タイトルを考えるのが死ぬほど苦手
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2022/05/11
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久々の太陽だァ!と甲板を駆け回るクルーたちの背中を見守る。その中に太陽の光が霞むほど輝く一人の背中を見つけて眉を顰めた。白い服を着ているからだろうか。いや、それなら条件はみんな同じなはずだ。立つ位置が関係しているんだろうか。いや、騒がしく駆け回るあいつらの立ち位置はクルクルと入れ替わり立ち替わり同じ場所にとどまることなんてないから関係がない。それなら、
「キャプテンも光合成しないとダメですよ」
あまりの眩さに思考に集中しようと俯かせていた視界に太陽が直に現れて息を呑む。ほら、と手を取られて眩い日差しの中へ強制的に連行される。嫌なら踏ん張ればおれが勝てるのだから、強制的に、なんていうのは建前で手を引かれることが嫌じゃないからだ。
「洗濯日和ですねえ」
「……そうだな」
太陽に照らされながら太陽よりも眩く感じる女の隣で静かに頷いた。未だ離されない手がじわ、ととけていきそうな感覚にまた疑問が湧いて、なぜ太陽よりも眩しいのかもわからないのに、と舌打ちが出る。おれを覗き込んで不思議そうに瞬く目から逃れる。
「大丈夫ですよ、みんなでやればすぐ終わります」
溜まりに溜まった洗濯物に嫌気がさしたとでも勘違いしたのか、見当違いな慰めをかけてくる言葉にふんと鼻を鳴らしても繋がれた手を自分から離そうとはしないおれの間抜けさに今度はため息を吐いて、変な思考回路に迷い込ませたお前のせいだと八つ当たりに太陽を睨みつけた。
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