02
学園都市にはさまざまな学校が集中している。
その中でも有数な御嬢様学校として有名な清白和女学院、ここに私は在籍している。
学園都市が誇る大能力者(レベル4)であり、能力を見込まれ特待生として編入した私は、学内では羨望の眼差しを向けられる有名人。
それ故に妬まれることもあるけど、熱狂的な信者が多く存在しており、直接的に危害が加えられることはなかった。
だが、結果として特別親しい友人もいなく、孤立してしまっていた。
毎日勉強と能力開発だけの毎日、そんな日常に私は辟易していた。
「あーあ、つまんない、つまんない、つまんない!」
昼休み、屋上でただ一人大の字で寝転がると、力いっぱい叫んだ。
校庭からは楽しそうな笑い声が響く。
空は雲一つない、清々しい快晴であり、太陽光は容赦なく突き刺さる。
その日差しを鬱陶しそうににらむと、制服のポケットから取り出した携帯電話に視線を移した。
「今日もかあ……」
そう呟いた私の頬を、そっと風が撫でた。