タイトルを考えるのが死ぬほど苦手
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2025/05/06 クロコダイル
さざなみが湧き起こる・絶対に離さない、離せない・蔑まれてもいい、好きだと言わせて
※あはんな関係前提
※ボツ
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「なんにも聞かねェんだな」
部屋に来るなり服をひん剥かれてベッドに転がされたって多少驚きつつも逃げたりせずただおれに身を任せる女に吐き捨てる。おれの正体や思惑をなにも聞いてこない都合の良い女だと思い込んでいた。それはこの女にとっても同じことで、この女のことをなにも聞かないおれは都合の良い男なんだと気付いた瞬間、ただ同じことをしていただけのはずなのに苛立った心が騒ついて、とうとうおれの方が根を上げた。白いシーツに生まれたままの姿で放り出されておれにマウントを取られたまま不思議そうに髪を揺らす女を見下ろす。
「しないの?」
「しねェっつったらどうする」
「……? かえ、」
る、と呟くはずだっただろう声が途切れたのはおれが剥ぎ取った服を砂に溶かしたのを見たからでその信じられないものを見たかのような表情を鼻で笑う。
「わたしのふく」
「そこにあるだろう」
砂になった、服だったものは確かにそこに転がってる。嘘じゃあない。初めて見たその能力にまだ思考が追いつかないのか瞬きを繰り返すだけで、まだその顔に怯えは見当たらない。
「聞きたいことはないのか」
おれが何者なのか、なぜお前といるのか、どうしてこんなことをしているのか。
「何を聞けばいいの? しないのに私の服を脱がせただけじゃなくてどうしてあんな目にあわせたのかとか?」
そんなの、逃がさないために決まってる。素っ裸にすればこの部屋から逃げられないと思った。だがそれは間違いだったのかもしれないと眉を顰める。今この状況でそんなことを聞ける肝の据わった女なら、おれから心底逃げたいと思えば実行してしまうかもしれなかった。
「……聞いても答えてくれないじゃない」
視線を逸らされて鉤爪じゃない手で顎を持つ。無理矢理合わせた視線は怯えたわけじゃなく、む、と拗ねたようにおれを見ていた。
「殺されたりしたらどうしようだのなんだの思わねェのか」
「……?」
この女、こんなに愚かだったか? 素っ裸にされて跨られている状況で、こんなに察しが悪いことがあるか?
「私のこと嫌いになろうとしてるの?」
不思議そうに呟かれて眉間の皺が増える。言葉の意味がわからない。
「……もしかして、好きか嫌いかも分かってなかったの?」
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