タイトルを考えるのが死ぬほど苦手
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2021/12/24
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私はきっと旅の足手まといにしかならないから、ここで待ってる。オールブルーが見つかったら迎えにきてくれる? ずっと、ずっと待ってるから。
オールブルーのことを話しても笑ったりしなかった天使のようなレディが、女神のように微笑んで別れの手紙を渡してくれたことを思い出す。無理矢理にでも連れていけばよかったと思ったこともあった。お前が決めたんならそれでもいいけどよ、と未練たらしくあの子の名前を呟くおれを呆れたような視線を向けてきていたルフィは、おれが連れて行くと言っていたら同じ台詞でもきっと笑顔だったはずだ。おれが、臆病だったから。おれがそっと抱きしめるだけでも折れてしまいそうな体が、海賊の船に乗って耐えられるとはとても思えなかった。そんな風にレディのせいにしてこれでよかったと思い込むことにして、そして、心の底から自分の臆病さに感謝した。仲間を目の前で守れずに一人ずつ消されて、散り散りにされて、もし、あの子を連れてきてしまっていたら。考えるだけで生きた心地がしなかった。結果、クルーたちは生きてくれていたけれど、それでも、自分の弱さを痛感して、レディの強さを実感した。生きるか死ぬかの冒険に繰り出す海賊を待つだなんて、おれが逆の立場なら毎日レディのことが心配で心臓がいくつあっても足りない。送り出すレディだってきっと怖くてたまらなかっただろうに、ずっと笑顔で接してくれて。おれの知らないところでどれだけ泣かせてしまったんだろう。それをおれに悟らせなかったレディの強さにまた心打たれた。でももうそれも終わり。もうレディに心配はかけない。二度と泣かせない。
目の前にあるのは、光り輝くオールブルー。
おれも、強くなった。絶対に彼女を何者にも傷付けさせずに守り抜く自信も、実力もある。
「はやく、迎えに行きてェな」
何度も読み返しすぎてくしゃくしゃになった手紙に唇を落とした。
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