周りから見た中也のイメージSS
7歳 白瀬視点
「嗚呼、チビの事か。」
「ずっと名前に引っ付いてる子って感じだね」
「うー!」
「ほら、今だって名前を探し回ってるみたいで僕の前ウロウロしてるよ」
「あー、うあー!」
「刷り込みみたいなものなのかな?最初に見たのが名前だから、彼女を親として見てるのかも」
「言葉も分からないし、会話が出来るまでになったら自然と親離れみたいなのするんじゃないかな?」
「???うー!…う”ぅ…」
「ああほら泣くな、僕も探してあげるから」
「あう…」
「チビがこっちに来たからもう行くね」
15歳 白瀬
「中也?拾った時から考えたら見た目は少し大きくなったよ。」
「何より服をちゃんと着るようになった。お洒落に目覚め出したみたいで身だしなみを整えるようにもなった」
「中身?中身はねぇ…うん。全く成長してないよ」
「昔と同じで名前の周りに必ずと云って善い程居るし。」
「まあ腕に引っ付く事は無くなったかな。その代わりポケットによく手を突っ込んでる。何でだろ?」
「彼女第一ってのも変わらないなー、守り方を覚えたから昔よりえげつないかも」
「名前離れは出来そうに無いね。中也自身気づいてないけど、名前に惚れてるし」
「恋愛抜きにしてもこれからもあの2人は一緒に居ると思う…僕の勘だけども」
15歳 太宰
「え、中也?もう本当いけ好かない奴だよ。嫌いだね」
「根本からもう彼と僕の考え方が違うから本当に厭。嗚呼、でも反応は面白いのだよねぇ、プププ」
「そうそう、名前ちゃんに関連する事は本当に面白いのだよ。僕や織田作が名前ちゃんと関ってる所を見たら必ず血相を変えてこっちに来る」
「織田作はきっと何も考えて無いだろうけどね。僕?僕は中也の反応が面白いから名前ちゃんに話しかけてるだけさ」
「彼女も織田作みたいな感じで少し天然が入っててねぇ、それはそれは面白い。」
「中也は名前ちゃんの事が好きでね、よくアタックしてるようだけどまあ家族の延長線だと思われてるみたい」
「その後の中也の顔ときたら、もう本当傑作なのだよ!」
「その為に僕は野次してるのも同然さ!」
15歳 織田作之助
「ん?中原についてか?よく分からん」
「そういや名前と仲が良いな。同じ所で生まれ育ったからだろう」
「最近よく俺に突っかかってくる。家族を取られたく無いのだろうが、出会い頭勝負を挑んで来られると多少疲れるから止めて欲しい所だ」
15歳 森鴎外
「中也くんかい?彼は善い部下だよ。異能も強いし腕っ節も強いじゃないか。」
「ただねぇ、名前ちゃんに対する執着が凄いのが少し気がかりでねぇ…彼女に危害が加われば例え同僚でも殺すし、ちょっと名前ちゃん離れした方が善いと思うのだよ。」
「紅葉君が彼女を見ると打診して来たのだけれども、名前ちゃん離れをさせる善い機会だと思って織田君に世話係を頼んだのだのだよ。結果、休憩時間に名前ちゃんを探しに行ってるらしくてね」
「若いねぇ本当…」
15歳 尾崎紅葉
「中也のう…名前が可愛くて可愛くて仕方ないそうじゃ」
「休憩時間は必ず姿を消すから何をしてるのかと思いきや名前を探しに行ってると来たではないか。」
「あれはもう依存じゃ。ほんに名前が気の毒でならん」
「まあ、あの娘も一緒に居るのが普通じゃと麻痺しているようでのう…ある種洗脳が終わったのも同然じゃろう」
15歳 名字名前
「中也?私が拾ったから刷り込みで家族だって思ってるんじゃないかな」
「今も昔も相変わらず私にべったりだよ。そろそろ姉離れした方が善いと思うのだけど…」
「そろそろ反抗期でも来るかな?彼にとって7歳が0歳だとして、一般的に10歳で反抗期が来るとすれば17歳頃が妥当だと思うし…ブツブツ…」
「うん、それ位の年齢であれば問題無いね。」
「嗚呼そういえば、最近中也がちょっとおかしいというか…壁をいきなり殴るだなんて…あ、これが反抗期なのかな!?」
「お姉ちゃんとしてちゃんと向き合わないといけないね、頑張ります」
15歳 中原中也
「いやこれ本人に聞くか?普通。」
「つーかこれ誰に聞いてるんだよ…あ?だざ…名前にも聞いたのか!?」
「ン"ンッ…あー、名前はなんって云ってた?」
「…壁ドンを反抗期だと思われてるのか…?」
「…」
「…別にショックなんて受けてねぇよ…」