悠久の刻の果て最終章 役目
ロウは
疲れ果てていました
次元を超え マナに混じり 可能な限り行使された肉体
この世界に干渉しすぎた為に ロウは『マナ』そのものとなっていました
ロウは極北の地に腰を下ろしていました
自分の体をほとんど認識できないほど、ロウは希薄な存在になっていました
彼女の存在を誰も知らない 誰も気づかない
彼女の気持ちを誰も知らない 誰も気づかない
ロウは誰にとっても
『わからない』存在になっていました
私はなにもできない
この世界で一番弱い存在
誰も救えない
誰の役にも立たない
私はこの世界に来てはいけなかった
みんなを傷つけることしかできなかったんだ
みんなを悲しませることしかできなかったんだ
もう何も知らなくていい
全部試した
全部わかった
もう知りたくない
この世界で一番「どうでもいいもの」
それは私だったんだ
それが
この世界の「答え」だったんだ・・・
消えて
無くなってしまいたい
そんなことを思うと涙が出そうでした
悲しむようなココロもない
涙を流すための目もない
涙のための水分もない
でも、悲しくて
悲しくて・・・
ごめんね ごめんね
みんな ごめんね・・・
空から灰色のしずくがこぼれ落ちました
夢も希望も失ったヌケガラ
それは速度を上げて
地面に向かって
一直線
に
落
ち
〜
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