タイトルを考えるのが死ぬほど苦手

 
これのサンジくん視点
2021/06/23


 もう、と腰に手を当て怒るレディに身を縮ませる。反省はしてるけど後悔はしてない。だってムカつくんだよ、あのクソ野郎ども。おれが2年地獄に耐えに耐えてやっとレディと再会できたと思ったらただでさえ天使のように眩しかったレディがもっともっと輝いて見えて、ちらりと横目で見られただけでもその素敵な流し目に鼻血が出ちまう始末。ウチの頼りになるドクターには、もういっそ目隠しするか?と叱られたような呆れられたようなありがたいお言葉。絶対イヤです。
 そんな素敵なレディをぽっと出のクソ野郎が一瞬でも視界に入れるのは許さない。宝石のように綺麗な瞳に、汚ねェクソ野郎を映すことも、許せない。俺だって見たいし、俺だって見てもらいたい。だから勝手に体が動いてレディの前に出てしまう。
 それを信用されていないのかと嘆くレディに慌ててそんなことない、と紳士としてあるまじき大声が出てしまったけど、レディに誤解される方がこの世の終わりだから慌てて言い募る。
 ばか、ばか、と耳にするりと入ってくる罵倒すらも嬉しいなんて言えなくて、いくらでもなじってくれ、と怒りに真っ赤に染まるレディの愛らしい顔を見つめながら反省した。