「待って、ちょっと待って何言ってんのか分かんない」
「やだ」
「何で?」
「他に便ないの?」
「秋山さんは八月出発なのに」
今までのさつきからは想像もできない聞き分けのない不平の連続に、広瀬と秋山は唖然とした。
広瀬がその顔を覗き込もうとすればふいっと逸らされて、横顔から覗く口元は完全にへの字になっている。
(これはどうしたもんか)
そう思いながら、とりあえずと広瀬がさつきの肩に触れようとした時。
「……一ヶ月あるって言ったじゃん……」
こちらを見ない瞳は揺れているし声は消え入りそうで、広瀬は両手で顔を覆って蹲りたくなった。
心の中は罪悪感で真っ黒だ。
良かれと思って辞令から出発までの期間を予告していたのが完全に裏目に出てしまった。
ごつっと無言で秋山が背中に拳をぶつけてきたけれど、広瀬からは文句のひとつも出なかった。
広瀬が悪い訳ではないので理不尽ではあるのだが。
広瀬にだって言い訳はある。
だって辞令が出た六月二十六日から二、三日後に「お前の出発七月十一日な」なんて言われるとは思わないじゃないか。
海軍省の廊下、副官に呼び止められ世話話の気楽さで告げられたのがそれで、連れ立っていた財部の顔がひくついていた。
「七、七月十一日?」
思わずどもる。
今いつだと?六月末ぞ?今日と明日で六月は終わるんだが?
「まだ十日はあるな。余裕余裕。出発は長崎、義勇艦隊に乗ってくれ」
「……義勇艦隊が来ているんですか」
いきなりの宣告に驚いている内に利用便まで告げられてしまった。
義勇艦隊 ―― ロシアの民間の有志で作る艦隊が来日している、と。
それは渡露には確かに好都合だが、十一日発なら遅くても十日には長崎入りだ。
ギリギリまで出発を延ばしても七日頃には東京を発つ必要がある。
「うっそだろ」
言うだけ言ってさっさと行ってしまった副官の後姿を見送りながら、呆気に取られた同期が零した。同感だ。
海軍は人使いが荒い組織ではあったがこれはあまりにも無慈悲だ。
「帰ったら荒れるぞ」
「……そうか?」
財部がぼそりと呟いた。広瀬に聞こえる程度の小声で。
その上ご愁傷様と付け加えられ、広瀬は首を傾げてしまった。
海外渡航は突発的事項ではない。
今まで幾度となく秋山とさつきとで話題にしていたし、そもそも別離自体が既定路線。
だから今更と言えば今更だった。
それにさつきの割としっかりした部分も見てきた広瀬には、これで彼女が荒れるか?と思うのが正直なところで。
(荒れる……)
思いの外早くなった広瀬の出発にさつきは驚くだろう。驚いて、その上で、
「惜しんでくれると思うが……」
荒れるところまで行くだろうか。
そう言った途端財部が眉を顰めた。
「お前……ちょっと来い」
「お、おい」
腕を強く引かれて無人の会議室へと放り込まれる。
座れと言われて椅子を引けば財部が隣に陣取り、こちらに体を向けて足を組んだ。
そして一際大きな息を吐き出すと口を開く。
「あいつがしっかりしている事と、突然目の前に来たお前の渡航をあいつがどう感じるかは別の話だ」
真正面から言い放たれた言葉に広瀬は、あ、と小さく口を開けた。
「鳩が豆鉄砲食らったみたいな顔するなよ」
間の抜けた表情に財部がくつくつと笑ったが、顎をさすりながら一呼吸置いて。
「今日言って来週出発はいくら何でも酷いよなあ」
「……ああ」
