朝7時に出発をして クモワシの卵とってきた
朝8時は そのクモワシの卵をひたすら食べていた
朝9時にはゾル家へ向かい ゼブロさんと仲良くなった
朝10時に試しの門をレベル6まであーけーたー!(トゥリャトゥリャトゥリャトゥーリャ-リャー!!)
「トゥッ!!」
第10話
あこがれのあのこ
トリッパーなんだしミケとも仲良くなれんじゃね?とか思ったけど普通に怖くて無理だった。
いつか餌付けして撫でるくらいはしてみたい。
カナリアちゃんもさらっと倒し(ごめんね)、使用人さんもぱりっと破り、数多の罠をくぐり抜け本館についたのは10時半。
ゼノさんわたしが来ること誰にも言ってなかったみたいで普通にみんな立ちはだかってきた。
まあでも昔の休日時のあたしが起床したかしてないかくらいの時間にたどり着いたんだからよしとしよう!
そして緊張しながら本館の扉を叩く。あっどうしよう。とりあえずそこにある監視カメラに媚びを売ろう。ぺこっ。
誰が出てくるかな。やっぱり使用人さんかな。いきなりお母様だったらどうしよう……息子さんを僕にください…!あっどのひとにしようやっぱりキルアかなあたしの長年の遠距離恋愛…。
「…ようこそ」
「!」
「お祖父様が迎えに行くようにと。CAT様ですよね。
僕はカルト」
「・・・」
トゥリャトゥリャトゥリャトゥーリャーリャー!!!!!
「あ、あのクモワシの卵ですゼノさん…っていうか本当にご褒美ありがとうございます死にそうです」
「なんじゃそんなにか」
「こんなきれいなもん見たことない」
「よかったなカルト」
「きもちわるい」
きもちわるいって言われた!むしろご褒美!!!!!
「自己紹介は済んだのか?」
「はっ!ちょっとわたしあまりの美しさに言葉を失っていて」
「きもちわるい」
「よよよよろしくねカルトちゃん!お姉さんはサナ!!!」
「それ本名じゃないのか」
「間違えたああああ!!!CATだよっ!ゼノさん!いまの!ナイショ!!」
キラッ☆と星を飛ばせるくらいしっかり挨拶するも、はあどうもと返される。
いやあああんなにこのこかわいいいいかわいいいいもうなんでもご褒美hshshshs!!!!
「とりあえずカルトがどん引いとるからあんまり見るな。あ、あとこれ報酬じゃ」
「えっいいですよ!昨日のお礼ですもん!!」
「まさかここまで速達じゃとは思わんかったからのう。ついでにおもしろいもんも見られたしの」
「おもしろいもの?」
「ひよっこがあんな簡単にここまで来れるとは思わんかったわ。見くびっとった。才能かのう」
しげしげとゼノさんはあたしを見つめて言う。へっへっへ。へっへ…どやあ!
「まあ茶でも飲んで菓子でも食うて行け。ワシはもう仕事じゃから、カルト、相手してやってくれるな」
「え゛」
「うっわああああ!いいんですか!?」
すると使用人さんが続々とおしゃれなカップに薫りのいい紅茶を淹れたりお菓子の入ったお皿を持ってきてくれた。
「カカカカカカルトちゃん…!いっしょに食べよう!?」
「・・・ハァ」
深くため息をつくカルトちゃん。
あっ!それも!ご褒美です!!!