恵の神としての役割は絶対に捨てたくないと思ってたからこう言われるのはしょうがないって感じちゃう。それほどフウカの中で知恵の神っていう立ち位置っていうかそれで繋がれる関係とかが大切だった。でもやっぱり好きな人から言われるのは辛い。両親からよりも断然辛い。(…夢を見すぎちゃったかな)見えないものが見えて話せるような人の理から1歩外れたという自覚が少なかったのかもしれない。ラクサスの後ろやフウカの周りでこの会話を聞いてた物の怪達やフォウがめちゃくちゃ怒って取り憑こうとしたり襲おうとしたり唸ったりしているのを見てフウカは持っていた杖を強く地面を叩く。(人に危害を加えようとするのはダメですよ)そんな意味を込めて。結局自分の酷い失恋よりそっちを優先してしまう辺りフウカは自分の事に疎すぎた。カンッ!という音に思わずラクサスと物の怪達がフウカを見る。フウカはそのまま立ち上がって杖を持ってない手でスカートの裾を掴んでお辞儀をする。「貴方にそんな嫌な思いをさせていただなんて気づかなくてごめんなさい。…もう近くには寄らないから安心して」きっともう彼は私の顔も見たくないだろうと勝手に思って顔をあげると同時に後ろに振り返ってその場を去り、フォウ達もその後に着いていく。ここでラクサスがすぐ引き止めて謝るか、フウカがもう少し普通の少女のように自分の感情を大切にしてたらここまで拗れることは無かった。んでそのまま無意識に森の中へ。そこでフウカが失恋したと物の怪に聞かされていた妖精に慰められたりその場にいた神様に「知恵の神の役割も大切だけど君の感情も大切にして」なんて言われたり。でもフウカは知恵の神になる前の親の教育とか接され方でこの先もあまり自分を大切に出来ないし、物の怪達のいる空間が好きだから今回の恋で最後にしようって思っちゃう。そういう所だぞ。そのあとはフウカが知恵の神としてラクサスに何もしないようにって報復に行きそうだった物の怪に言い聞かせたり、ラクサスとあまり顔を合わせないようにしたり、そのせいで皆から喧嘩したのかと心配されたりする。でも多分この喧嘩?はフウカが知恵の神のことを話すか、ラクサスが不気味な部分を含めて受け入れないと元には戻らない。つまりどっちも悪いし、どっちもしょうがない。それでそのまま数週間か過ごしてたらラクサスがマカロフと大喧嘩したことを人づてで聞いたりする。
↓
原作介入