タイトルを考えるのが死ぬほど苦手
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2022/04/27
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「たまにサンジくんのこと閉じ込めたくなるよ」
「え」
私の膝に大人しく頭を預けて撫でられていたサンジくんが不思議そうに目を丸くして私を見上げる。目の中にハートが見え隠れしつつも私の言葉の意図をどうにか汲み取ろうとするサンジくんが可愛くて笑えば、膝の上から頭が落っこちないように上半身は微動だにせずばたばたと長い足だけを暴れさせて身悶える器用な姿がまた愛しい。
「サンジくんのかわいいとこもかっこいいとこもなさけないとこも全部私だけが知ってればいいのに、って思って時々だけど宝箱に閉じ込めたくなっちゃうの」
長い足がピタッと止まって、ぽかんと私を見上げる目を見つめ返しながらふわふわの髪の毛を撫で続ける。サンジくんの体はとっても柔らかくって溶けてしまうから、少し大きめの宝箱を見繕ってきてギュッと押し込めば簡単に閉じ込められる気がして。
「でもサンジくんは自由なのが一番サンジくんらしくて素敵だから我慢する」
空を飛んで、海を泳いで、人を渡って、そして幸せそうに料理をするきらきらした姿は宝箱に閉じ込めちゃうと見られなくなっちゃうから。すっかりハートがクエスチョンマークに侵略されきってしまったサンジくんの目ににっこり笑いかければ途端にクエスチョンマークは場外に追い出されてハートがまた優勢になる。この目も宝箱に閉じ込めちゃったら見られなくなっちゃう。閉じ込めたいけど閉じ込めたくない宝物はどうやって保管すればいいんだろう。
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