〜もし彼女が声も出さず静かに涙を流していたら〜

7歳中也
「うー?」
「ぅー…うあー!」
「…?」
「んぶぶ!うー!」
「…ヒックうぅ”…」
周りをうろちょろして声を掛けるがどうすれば善いか分からず共に泣く


15歳中也
「おおおおおいどうした???どうした!?」
「な、何泣いてんだよ」
「何かあったのか?誰かに虐められたか?腹痛いのか?」
「ほ、ほら!俺の異能好きだろ?浮かせてやる」
「どうだ?楽しいか?…空飛べて楽しいとか云ってたじゃねえか」
「だからもう泣くなよ…」

15歳太宰
「あれ、名前ちゃん?どうしたの?」
「中也と喧嘩でもしたのかい?」
「さすがの僕でも云わないと分からないのだよ」
「僕は女性を泣かせる事はあるけれども…」
「うーん、僕はこういったのは得意じゃないんだよねぇ…」
「…よしよし」
「ちょっと元気出た?」
「織田作の所に行こう。彼の所に行ったらきっともっと元気出るよ」

15歳織田作
「?どうした」
「何かあったのか?」
「腹でも痛いのか?」
「…ほら」
「昔太宰に抱きしめればストレスが軽減すると聞いた。否、厭ならば大丈夫だ。強要はしない。」
「…ん、ちょっと休め。お前はよく頑張ってる」

22歳太宰
「あれ?名前?奇遇だね…どうかしたのかい?」
「中也と喧嘩でもした?彼ったら昔と変わらず小さいからねぇ。」
「図体は勿論だけど器も小さいってなると救いようが無いよねぇ…ん?中也と喧嘩した訳じゃないのかい?」
「涙を流してる君も可愛らしいけど、笑顔も見たいな?」
「ほら、可愛い顔もっと見せて?」
「…うん、駄目か。そうだよね君って鈍感娘だものね」
「ほら、おいで」

22歳中也
「おい名前どうした、何があった、誰に何された」
「マフィアの人間か?それとも外部か?」
「大丈夫だ、俺が手前の悲しませた奴ぶっ飛ばしてやるから」
「手前が泣き止むまでは傍に居るし何かして欲しい事があれば俺に出来る事なら何だってやる」
「手前は1人じゃねえよ、俺が居るから安心しろ」