タイトルを考えるのが死ぬほど苦手
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2024/05/03 ナミ
これだけじゃ足りないのです・悪魔に捧げるのは・手の中にある専用回線
※ボツ
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「ナミちゃんこれあげる!」
男から貰ったものを無邪気にそのまま私に横流しする姿は何度見てもおかしい。そりゃまあもらえるものはありがたくもらうけど、後ろで酷い顔になってる男にウソップたちはよく同情してる。でも私がちょっと可愛くウインクしただけで頬を染めて鞍替えするくらいの気持ちでこの子に近付いんだんだから同情なんてする必要ない。たまに私の愛嬌にもふらつかずにしょんぼりしながら帰っていく男にだけは私もほんの少しだけ同情してしまうけど、その程度で諦められる気持ちならやっぱりこの子には相応しくない。今日はどっちかしら、なんて思っていれば私にも靡く男だったから同情も遠慮もせず横流しの貢物を手に受け取った。
「ありがとう。でもこれ、あんたの方が似合いそうだけど」
「えー? 私はナミちゃんの方が似合うと思う」
綺麗な宝石のついた耳飾りを耳に当てて考える。うん、やっぱりあんたの方が似合うと思う。女なら誰でも良かったみたいだけど、似合う宝石を選ぶセンスはあった男を心の中で褒めながら当てるだけじゃなくてしっかりと耳につけてあげる。太陽の色に反射してきらりと光るその宝石の色に頬が緩んで、もう片方の耳にもつけてあげようとしたのに阻止されて唇が尖る。
「やだ、ナミちゃんの方が似合う」
「あんたのが似合う」
私の言うこと疑うの?と睨めば、そういうことじゃないけど、と目を泳がせてまごついた隙に両耳に宝石を飾れた。うん、似合ってる。
「ナミちゃんにあげたかったのに……」
しょんぼりしながらも私の言うとおり耳飾りを外そうとはしない姿に気分が良くなって口角をあげる。別に私が持ってようとあんたが持ってようとそんなに変わりはないわよ。だって私、泥棒猫だもの。いつかあんたごと全部私のものになるの。……全然私の気持ちに気付いてくれないからちょっと手こずってるけど、でも、なんでも私にあげたくなるくらいには私のこと好きなんだから、近いうちにきっと盗めるわ。
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