「今度から俺の居ない時にノイトラに会って話し掛けられても何も返すな」
「うん」
私も出来ればノイトラとは会いたくはないし、話もあまりしたくはないからすぐに頷いた(ノイトラには、少しだけ、本当に少しだけ申し訳なく感じた)。
「これからどうするの?」
「女に食事を運ぶ。今からソレの準備だ」
「ん。…もしかして、ウルキオラが作るの?」
「俺が作る訳ないだろう。お前があの女に作れば良い」
ウルキオラに軽く睨まれて 冷たく返された。…そりゃあ、ちょっとの料理なら私だって出来るけど、そうやって命令口調で言われると作る気を無くしてしまう(今に始まった事じゃ ないけど)。
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結局、私が織姫の為に料理をして(その間近くでウルキオラにジーっと見られてて怖かった)、その間に良く散歩をする"三桁の巣"の辺りで二人ほど同胞の霊圧が薄くなった。
片方は分かる、ドルドーニだ。
ドルドーニは、私を「ベベちゃん」って呼んで、沢山話をしてくれたし、聞いてくれた、お父さんみたいに優しい人。
元十刃だから戦闘の実力だってそれなりにある人なのに、やられてしまうなんて……。
(倒したの、誰だろう。地下だから霊圧が良く分からない。……もしかして、一護…?
…いや、一護の事を考えるのはもう止めよう。今はやるべき事を、やらなくちゃ…)
そしてワゴンに料理を乗せて織姫の居る部屋まで運んだ(運んでくれたのは下っ端の破面の人)。
「…!」
織姫の部屋に着く目前に、ドルドーニとは別の誰かが倒されたのが、脳波の様に伝えられた。この霊圧の感じは…多分チャドで。
倒したのは……ノイトラだ。
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