タイトルを考えるのが死ぬほど苦手
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2024/01/10 ゾロ
今ならしんでもいいよ・恋に落ちるギリギリ一歩手前・悲しみを放り投げて
※現パロ?
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「……なんか今日張り切ってんな」
「合コンだからね」
「……ごうこん」
合コン知らない?と目を丸くされて眉を顰める。知ってる。馬鹿にするなよ。おれの言葉に対する返事としておかしかったから間があいただけで、別に言葉の意味がわからなかったわけじゃない。上から下から視線を動かして女の立ち姿を見て更に眉間の皺が酷いことになったのが自分でもわかる。その服は見たことねェし、髪もいつもと違う結い方してるし、小せェ爪はぴかぴかしてるし、顔もなんかいつもと違う気がするし、目がいつもよりでけェ気がする。目がでかくなることなんてあるのか? ないだろ。目はさすがに気のせいか。
「……知らねェ男と会うとか危ねェだろ」
色々思ったことを飲み込んで代わりに吐き出した言葉に首を傾げられてどんどん皺が増えていく。
「ナミちゃんが手配してくれたから身元も確実だし良い人ばっかりだと思うよ。それにナミちゃんもロビンちゃんも一緒だから」
ナミやロビンの名前を出されればもうおれに言えることなんざ何もなくて口を噤む。魔女どもに口を挟めばあいつらに非があってもおれが悪いことになるんだからどうしようもない。
「ゾロは合コン行ったことある?」
「……騙し討ちでならある」
「騙すのは酷いね」
「わかった瞬間とっとと帰った」
それがいいよ、と笑う姿にほんの少し眉間の皺が緩む。
「……お前は合コン行くほど飢えてんのか」
「言い方」
む、といつもよりなんだか火照ってる頬が膨らんで言葉を間違えたと目を泳がせる。でも、合コンなんざわざわざ行くもんでもないだろ。あの魔女が企画したんなら本当に変な男はいないんだろうが、それでも別に、わざわざ行かなくたって。
「気分転換、っていうと相手の人に失礼だけど、他にも良い男はたくさんいるからってナミちゃんに言われたの」
「……なんだそれ」
「なんだろうね」
肩を竦めれば耳元の飾りがきらきら揺れて視線がついそこへ揺れる。
「……行かなくていいだろ」
「どうして?」
どうして、と聞かれても困る。口籠るおれを不思議そうに見る目がなんだかやっぱりいつもと違っていて見慣れないそれに思わず目を逸らした。
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