タイトルを考えるのが死ぬほど苦手
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これのロー視点
2022/04/13
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島を散策する組み合わせで一番まともな女と組めたな、と安堵したおれが馬鹿だった。麦わら屋たちの中ではまともな方だとしても、世間一般的にまともじゃないから麦わら屋の元に笑顔で過ごしているんだった。なんで訳の分からないものを体の中に入れるんだ。今回はただ言葉が真逆になるだけの代物だったが、もし命に関わるものだったらどうするつもりだったんだ。誰かがなんとかしてくれるとでも思ったのか。トニー屋がそばにいないのに。同盟を組んでいるとは言え、海賊相手に無防備に身を任せすぎるのも腹が立つ。麦わら屋にも言えることだが世の中を信用しすぎだ。
体に害がないとは言え能天気に船に戻ることもせずそのまま散策を続けようする根性も意味がわからない。馬鹿なのかこいつは。
「おい、船に戻らねェのか」
「戻る〜困るし」
にこにこ笑いながら答えられた言葉に一瞬そうだろうなと頷いて踵を返そうとして固まる。そうだ、今のこいつの言葉は真逆になるんだった。戻らない、困らないし。脳内で正反対の意味に変換して呻く。いやなんでだ。困るだろ。
「ローが馬鹿だから」
「ア゛ァ?!」
「ひえ」
言われたことのない言葉をにこにこと投げつけられて腹の底から重たい音を出してしまう。怯えてすくみあがった姿を見て脳内で変換するのを忘れていたと冷静になる。馬鹿だから、賢いから……? なんで訳の分からない物を口にしたお前が全くそれを苦とも思わずのほほんとしていて、おれが割りを食わなくちゃいけないんだ。それだけでもこいつを置いて勝手に戻る理由にはなるのに、目を離せばもっと厄介なことをしでかすんじゃないかということを想像して置いてはいけない。くそ。
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