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ステージはキラキラ輝いて、そこに立つみんなをさらに輝かせる。結局、私はこのジャッジメントがどんな意味を持つものなのか、わからないままだったけど、舞台袖から見えるみんなは楽しそうだった。私はそのお手伝いが出来たかな。ちゃんと、みんなに魔法をかけてあげられたかな。


「お疲れ様です!!みなさんすっごくたくさんキラキラしてました!」
「勝負には負けたけどな!」
「負けちゃったのは悔しいですけど、でもかっこよかったです!」


Knights相手に即席のメンバーであそこまで太刀打ち出来たんだから、月永先輩の人望って案外すごいのかもしれない。たまたまクラスメイトが素晴らしかっただけかもしれないけど。


「リンちゃんお疲れ様」
「あんず先輩!!!」


いつの間にかあんず先輩とKnightsのみんなも集まって来ていて、賑やかになっていた。だけど、私よりも先にあちらに行かなきゃいけない人がいるのを察しているから、私は月永先輩の背中を押した。


「ちょっと、なに?あんずが呼んだのはおれじゃないんだけど」
「望月達にはもうリーダーは必要無いので、早く自分のお城に戻ってください!」
「ナイトキラーズも楽しかったけどな!」


このジャッジメントの持つ意味はさっぱりだったけど、月永先輩にとってこのジャッジメントどんなものだったのか、Knightsを見る月永先輩の目を見てなんとなくわかったから。だから、私よりも先にあちらに行かなきゃいけない。


「リンちゃんの気遣い、受け取るべきだと思うよ。月永君」


月永先輩は一瞬固まって、照れ臭そうに笑ってからKnightsの皆の所へ向かった。月永先輩の事はまだよく分からないけど、やっぱりKnightsの王様でいるのが似合ってるんだと思う。


「何が裸の王様ですか。立派な衣装着てるのに」
「リンちゃん、これからもちゃんと月永君を支えてあげてね。その役割は君が相応しい」
「確かにな!レオちん少し絡みづらいけど、リンとは相性良さそうだったよな!」
「頑張れよ、新人プロデューサー」


三人の先輩方から月永先輩を押し付けられた感に私は困ると反抗しようと振り返り口を開きかけた時、私の名前を呼ぶ月永先輩の声が響いて私の口からは言葉が出ることは無かった。


「リンー!!お前も来い!」


顔だけ振り返り月永先輩の方を見ると、右手を大きく振ってる月永先輩が目に入る。なんで私を呼ぶのか疑問に思っていると、仁兎先輩が私の体の向きをクルッと回転させてからさっき私がしたみたいに背中を押した。


「行ってこい!魔法少女!!」
「プロデュース、ありがとな」
「お疲れさま、プロデューサーさん」


背中を押された時、思ったんだ。これで終わったんだ。ナイトキラーズはもうこれで解散なんだ。私が頑張る場所は無くなったんだって。そうしたらなんだか急に寂しくなって、立ち止まって振り返ってしまいそうになったけど。


「リン!!」


呼ばれた名前が前を向かせてくれて、これが大切な一歩だった事を思い出させてくれた。これから走り出すための一歩だった。そう考えたら寂しさなんて何処かに消えていて、私は笑顔で先輩の所へ向かう事が出来た。


「お疲れ!リン!!」
「お疲れさま、リンちゃん」

「お疲れさまです!月永先輩!あんず先輩!」



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