移動車にて
THE MUSIC DAYが終わり、着替えてからぞろぞろと移動車に乗り込む。もうこのまま家まで送ってくれるって話だったけど、順番なんて考えずに適当に乗り込んだら、さっくんと阿部ちゃんの間になった。
マネージャー「じゃあラウールさんから順番に送っていきますねー」
ラウール「はーい」
それぞれに思い思いのこと話したり寝たりしてる中で、隣でさっくんは「歌詞とちったー」なんて呟いていて……。わーってなってたから、大丈夫大丈夫と伝えれば、「しのー!」とぎゅっと抱きつかれた。よしよしと頭を撫でてあげればさっくんは凄く満足そうな顔をしていた。
「帰って録画見るの楽しみ」
阿部「今日も録ってきたの?」
「うん。SixTONESも出てるし、帰ってから見るよー」
佐久間「ほんとしの、SixTONES好きだよね」
「Snow Manも好きだよ?」
佐久間「佐久間さんのことは?」
「ふふ、好きだよ」
佐久間「んはは〜! ねえ康二聞いた〜? え、あれ? 康二は?」
「え? いないの? ねえそっち康二いる?」
岩本「え、いない」
目黒「俺の横もいない」
深澤「俺んとこもいなーい」
「え、乗ってないんじゃ……」
マネージャー「え、嘘!? ちょっと、日テレ戻ります!」
マネージャーさんが車をUターンさせている中、私は康二にLINEを送った。
『康二ー、まだ日テレにいる?』
『おるよ🥺』
あ、やっぱりいた。泣きそうなスタンプが送られてきて、申し訳なさで胸が締め付けられた。
「康二、日テレにいるって」
佐久間「んえ、康二置いてった!?」
マネージャー「申し訳ないです……!」
『今戻ってるからもうちょっと待ってて』とLINEすれば『はーい』と返事がかえってきた。とりあえず迷子とかじゃなくて良かったけど、まさか乗り遅れるなんて……。
数分の後に日テレさんの駐車場へ到着した私達は、今度こそ康二を乗せて帰路へ着いた。
向井「もう! 皆忘れんといて! 俺むっちゃ寂しかったわ!」
「よしよし、ごめんね」
向井「奏依ちゃぁん……!」
泣きついてきた康二をあやしつつ、反対側で「きゃー!」と抱きついてきたさっくんの面倒も見てたら、阿部ちゃんから「そこだけ保育園じゃん」と笑われた。