いわし雲


拍手 mura / 復讐
徒然
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14:57 22 / Sep


今起きた

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03:22 22 / Sep


拍手とメッセージいつもありがとう

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02:58 22 / Sep


眠くてめまいすらするのに眠れやしない。
あんまりにも酷い落差なのでヤラセを疑う人もいるだろうし今でもドッキリであれと思いたいけどどうしようもなく事実でやっぱ死んだ方がいい気がしている。
ベタベタの玄関と床は誰が掃除してくれるんだろう

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02:51 22 / Sep


いやわかってる。Gが出たのも洗剤まみれなのももとはと言えば私のせい。一時の平穏も私のおかげ。たぶん無意識の内で危険を察知しアドレナリンを分泌、戦闘に備えて身体をウォームアップさせていたんだろ。
自分でも昼間はちょっと可笑しかったし、風呂上がりにいつもなら絶対気付かない虫の足(しかも本当に5mmくらいしか見えなかった)に瞬時に気付いた。
逆に、気付かなければ部屋すりゃ部屋で繁殖とかいう放火案件になるところだった。
わかってる。昼間は本当に可笑しかった。

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02:41 22 / Sep


あとに残ったのは無惨な戦場だった。
片付ける気力なんて無かった。奴の亡骸とえずきながら袋に入れてゴミ捨て場に持っていくので精一杯だった。
それすら終わるととてつもない疲労感と哀しみに襲われた。今日の日中を思い出していた。あれはフラグだったのかもしれない。
人生はつらいこと半分と嬉しいこと半分なんだって誰かが言ってた。私はそんなの嘘だと思っていた。つらいことばかり。
そして今日それを改めて実感した。マイナスじゃねーか、と。これをトントンで片付けようなんてそんやヤクザな真似があるか?日中のあの幸福と人生初家ゴキ卵持ちは果たしてトントンだろうか。夕食の肉は今頃下水だ。掃除した床は洗剤まみれ。愛するタオルは斑模様。自業自得と片付けるには重すぎやしないだろうか。幸福も自己責任、不幸も自己責任。哀しくてしようがない。私はささやかな幸福にすらGから待ったが掛かるレベルで罪人なのか?

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02:34 22 / Sep


動くじゃん!!!!!!!!!!!!!!
動き回るじゃん!!!!!!とにかく半狂乱で噴射しまくった。クソエイムで追うとやつは私が投げ捨て放置していたスリッパに逃げ込んだ。今だ!と中にスプレーしようとした瞬間出てきた。殺意!!!!!!!!咄嗟の神エイムで動かなくなるやつを命中させると何とやつは停止した。すかさずアースを至近距離でかまし様子を伺う……まだ動く、アース!!!まだ動く!キンチョー!!!!!!!………………止まった?

いや、まだだ。僅かに動いている。もうスプレーでびちゃびちゃなのになんという生命力。私は虎の子小さい隙間のゴキジェットをビニール袋から取り出した。ストッパー無しの安心設計。

――そして、私の孤独な戦いは幕を降ろした。

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02:26 22 / Sep


恐怖の丈をぶちまけAmazonのクチコミを確認した
動きます!ジェットの方がいい!しばらく動く!
噴射が強すぎてやつが吹き飛ぶ!ハエも殺せない!
怖すぎて急に眠たくなった
ガチ泣きしながら両手にそれぞれを持ち再びやつと対面した調べてる最中に動く可能性を失念していたが杞憂だったしかしどちらにすべきか決めかねた。
死だと思った。殺してやろう。生まれてきたことを後悔させてやろう。二度とこの部屋に入ろうだなんて来世でも思えないようにしてやろう。もしこれでも死ななかったらライターで火炎放射してやろう。私は再びフローリングの上で靴を履き、奴に迫った。至近距離で躊躇い無しの大量噴射でFAだった。近かった。最早空気越しに触ってる気さえした。噴射

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02:16 22 / Sep


改めてアースとキンチョーどっちを構えるか悩んだ
不動か死か。ご存知のとおり私のライフスローガンは見敵必殺!!!!!!!なのでアースを構えゆっくりドアを開いた気分は匿名のたれ込みから割り出されたテロリストの潜伏先へ潜入する特殊部隊の一番槍だったゲロ出ちゃうかと思った
震える手と脇汗を他所にやつはまだそこにいたフハハハハぶぅわかめ!!!!!!!!!と海馬が叫んだ
土足でフローリングに上がり右手にキンチョー左手にアースを持ち構えた頼もし過ぎて涙が出た
いざ動きを封じ右で殺!!!!!!!!と思った時不安が過った。もし動いたら……?こっちに飛んで来たら……?急にとてつもなく怖くなって一体スマホで落ちつこうと思った一旦置いておこうと思った

