織姫の声もむなしく、やや巨漢の死神の左肩から先が血を吹き出し無くなった。
「!」
「…そうだ女、お前に話がある」
ウルキオラは織姫を見すえたまま。
織姫はやられた死神の方を振り返り、髪留めに手を添える。
「双天帰盾!」
織姫の声に応える様にオレンジ色の光が走り、『キュウゥン』と音をたて、大きな盾となって死神に覆い被さった。もう一人の男は足がすくんでしまったのか、その場を動けないでいる。
「う…うあ…」
「逃げて!逃げて下さい!!」
「し…しかし…」
「いいから逃げて!!お願い!!」
織姫が叫んだ途端、もう一人の死神も上半身の大半が大きな音をたて消えた。その光景が気持ち悪くて、思わず声が出てしまう。
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