タイトルを考えるのが死ぬほど苦手
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2025/02/06 クロコダイル
細すぎる手首・君の存在が苦しい・心はずっと僕のもの
※夢主の頭がお花畑
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「折れそうだな」
「何がですか?」
「何がと言うより全てが」
「?」
尚もピンと来ていない姿に鼻で笑う。理不尽に傷付けられることなどなく幸せに生きてきたせいか、頭の中がお花畑なお嬢さんの手首を義手で引っ掛けて持ち上げる。それでもまだ察しないどころか、クロコダイルさんから手繋いでくれるの珍しいですね、と喜びはしゃぐ姿に呆れる。さっきの話の流れでそうやって喜べる愚鈍さで、よくこの世界を生きてこれたな。こっちの手も繋ぎたいです、と向かい合ってもう片方の手を取られる。こっちの手も何も、おれの手はそもそもひとつだが。女の中ではこの武器にしかならない鉤爪も手に含まれるらしい。怖くないのか、と聞くのも馬鹿馬鹿しい。これが恐怖に怯えておれに殺されないための演技なら恐れ入るが、本当にただ頭がお花畑なだけなんだろう。
「悩みなんざひとつもなさそうで羨ましいことだ」
「私にだって悩むことくらいありますよ」
この浮かれきった花畑の脳みそに? 思わず驚いてじろじろと観察しても、おれの目の前でにこにこ笑って両手をぎゅっと握りしめる姿のどこが悩める女なのか皆目見当もつかない。
「クロコダイルさんがどこかに行っちゃう時にどうやったら私のことも連れていってくれるのかな〜って」
「……、」
「……やっぱり置いていく気でしたか? どうしたら連れてってもらえますか? クロコダイルさんとずっと一緒にいたいだけなんです」
ぎゅう、と手を握られて、腹に女の顔が遠慮なくぶつかる。こんなことができるくせに、そんなことで悩む頭のお花畑具合に呆れて深いため息を吐くことしかできなかった。
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