タイトルを考えるのが死ぬほど苦手
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2021/09/07
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「アレッ、レディどうしたのこんな時間に! 眠れない? ホットミルクでもいれようか?」
女部屋から出て甲板に一歩踏み出した瞬間、音もなく目の前に降り立ったサンジくんに思わず頬が緩む。
「サンジくんは差し入れ?」
サンジくんの優しさを遠慮しながら口を開けば、そうだよと優しく微笑まれてホットミルクを飲んだ時と同じくらい気持ちがあたたかくなる。毎日不寝番担当の人に夜遅くに差し入れして、朝一番に起きて朝食の準備。考えるまでもなく大変なのに全く苦にも思っていないんだろうなというのが手に取るようにわかる。
「……サンジくんのごはん思い出したらお腹すいてきちゃった」
ぽつりとこぼせば途端に喜びが隠しきれずに表情を綻ばせるサンジくんに照れてしまう。だっていつもはニヒルに気障ったらしく微笑むのに、不意に見せる子どもみたいな笑顔でかわいくてたまらない。
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