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02:10 22 / Sep


帰って部屋を外から見上げて絶望した。まだA君起きてる。寝ろよと思った。私は5時おきだったのでもうしんどかった。
玄関の前でブツを開封した。やつは玄関におる。行くぞ!と思ってドアノブをゆっくり捻りながらブツを空だししようとした
出なかった
死んだとおもった慌ててノブから手を離したアースジェットのお偉いさんを夜道で襲って側溝に詰めてやろうと思ったノズルの上のアレを取らなきゃ行けないらしかったアースジェットのお偉いさんはこの緊急性を理解していないらしかった
もしやと思い別の2本もみた。ちいさいのは無かったが動かなくなるやつも似たようなトラップだったキンチョーだった

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01:55 22 / Sep


部屋を出る前にここで恐怖の丈をぶちまけ玄関でフローリングの上で靴を履きながらどの店舗をめざすか考えたがコンビニとイオンしか開いてないので選択肢はなかったコンビニの2倍の距離がある
だがコンビニにはゴキジェットが無い可能性があったのでやはりイオンを目指すのが最適解と言えた
とにかく飛ばした。飛ばした。でももし事故って飛ばしてた理由を聴かれたらお巡りさんに殺していいから助けて一緒に来てさもないと殺すと言いかねなかったので飛ばすのはやめた変わりに車内で思い切り叫んだA君はおらぬ
果たしてイオンにゴキジェットは無かったノーブラで無い乳を揺らしながら早足で駆け付けたエリアにはピンポイントでゴキジェットだけが無かったどうして
私は叫びたい気持ちを堪えて他のを物色したこの市の民たちはゴキジェットにあっとうてき信頼を寄せているらしく、欠品はそれだけだった。でもなんか小さい隙間も届くみたいなゴキジェットはあったのでそれと動かなくなるやつとアースジェットをかごにぶちこみ念のためもう一度ゴキジェットの棚を見たけどなかったここにあったゴキジェットの数だけ苦しみと救いがあるんだなと妙にじんわり来たのを覚えている
さっさと会計をし、発注担当に呪詛を送りながら小走りで店を出たやつが居なかったらどうしようと思って帰りはえずきながらかえったかなりえずき

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01:47 22 / Sep


あいつまだ元気だったわたしもう限界だった心臓ずっとバクバクしてお手て震えて脇汗止まらんかった
もうむりだと思った床と壁は洗剤まみれしかも濃縮タイプのだし、部屋中の電気付けたし一瞬でも触れた棒にはもう触れなかった食べる筈だった梨は転げ落ちてるし洗剤に混ぜたパイプユニッシュのせいで気休めにしいたけタオルは斑だった神はいないと思った頼れるのは薬物と己だけだと思った
私は決死の思いで奴を玄関天井近くのなんかよく分からないスペースのはじっこの陰に追いやった。玄関の電気も付けてしばらくは動かないことをそこに転がってる梨とTシャツをしとどに濡らす冷や汗と脇染みに祈った風呂上がりでTシャツとパンツしか装備していなかったので急いでパンツ(パンツではない)をはき、適当なyシャツを羽織、財布を握り締めて近くのイオンへ車を飛ばした。ノーブラだった

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01:37 22 / Sep


そしたらあいつびたっと止まってゆっくり動き出した
その壁の真横クソリノベ物件特有の襖なんだけど、わずかに隙間があんの
おい、やめ……やめろやめろやめろやめろやめろやめろやめろ!!!!!と念じるも虚しくあいつはどこぞの3人組みたいなノリでスッ、とその隙間に入ってった。衣類置いてる部屋。死んだと思った
振りじゃねーよ!!!!!!クソが!!!!!!!!と夜中じゃなかったら叫んでたのに夜中だったとなりの部屋は同じ派遣会社の名も知らぬA君なので下手なことは出来なかった顔が割れてる
もう無理だ仕事辞めて引っ越そうと思ったけどその時私の脳裏にさっき調べたやつの習性が浮かんだ。暗がりを好む。私は秒で別の襖を開け瞬で部屋の明かりをつけた時間にして20秒くらい経ってたけどどこにいる!?と目を凝らして襖の縁を見るとやつはまだそこにいた武器はないただ見るしか出来なくてでも近場に未解体のバカデカい段ボールがあったので正面に構えいつでも殺れるように位置を定めただじっと睨み付けたするとやつはジリジリと後退していき、無事元の壁側へ戻った第3章完!!!!!!!!!!!
ではなかった


   





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