「お前と如月には尚更じゃないか?お前らの関係を考えたら、いきなり一週間後に『ハイさよなら』は流石に厳しい。それにあいつにとっては”広瀬の出発”というより”広瀬との別離”だろう。しかも離れたらもう会えないんだ。本当に冷静でいられると思うか?」
思わぬ問いに広瀬は黙り込んだ。
出会ってから今まで、自分たちはかなり仲良くやってきた。
今ではお互いに多分に情の籠った、当て嵌まる言葉がちょっと見当たらないような関係になっている。
ただ彼女が自分たちの特別であるように、自分たちが彼女の特別である事は疑いようのない事実だ。
その上辞令から出発まで一ヶ月と告げたのは外ならぬ自分で、彼女だってそのつもりでいただろうに……十分な時間もないまま広瀬は東京を発とうとしている。
財部の言う通りだった。
これで「荒れるか?」は確かにいくら何でも薄情だ。
「もう少し考えてやれよ」
ここにはいない女への労りが籠る財部の声音に広瀬は素直に頷いた。
(これは肯首せざるを得んな)
内心で親友に感謝しながら、無神経な言葉を吐いてさつきを無用に傷付けずに済みそうだと胸を撫で下ろしていると、「広瀬」、名を呼ばれる。
話にはまだ続きがあるらしい。
「ただ来週出発と聞いて動揺しても、如月はそれを見せないようにすると思うぞ」
「え?」
意図せぬ方向に転がった話に広瀬はどういう事だと先を促した。
「そうしないとお前らの邪魔、負担になるとあいつは考える」
「は?邪魔?なんで……邪魔だなんてそんな事、」
さつきの感情の揺れをそんな風に思った事はない。
そこまで答えた時、広瀬の頭を過ぎったのは新宿での騒動後の待合茶屋、さつきが自分を未来の人間だと告げた夜の事だった。
あの時、色々な話をして色んな話を聞いたが……
さつきは自分にはできる事がないからふたりの邪魔にだけはなりたくないとか、ふたりの為になるのなら何だってしたいとか、そんな事を言っていた。
生きている時代が違うから、なんて事も口にして。
広瀬も秋山ももちろんそんな言葉は否定したし、自分たちの関係が最早ギブ&テイクとか恩返しとか、そんなものではなくなっているとも伝えた。
さつきの存在は邪魔でも迷惑でもないのだとも、伝えた筈だ。
その上で勝手に出て行かないという約束までさせて。
彼女の目を見て、きちんと告げたのに。
それが……
「伝わって、ない」
これが項垂れずにいられるだろうか。
口を突いて出た声は地を這うように重い。苦虫を噛み潰すような心地で言葉を吐き捨てればそれを財部が拾った。
「いや、それは大丈夫だ、伝わっているとは思う。しかし恐らくもっと深い所に問題があって、……」
「………」
「広瀬、この際だから言うが如月は『自分はここにいる筈のない人間だから、他の人間より優先度が低くて当たり前だ』と」
「は?」
財部の言葉に広瀬が音がしそうな勢いで顔を上げた。
「財部、お前いつそんな話をした?」
広瀬が語気強めに近迫すると、驚いた風を見せた財部はがしがしと頭を掻いて長く息を吐いた。
軽く逸らされた視線が床の木目を辿っている。躊躇いのある様子からすると口外する気の無い話だったのかもしれない。
「お前が謝罪の場を設けてくれた時だ」
返ってきた返答に、麻布の家でふたりにした時かとすぐに思い至った。
待合茶屋の僅か一日二日後の話だ。
これからだって秋山と広瀬の否定が全く響いていなかった事が分かる。
(いる筈のない人間だから優先度が低い……?)
