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19:06 01 / May
いい人生とは?あたたかな思い出とは?
嫌な記憶はこびりついているのにあとはもう夢のように現実感がない
私は不幸ではないけれど、この嫌な記憶は私を不幸にする
こういうものは見せびらかして共有してやりたい。映画のようにVRのように、誰彼構わず体験させてやりたい
だけど好きなものは共有したくない
好きなものは今はよくわからないけど、私の恐らく爪先ほどを満たすだけの幸せを誰かに分け与えたらそいつはきっと共感してくれるに違いない私の不幸をわかりもせずに私の幸せを受け入れる許したがたい
私だけのすきなものは私だけでよいのだ
だけど私はこの嫌な記憶を誰にも教えたくない
教えるということは掘り返すことだ
そうしてまでそんなものを見知らぬ誰かに見せてやりたくはないきっとそいつも不幸を埋めているだから私は不幸ではない
不幸なのはこの嫌な記憶が勝手に出てくること今はよくわからない幸福はきっとそいつが這い出るのに掻き分けた土に埋まっているに違いないそれを掘り返すには、私は、少し、疲れている