タイトルを考えるのが死ぬほど苦手
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あなたは6時間以内に1RTされたら、美容師×カットモデルの設定で片想いの相手に猛アタックする赤いマニキュアの、漫画または小説を書きます。
shindanmaker.com/293935
毎日練習じゃないお題小ネタ
2021/10/04
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「レディ、許されるならその美しい髪をさらに美しくするお手伝いをおれにさせてくれませんか?」
傅く勢いで目の前に立ち塞がりいつものように言った瞬間、ハッとする。つい昨日ナミさんに「あんた顔は良いんだから普通に頼めば女の子だって気分良くついてきてくれるのに、無駄にくねくねして無駄にキザったらしいから怖がっちゃって毎度逃げられるのよ」とありがたいご指摘をいただいたばかり。だけどもナミさん、美しい人を前にして傅かない方が頭のおかしい野郎なんですよ。なんて頭の中でナミさんに言い訳をしている間も目の前の美しい髪の持ち主の女神がかわいらしくぱちぱちと瞬きをしているのを見逃さない。不思議そうに何度も瞬きをしておれの言った言葉を頭で噛み砕いているのか、自分の髪の毛をくるりと指先で巻いて確認するようにこれ?と呟く姿はとてもかわいくて何度もこくこくと頷いた。瞬間、不思議そうに丸まっていたガラス玉のような瞳を細めてくすくすと笑うから見惚れてしまう。
「ふふ、変な人」
「あ、怪しいもんじゃねェです、ほらそこ、そこのオールブルーって美容院の一美容師で」
くすくすと楽しそうに笑ってくれているものの言われた言葉に慌てて口を働かせる。不審者と思われて通報されても困る。一度店のことを口にするのを忘れてタチの悪いナンパだと勘違いされて緑の警察官にあわや連れて行かれるところだった。ナミさんの手腕がなければ危ないところだった。いやほんとに。あの時の二の舞になってはいけないと慌てて名刺やらなんやら取り出して名誉挽回に勤しむ。お願い信じて。邪な気持ちがないことはないけれど、カットモデルのお願いをしてるだけなんだ。
「今からですか?」
「えっ?」
「髪の毛、美しくしてくれるんですよね?」
「エッいいのォ?! ほんとに?!」
笑い終えたのかすうっと失った酸素を体内に戻してから言われた言葉に今度はおれが目を丸くする。自分で言うのもなんだけど、おれひとりのスカウトについてきてくれる人は今までいたことがなくて、思わず再確認してしまう。今まで横でナミさんや、ウソップ、口のうまい人(おれだって口はうまい方だと思うけど同僚曰くレディ相手となるとおれの口上はてんで全てが駄目らしい)が付き添ってくれていないと一度も成功したことがないのに、今までと何も変わらない口説き文句で頷いてくれたことが信じられなくて喜びつつも驚きが勝ってしまった。
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