1


夢のような話を切り取って集めたようなぬるま湯に泥酔したいなぁ。

排他的なことをあの人は云いました。

光を殺して闇は棄てる、そんな曖昧な感性を今日も貫いて君は生きていると知るのです。

水中遊泳、海月のようなそれはゆらゆら、ゆらゆら揺れ。
混濁して幸せに甘くなった雨水のように。

意識とは儚く天下りで感性に着くとして。それを咎める術もなく私を無意識の波に連れ込みます。

少しあとですがそれは浮游し旅立つことができます。

私はそれを『不眠症』と名付け、誰かには『快楽』と話します。それが輝くような毎日を、生きるからに他なりません。

貴方を起こすことは出来ません。
精神投与、最近どうよと。
言い換えて散らしてしまったその悲惨は飛散し心に傷を負うのです。

誰かの自傷はそんな事情で自意識過剰に働いていきます。

浮游は結論、飛行船のような美しい虚無でなりたつの。これもまた光です。私にはないもので。

さぁ、これから何処に行こうか。ひんやりしたリビングで白昼夢に浸る。幽体離脱のようにただただ、貴方が出ていった扉を、どこか冷えた頭が見ている。

何も置いていかれてはいない。
置いていかれたのならそれは、生活だった、貴方との。

生きてるのか、死んでるのか。

立ち眩みにまた日常。

- 33 -

*前次#


ページ: