タイトルを考えるのが死ぬほど苦手
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2026/02/19 ロー
行方知れずの恋・全てが蕩けていく・絶望が世界を覆い尽くしても
※ボツ
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「……おれは、お前が好きなのか?」
「ふふ、それを私に聞いちゃうの?」
馬鹿みたいに騒ぐ心臓にぽろりと零れ落ちた言葉に返事が返ってきた。それも、想定内と言わんばかりの驚きもしないのんびりさで。
「……お前は知ってたのか」
「だってロー、優しいから」
優しいだけで好きだということになるならこの世は浮気者だらけになるだろ。そんな適当な基準で決められても困る。そもそもおれは優しくねェ。ぐるぐると駆け回る言葉のどれを吐き出そうか迷っている間もどこか見守ってくるような視線に気まずくなって結局どれも言い出せなかった。
「でも気付いても、気付かなくてもローは何も変わらないでしょ?」
「……、」
「何か今までと変えたい?」
「……変えたいとかじゃなくて、普通は変わるだろ」
「ちゅーとかしたい?」
あっけらかんと言われた言葉に顎が外れそうになる。何言ってんだこの女。いやまあ確かに友達から何かを変えるとなったらそういう、そういうあれがあるかもしれんが、いやまだ今は好きかどうかをきちんと判断しようと悩んでいる最中の会話で、こいつまじで何言ってんだ? 麦わらの一味はおれを振り回すのが仕事なのか?? おかしなことを言われてるはずなのに、ちゅー、の言葉に、目の前の麦わらの一クルーの唇に意識がいってしまう。ごくり、と喉が鳴る音が近くで聞こえる。発生源なんざ自分の喉でしかなくて頭を抱えて膝から崩れ落ちた。わ、と間抜けな声を出して大丈夫と心配する女の声にぐしゃりと帽子に皺の跡が残ってしまいそうなほどに頭を抱え、何も返事ができなかった。
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