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「え?TPOは?」
『あん、あ…、
な、なにそ…いや、やめっ、き、ぎゃぁぁぁぁ!』
「うおぉぉぉ!」

叫んだ。そして流星は飛び退いた。
動画は再生され続ける。

きらっと光る男の手の注射器。それを女に打ち込み、髪を引っ付かんで、

『裏切りやがってこのクソがぁぁ!』

ごすっ。

多分殴った。

「な、な、」
「朝からずーっとエンドレスなの!わかる俺の気持ちぃ!」
「わ、わかりたくないですそれなんですか、殺しですか、ウチのカンカツですか」

そしてそれから。

「ちぃーっす。おは…
何してんのバカ二人」

政宗があくびをしながら出勤してきた。

「潤が、」「流星が、」がハモり、「はいはい」と政宗が件のエロ動画を眺める。

「あー、龍ヶ崎のこの前の監視カメラね」

冷静に言う。思わず「は?」と流星。「そうだよこの人でなしぃ!」と潤。

「え、何?お前ら朝からこんな目覚めの悪いもん見てたの?」
「そうだよぅ!」
「なにそれ俺初知りなんすけど」
「これ丁度今日辺り捜査一課に
“ウチの事案じゃなくね?がんばってね〜”って送り返そうかと思ってたんだが潤、さてはお前俺の“ヤクザファイル”開いたな」
「だって行き詰まったんだもん 」
「お前って本当どうやったの?変態だよねサイバーの、スパイの。あれ4重ロックくらいにしといたんだけど」
「全部生年月日とか意味ねぇよゴリラ」

全然話についていけない本作メイン主人公、最早腰を抜かして変態二人を見守っていた。

「プライバシー侵害で逮捕じゃん。
で、なんか見つけた?」
「待って変態二人。流石に俺ついていけないっす。なに?なんで?」
「あぁ。
龍ヶ崎だからっつって一課が俺にメールしてきたんだよ。お前ら二人はアホだから、特に部長って五十嵐さんが。
けどどうよこれ」
「これって殺し?」
「うん。この女先週遺体で見つかったんだが薬物反応なしだってさ。でもなんか男のDNAからは薬が出てるから解析してくれってさ。どう?」
「いやぁ捜査丸投げやん。
あれだろこれ、空の注射器だろ」
「ほうほう」

とりあえず政宗は流星に腕を貸し、立たせてやってから自分はデスクに座り、パソコンを開いた。

「男の足取りは?」
「さぁ?東京湾じゃね?」
「組抜け?」
「さぁ…」
「ま、ウチの事案じゃねぇな、五課に投げるか。なーんだ」
「待て、待て、始終俺が着いていけてない、え?ハブられてんの俺」
「シャブだよシャブ!どうでもいーけどお前この後観ない方がいいよ」
「なんで」
「惨殺されてるから」
「政宗ー、一課と五課に。部長が『ぶっ殺す』って言ってるって伝えといてくださーい」
「はいはい。お前意外とダメだよなぁ、やっぱ」

カチャカチャとキーボードを叩く政宗。

“今後ともよろしくお願いします
※部長はひよっこ、監督官はセクシャルやばいやつです、あしからず”

と、一課と五課に動画データと共に発信した。



はい、日記レベルの短編、ノスエゴでした〜。
流星ごめんな!

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