タイトルを考えるのが死ぬほど苦手
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2021/09/20
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ロビンちゃんから今日は星がたくさん降るわよと耳打ちされて胸を高鳴らせたのがついさっきのことのよう。気もそぞろに明るいうちから空をじっと眺める私を見て楽しそうに微笑まれて照れてしまった。
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「レディ、今日は夜更かしするの?」
「ロビンちゃんから聞いた?」
私に飲み物を差し入れしてくれても立ち去らずにごにょ、と唇をもごつかせている姿に忍び笑う。サンジくんが一緒に空を見上げたいと思ってくれているのは自意識過剰にならなくてもわかる。私から、一緒に見る?なんて言ってしまえばサンジくんは一も二もなく嬉しそうに頷いて夜更かしに付き合ってくれるだろうからにっこり笑って気付かないふり。
「えと、……ええと、……邪魔じゃなければその、一緒にいてもいい?」
変なところで遠慮がちなサンジくんがまさか自分から言い出すとは思わなくて思わず目を見開いた。だって、サンジくんは変なところで一線を引くのが上手で、踏み越えないし踏み込ませない人だから。驚いた私に邪魔ならほんと引っ込むしと慌ててごにょごにょ言い訳を連ねるサンジくんに頬が緩む。
「邪魔なんかじゃないよ、一緒に見よ」
「そ、そっか、うれしい、ありがとう」
「うん、ただお願い事がなくなっちゃったからどうしようかなって悩んでるだけ」
「?」
ぽん、と隣を手で叩けばおずおずと座り込みながら嬉しそうに真っ白な肌を染めてくれるから私も気分が良くなって思わず口が軽くなる。不思議そうに私を見下ろすサンジくんにどうしようかなあ、なんて悩みつつ、これくらいならいいかと口を開いた。
「流れ星にね、サンジくんが遠慮せずもっと自分を出してわがまま言ってくれたらいいなってお願いしようとしてたの。これくらい全然わがままじゃないけど、はじめの一歩としてはじゅうぶんだから」
首まで真っ赤に染まったサンジくんが可愛くて、流れる星をたくさん眺めたくて夜更かしするつもりだったのに、隣にあるお月様から目が離せなくなっちゃって困ってしまった。
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