
住居確定
「……で、#name2#お姉さんが住む事に?」
「え、えへへ……お世話になります……」
あの後赤井さんが携帯でコナン君を呼んで、一応の了承を得る事となった。
コナン君はもうほぼ大丈夫だろうと思っていたらしいから、大した確認もせず住む事に了解を出してくれた。
「そういえばコナン君は、何で私が大丈夫だって分かったの?」
「あーそれは、お姉さんがあんな格好で魔法も使えたからっていうのもあるけど。お姉さんと会った時、元太達がハリポタのコスプレって言ったでしょう?あれでもしかしたらそれかなって思ったんだ!」
コナン君……私の前でもかわいこぶり止めないのね……まぁかわいいから良いけど……。
「そうなんだ……ありがとうね」
「まぁでも安室さんはまだちょっと疑ってるよ……」
「え"」
「安室さんは割と疑り深いからね……でもきっと分かってくれるよ!」
そんなホワホワした返答をされても。
きっとってコナン君ちょっと。
好きな人に疑われるのは割と辛い。でも頑張るしかないねぇ。
「じゃあコナン君、お家借ります!……あとそのかわいいコナン君も好きだけれど、わざわざ演技、しなくても良いのよ?」
コナン君にずいと近づきながら、私は騎士団時代の自分をさらけ出す。
性格の変化に驚いたコナン君を脳内保存してごちそうさましながら、ふふと笑った。
「#name2#さん……そういう顔もできるんだな……」
「いやぁ?こっちの方が割と素に近いんだけどね?」
そういう顔ってどういう顔じゃ。
*
コナン君も家に帰り、夜ご飯も食べ終え時刻は夜、良い子は寝る時間。
「寝ないのか」
「寝床が…」
「一緒に寝るか?」
「なっ……!!だだだだめです!!恥ずかしいです!」
「大丈夫だ、何もしない」
「でも、あ、あの」
「ほら」
ベッドに横たわる赤井さんが掛け布団を上げて待ってくれている。
今は変装を解いていて、沖矢さんではなく赤井さん本人だ。
何このご褒美。
恥ずかしいけどせっかく言ってくれた赤井さんに申し訳ないし、いつまでも待たせる訳にはいかないな。
「お、おじゃましまーす……」
布団の中にいそいそと潜り込む。
向かい合わせで寝るなんてできないから、赤井さんに背を向けて横たわった。心臓が痛い。
赤井さんの背丈に合わせて布団を掛けられたため、私の顔は布団の中へ消える。
ふおおぉお隣に赤井さんが!掛け布団おっきいなぁ、顔被っちゃうや……めっちゃ赤井さんに包まれてる……赤井臭……?イケメンはみんな良い匂いがするのかな??
布団の中があったかい。
赤井さんと私の体温が混ざって一つになって。
背中越しに人の体温、息遣い、心臓の規則正しい音が、小さいながらも聞こえてきて。
なんだか懐かしいな、久しぶりの人肌
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