「なんでそうなる……」
そんな訳があるか。
いる筈がなくったって、生きる時代が違っていたって、さつきは実際にそこにいて息をして笑っている。
それは事実だというのに。
頭を抱えたくなって前のめりになったが、財部がそれを許さなかった。ぐいと肩を引き上げられ視線が絡む。
「ああ、だから俺もそれは違うと言った。だが如月は誰にどれだけ否定されても恐らく本当には理解しない」
「………」
「しかし怒ってやるなよ?あいつの立場からするとそう考えるのはきっと仕方ない」
「……そうかもしれないが、仕方ないと俺たちが受け入れるのは間違っているだろう……」
戸惑いを孕んだ広瀬の声音にひとつ頷くと、「だから俺も否定したんだ」、財部はそう肯首した。
「ただ、そう考えるからこそ、如月は自分を後回しにする。自分の身の振り方も自分の気持ちも、お前らの迷惑になるなら二の次だ」
「だからお前が来週出発すると聞いて言いたい事があっても、動揺しても、あいつはきっと我慢して感情を抑え込む。余計な心配や負担を掛けたくないから、と」
こちらを見つめる財部の双眸は静謐で、奥には気遣わしさが覗いている。
財部は財部で今回の話を心配してくれているようだった。
「あいつの中の一番はお前と秋山だ。だからお前らの負担になりそうな事は避けるし、言わない。我が儘も言わない。甘えてもこない」
違うか?
そう問われて広瀬は無言で点頭した。
覚えがあり過ぎる。
話す時間も一緒に過ごす時間も、物語用のノートでさえ、当初はこちらが聞き出して与えていた。
トラブルで家も出たのも、女学生の件で清流庵通いを躊躇ったのも、秋山と広瀬の身を案じてだ。
その、行動の原理がそれか。
遠慮や気遣いの方がまだ良かった。
「…………」
待合茶屋で聞き流した言葉にそこまでの重さがあったとは……
いや、未来という言葉のインパクトが強すぎたのだと自分に言い訳をしながら、軽い眩暈を覚えて広瀬は指で両の顳顬を押さえた。
「広瀬、俺にはあいつが浮気された理由が分かるよ」
「あ?」
「ああ、怒るな怒るな」
突然の言葉。相手の意図が分からないながらもカチンときて、広瀬の眉間には皺が寄った。
だが財部は意にも介さず苦笑いすると、広瀬から視線を外さずに淡々と言葉を連ねる。
「あいつはきっと前に付き合っていた男の時も同じだったんだ。好きだから相手が先で自分が後。如月はその気持ちを利用された。男にとってあいつは便利だったんだろうな」
「財部、いくらお前でもそれは口が」
「聞け、真面目な話だ」
強く遮られて口を噤む。
「あいつは好意が深い程尽す質だ。しかもあまり見返りを求めない。お前らはそれをよく分かっているよな?」
「ああ……」
「恐らく相手の男はそれを便利扱いしてあいつを蔑ろにしたんだ。如月の気持ちの上に胡坐をかいて、あいつの愛情と献身を搾取した」
「…………」
「その結果が浮気だ」
搾取。
強烈な言葉だ。
”相手の男”とは言うものの、そこに自分と秋山の名前が当て嵌まりはしないかとひやひやする。
それに気付いたのか、「その男とお前らとでは立場が違う。勘違いするな」、念押しするように釘を刺された上で、
「今、その献身がお前たちに向いてる」
「ああ」
「しかも関係はインチではないが完全なハートインチとも言い難い。お前ら距離が近すぎる。普通の”仲良し”じゃないんだ」
財部の言い含めるような口調にさつきを抱きしめて寝た記憶が広瀬の頭を巡った。
疚しい事は無かったが、思わずぎくりとして目前の男を凝視してしまう。
お前見て来たのかと言いたくなるような言い当て方だった。
「そんな相手が出発まで後一週間、離れたらもう会えないなんて、表面はどう繕っても内心は大荒れだろうよ」
「……そうだな」
「一週間しかない。忙しいのは分かるがあいつにも時間を割いてやれ。話くらい聞いてやれ。ギブ&テイクではないと思いながら如月の好意に甘えて我慢を強いれば、お前ら前の男と同じになるぞ」
