タイトルを考えるのが死ぬほど苦手
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2025/07/06 スモーカー
拝啓、きみがすきです・天国はここにある・まどろみに沈み込む
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「ねえねえ、スモーカーくんが夢中になってる彼女ってどんな子?」
仕事一辺倒で恋愛なんて興味がないと思い込んでいた男の人に、実は可愛くて可愛くてたまらない彼女がいるという噂を聞きつけてしまって好奇心が抑えられなかった。眉を顰めて私を見下ろすスモーカーくんにへらりと笑う。それくらいじゃ好奇心は殺せない。
「メロメロなんだって聞いたよ」
「ハア…………、ああ、そうだ」
めんどくさそうにため息をつかれながら思いがけず同意を得られて瞬きをする。
「何しても可愛いんだって?」
「そうだな」
また頷かれて首を傾げる。適当に頷かれてる? 部下たちの世間話に適当に頷き続けた結果、噂に尾鰭がついちゃっただけなんじゃ。その考えが浮かんだ瞬間、つまらなくて思わず肩を落とす。
「スモーカーくん、めんどくさいからって何でもかんでも適当に頷いてたら変な噂が広がっちゃっても知らないよ……今回は可愛い噂だったけどスモーカーくんの名誉が傷付く噂でも流れたらどうするの」
「既に上には煙たがられてるしどうでもいいな」
その答えに尾鰭が正解な確信が持ててため息をついた。
「あーあ、つまんない。スモーカーくんが浮かれてるとこ見たかったのに」
「見てるだろ、いつも」
「また適当に返事して」
変な噂をばら撒かれた被害者のはずのスモーカーくんが鼻で笑ってまた適当な返事をするから、ふん、と八つ当たりして唇を尖らせた。
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