今晩、何で〆る?
「あけましておめでとう〜!」
そう挨拶をして家に帰って倒れ込むように眠りについた。目を覚ましたのは8時で。予定もないけど二度寝するのは勿体なくて、実家へ連絡して新年の挨拶に向かった。
「あけましておめでとうございます」
「おめでとう。今年も体に気をつけて頑張ってね」
両親に迎えられ、少しだけお酒も飲んで、夕方実家を出た。年始の電車は意外と空いてて、お酒を飲んだせいもあって立ちながら舟をこいでて、ハッとして慌てて降りた駅は渋谷だった。スマホが震え、見てみたら康二から『だてとご飯食べるんやけど暇してない?』とLINEがきてた。場所は康二の家。『行く〜』と返事をして、康二んちの最寄りまで電車で向かう。
向井「おー! いらっしゃい! 寒かったやろ」
「康二、あけましておめでとう」
向井「おめでとう! って、2回目やな」
「ふふ、たしかに」
家まで着くと康二が出迎えてくれて、中に入ると既に舘様が食事の準備をしていた。
「舘様、あけましておめでとう〜」
宮舘「おめでとう」
「今日、お鍋?」
宮舘「うん。何人か来るみたいだから」
こてんと首を傾げれば「LINE見てない?」と舘様が言葉を投げた。
宮舘「照とふっかも来るって」
「え、けっこう来るね。私何も持ってきてない」
宮舘「大丈夫。奏依はいてくれるだけでいいよ」
「せめて、ご飯の用意は手伝うよ」
宮舘「だめ。奏依酔ってるでしょ」
向井「ふっかさんと照にぃもう来るって」
遠くから康二がそう呟く。ふぁ、と小さく欠伸をすると、ソファに誘導され「ゆっくりしてってな」と康二に笑われた。こくりこくりと頭が揺れる。あったかいし、心地いいからこのまま寝ちゃいそう……。
***
誰かに頭を撫でられてる感覚に、ゆっくりと目を覚ます。猫みたいにその手に擦り寄れば「起きた?」なんて甘い声が投げられる。
「……おきたぁ」
深澤「おはよ」
岩本「おはよう」
視線の先にいたのはふっかと照くんで「おはよーございます……」と伸びをしながら返事をする。
深澤「おねむさんかぁいいねぇ」
「お昼間飲んだ日本酒が……」
岩本「え、奏依日本酒飲むの?」
深澤「やば、今日酒弱いの俺だけ?」
向井「俺も今日はまわるの早そうやわ」
宮舘「お鍋出来たよ」
あちこちから声が聞こえる。ソファに預けていた体を起こして、ダイニングテーブルに集合する。いわふかが少しお酒を用意してくれたらしくて、ちゃっかりそれを楽しみながら、舘様特製のお鍋に舌鼓をうった。