トットットッ
タンタンタン
トットットッ
タンタンタン
トットッ
タンタン
「…ラクサスってリンカさんの事目にわかるくらい大好きですね」
「でしょー?たまにわかりやすい時あるのよね」
「わかりやすいって言うか…丸わかりな気が…」
リンカが動けば彼女に合わせてラクサスが動き、また彼女が動けばそれに合わせて動く。あまり見ることが出来ないであろう、なかなかに面白い光景だった。
「一定の距離を保って動くってカルガモの親子みたいね」
「これナツ達がいなくて良かった」
ちょこまか動いていたリンカがギルドの端にあるテーブルに座ったのを確認してラクサスは彼女の隣を気まぐれを装おるように陣取る。どうやら2人とも自分たちの定位置を決めたみたいだ。
「これでリンカがラクサスの行動に気づいてないって言うのも面白いわよね」
「…確かに」