朝の平和もつかの間


「……?」

目を開けると目の前は黒一色だった。
上を見ると、赤井さんの顔が。


…………ん?


どどどどどうして私赤井さんに抱き締められてるのかな!!!?

赤井さんの腕を解いてベッドから降りたい気持ちしかないけど、赤井さんがあまりにも気持ち良さそうに寝てるからだめだ。
解けないしそれに寝顔がかわいい。むりつらい写真に収めたい。


「……起きないのか」

「うおっふぉ赤井さんおはようございます!?いつからお目覚めを!?」

「#name2#が起きていた時から」


あ、じゃああのかわいい寝顔も演技だったんですねちくしょう。

じゃなくて、


「何故私は赤井さんに抱きしめられてるのですか」

「昨日君が……いや、何でもない」

「!!!??私何か粗相をしましたか!?」

「いや……ただ俺がしたいからしただけだ」

「!?!?」

「大丈夫だ。手など出していない」

「っ……!そういうので聞いたんじゃありません!」


顔が熱い。私からかわれているのですか?!
語弊がありすぎて意味が分からない!!

赤井さん何か笑ってるしちくしょう!!




「起きるか」

「朝食作りましょうか?沖矢さんになるのに時間少しかかるでしょう?」

「頼む」


起き上がり、私は伸びを一つ。
昨日あのままの格好で寝たから、服が皺になってしまった。


「俺のを着た方が良さそうだな」

「え、あ、赤井さん、の、服、ですか!?」

「皺があるまま着ててはいけない。俺のを貸すからそれを着ろ」

「で、でも」

「そんなに渋るなら脱がすぞ?」

「着まーす!喜んで着まーす!!!」


やべぇ赤井さんの口から脱がすぞ何て言わせちゃった。