「石田くん!!!!」
吹き飛ばされる石田の身体。それを受け止めようと動き出した織姫の耳に入ってきたのは、一撃が言葉を小さく発している音だった。
『…ケル。助、ケル。俺 ガ、助ケル』
その言葉に、織姫は過去の自分が一護に助けを求めていたのを思い出し、目を見開いた。
―あたしのせいだ。
あたしがあんなこと言ったから、黒崎くんはあたしを助けようとして―――
−どうして。
黒崎くんの足手まといになりたくなくて修行した。黒崎くんを護りたくてここへ来た。なのにどうして、どうしてあたしは最後の最後で、黒崎くんに頼っちゃったんだろう―
織姫の思考が巡る中、一護が石田に向かい虚閃を放とうとしていた。剣が深く刺さり、激痛のせいで動けないでいる石田に対して、無情にも虚閃の光は大きくなっていく。
「待って黒崎くん!!!黒崎くん!!!!」
そんな時だった。一護の背後から再生途中の身体のまま、ウルキオラが雷霆の槍を持って攻撃を仕掛けようとしていた。
ウルキオラの攻撃は、ギリギリで一護の角一本を切り落とした。それにより、集めていた虚閃の光がバランスを崩したように拡散し、爆発した。
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