そう言葉を継いだ財部に広瀬は、は、と息を漏らすと降参だとでも言うようにハンズアップした。
「なんでそこまで内情が分かるんだよ……お前どこかで見ていたのか?」
最早苦笑しか出ない広瀬に、財部は一拍置いて弾けるように笑った。
「岡目八目だ。遠くからの方が分かる事もあるんだよ」
財部はあの騒動の後にさつきの人付き合いの根本的な部分を見せられていたから猶更だ。
「それにお前らは想像する以上に如月から好かれているぞ」
広瀬は頷いた。
それはもう、分かり過ぎる程分かっている。
「あの騒動から距離が近くなった」
「だろうな」
「見せてくれる表情も話してくれる事も増えて、さつきさん、前にも増してよく笑うようになった。安心して俺たちに信頼と好意を向けているのはそこから十分に伝わってくる」
「……」
「そんな彼女が近くにいる事が、俺は、秋山もだ、酷く心地良いと思っている」
衒いなく言い切った広瀬に財部は目を丸くしたが、やがて困ったようにに微笑った。
「……如月がこっちの人間だったら良かったのにな。そうしたらお前、……」
寸時考え、
「いや、何でもない」
打ち消すように軽く手を振ると財部は立ち上がり、座ったままの広瀬を見下ろす。
「これは荒れた方が男としては冥利に尽きるな」
重くなりかけた雰囲気をぶち壊すように面白がって口にした同期に広瀬は声を上げて笑ってしまった。
「はは、そうだな……財部、ありがとう」
「健闘を祈る」
「健闘て……」
おどけながらの口調で肩に乗せられた手に広瀬は礼を述べた。
――――そして話は冒頭に戻る。
財部の予想は半分当たり半分外れた。
「待って、ちょっと待って何言ってんのか分かんない」
「やだ、何で?他に便ないの?」
「秋山さんは八月出発なのに」
「一ヶ月あるって言ったじゃん……」
さつきは秋山はもちろん広瀬でさえ思わずのけ反る取り乱し方で、猶予約一週間は彼女にとってもかなり酷い予定前倒しであったらしい。
しかし。
「……ご、ごめ、ちょっと、びっくりして……嫌な言い方して、本当にごめんなさい。あの、準備とか整理は進めてきてたから大丈夫なんだよね?後必要な物とかあるの……?」
はっと我に返るとすぐにできる事は?と広瀬の顔を覗き込んでくる。
ただ、いつも通りに振舞おうとしても口元は軽く震えていて、戸惑いが見え隠れする笑顔はいびつ。
突然と言ってもいい程早くやってきた別離に、さつきは広瀬が想像する以上のショックを受けていた。
隠そうとはしている。しているけれども。
それを我慢しようとしてしきれていないのは明白で。
広瀬はさつきがここまで目に見えて動揺するとは思っていなかった。恐らく財部だって。
本当に蹲ってしまいたかったが、さつきが感情を剥き出しにした事には安心したのだ。
泣かれたってどうにもしてやれないけれど、我慢されるよりは余程良い。
それに流石にこれはかわいそうだと思う反面、それ以上にかわいいと思ったのも事実で。
(これは確かに男冥利に尽きる)
その通りだ。
少なからぬ好意を持つ女からここまで惜しまれて喜ばない男なんているのだろうか。
酷い話だが嬉しさを感じるのもまた確かだった。
それからのさつきは、広瀬がそうしようとするよりも積極的に一緒にいる時間を作ろうとしていた。
渡航の準備をしていても書類を見ていてもお構いなしに部屋にやって来て、「本当に邪魔なら帰るから」なんて言うから広瀬としても了承しかできず。
さつきは広瀬の様子を見ながら話し掛けてきたり、行李鞄の中を一緒に覗き込んでは質問してきたり、一緒になって本当に取り留めのない事ばかりを話していた。
その内「俺だけ蚊帳の外にするな」と秋山までやって来て、夜更かしなんかもして。
そうする事でさつきはさつきなりに気持ちに折り合いをつけているようだった。
そんなこんなで一日経ち二日経ち、漸くさつきの気持ちが落ち着いてきた所での今日、七月三日。
今日になって広瀬に言い渡されたのは、
「十一日出発は止めだ。今月の二十六日になった」
「は?」
…………は?
