「うわ…」
「あやめ!!」
「あやめ」と呼ばれた一つの固体が飛び、覆う範囲を広げた。
「ほう、そこまで損傷していても回復出来るのか。大した力だ」
平然と述べるウルキオラに対し、織姫の拳が固く握られたままワナワナと震えてる。きっと今、織姫の中で凄く憎悪が渦巻いてるんだろうな。
織姫がこっちへ振り返ると同時に、ウルキオラが話し出した。
「俺と来い 女」
「!?な…」
「喋るな」
「言葉は「はい」だ。それ以外を喋れば殺す。「お前を」じゃない」
カシャッと音と共に、現世の映像が出た。それは、現世で負傷している仲間の姿。
その中にはもちろん、一護の姿もあって…。
「!!」
「何も問うな、何も語るな。あらゆる権利はお前に無い。お前が その手に握っているのは 仲間の首が据えられたギロチンの紐、それだけだ」
「理解しろ女。これは交渉じゃない。命令だ」
「藍染様はお前のその能力をお望みだ。俺達には、お前を無傷で連れ帰る使命がある」
「もう一度だけ言う。俺と来い、女」
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