タイトルを考えるのが死ぬほど苦手
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2022/06/18
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「ロビンちゃんとずっと一緒にいたい」
惜しげもなく愛を伝えてくれる彼女に口籠る。いやだとか、むりだとか、そういう気持ちから口籠もってしまうわけじゃない。想像するだけで幸せな光景で、死んでも叶えたくて、暖かくて、優しすぎる言葉に対する返事がどこの辞書にも載っていないから口籠ってしまう。そんな返事すらできない情けない私にただ微笑んでくれる姿が眩しくて余計に頭の中が真っ白になった。
「離れててもずっと一緒にいようね」
矛盾する言葉だと思う。昔の私なら意味がわからないと一蹴していただろう言葉。だけど今の私は、その矛盾だらけの言葉の意味がわかる。私が痛めつけてしまった砂漠の国のお姫様とこの船のみんなが離れていても心は一緒なのをずっとそばで見てきたから。意味がわかるようになってしまったからこそ、二つ返事で頷けば軽薄に聞こえてしまう気がして頷けない。ずっと一緒にいたい。離れていても、仲間として、愛しい人としてずっと繋がっていたい。でもできれば手の届く距離にいたい。そんなわがままで複雑な思考回路にずっと固まってしまっている私になおも微笑んでくれる。
「返事はしなくっていいよ」
ただひとつ頷けばよかったのに、それができなかったせいで見放された。はず、なのに、眩しい笑顔は変わらず私を愛でてくれていて混乱する。
「ロビンちゃんが嫌がってもずっと一緒にいるから」
んふふ、と天使のような笑顔でにんまりと放たれた言葉に捕まえられた。
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