七日東京出立の予定で準備をしていて、今日は三日だぞ。
七月三日だぞ、おい。
「……海軍 is 鬼の棲家」
さつきの冗談染みた言葉には抑え切れない怒りが篭っていて、広瀬は眉を下げて笑った。
海軍イズって。
笑えないのだが笑うしかない。
「海軍には人の心がない」
そっと顔を逸らした秋山が右手で口元を隠し小さく震えている。この男は全くの他人事だ。
「The Navy is the home of demons」
そのままか。
堪え切れず秋山がぐふっと笑い漏らした途端、ごすっと響いた鈍い音に頬が引き攣った。
秋山の脛を躊躇なく蹴り上げたさつきを広瀬はそろりと見下ろす。
嘘だろこんな事する女見たことない。
突然の衝撃に呻き屈み込んだ秋山を慄きながら盗み見ていると、軽く俯いたさつきからすんと鼻をすする音が聞こえてぎょっとする。
「………」
軍服の袖口を軽く掴んださつきが無言のまま広瀬の胸元に額を押し当てた。
顎に当たる髪がふわふわとくすぐったい。
どうしたもんかと秋山に無言で助けを求めたが、白い目で諦めろと言わんばかりに頭を左右されるだけだった。
額を広瀬にくっつけたままさつきは深い呼吸を繰り返している。
すぅと背中を大きく膨らませて、はぁと大きく息を吐き出して。落ち着こうとしているのが手に取るように分かる。
頃合いを見て空いた手でさつきの背に触れると、胸元からくぐもった愚痴が呪詛のように流れてきた。
聞き取ろうと耳を傾けて、
「馬鹿なの?計画性なさ過ぎない?自分でなかったら無理押し付けても平気とか人としてどうなの?皆家族も友達もいるのにこんなの私だって、私だってこの何日かどんな気持ちでいたか、いくら何でも、」
広瀬は廊下の天井桟の数を数える事にした。
「あー……さつきさん、ごめんな」
落ちた謝罪にさつきが顔を上げて首を横に振る。
目元にうっすら赤みを帯びていて袖を握ったまま。縋り付くような姿勢で、顔で、見上げないで欲しい。
情緒不安定故と分かっていてもどぎまぎする。
(これは少し……)
おかしな気分になりそうだなと意識した時、さつきの視線がゆるっと逸れてくっついていた体が少し離れた。
「……広瀬さんが悪いんじゃないし、もう少し一緒にいられるんだから……嬉しいよ。仕事で仕方ない事なのに、私面倒な事ばっか言ってご」
「謝らないでくれ。俺もごめん、渡航日が変わったなんて帰ってきてすぐの廊下で言う事でもなかったな」
「うん……出発が延びたのは良かった、けど……でもこれは、これはちょっと酷いと思う……」
「……お前本当に広瀬の事が好きだな」
脇で見ていた秋山の声が廊下に響く。
この数日、さつきの振れ幅のある感情は全部広瀬の為だった。
同居人に向けるにしては随分しっとりとしていて、その気持ちの傾け方に感心半分揶揄い半分でそう口にした秋山にさつきがぱちとひとつまばたきをした。
「そんなの当たり前じゃん……秋山さんの事だって大好きだよ」
脛を蹴られるよりも強い一撃に秋山が撃沈した。
rollin' days:なんか急に忙しい。20200708
6/26 留学辞令交付
6月末 副官に7/11の出発日と出発便を告げられる
7/3 出発が7/26に延びる
以上広瀬の鬼スケジュール(史実)。海軍は鬼の棲家