メモログ1
【一期のOP結構好きだったりする】
「朔くん何聞いてるの?」
「ああ、これスか? ちょっと前の曲なんですけど……最近ちょっとハマってるんですよね(イヤホンを片方差し出す)」
「(一緒に聞く)楽しそうな曲だけど……この歌詞なんて言ってるの?」
「……梓先輩にはちょっと早かったかもしれないですねー」
「なにそれ!」
「(地獄の刑場の名前を羅列してるんですよだなんて言えるわけないしなあ……ましてや歌ってるのがうちの上司や同僚たちだなんて尚更言えない)」
【本人以外は謎】
「割刳処、脈脈断処、悪見処、団処、多苦悩処、忍苦処、朱誅朱誅処、へい!何何奚処!(小声で口ずさみながらテーブルを拭いている)」
「……朔くん楽しそうですね(歌詞がよくわからない……)」
「そうですねえ(一体なんて言ってるんだあれは……)」
【結局家まで付いてくる凩 ※弐拾話その後】
「おじゃましまーす」
「なんでついてくんだよ帰れよ……」
「(無視して上がり込む)なんだこの棚、入ってるのいい酒ばっかじゃねえか。ほー、なかなか手に入らねえものまである……どうしたんだこれ」
「引っ越し祝いだって、あの世から大漁に送られてきたんだよ」
「なるほどな。酒ぐらいにしか金を使う当てがないって、お前あの世じゃ結構有名だもんな〜」
「(なんだそれ……)送ってくれるのは嬉しいけど、一人暮らしだってことわかってんのかなあの人たち……」
「飲まないなら何本か貰っていいか?」
「そういう話はしてないし、お前にやる酒は無い。というか早く帰れ!!」
「まーそう言わずに。んじゃ拝借するのは諦めるとして……たまには親子水入らずで飲もうぜ」
「俺はお前を親だと思ったことは一度もない。帰れ化け狐」
「ハイハイわかったから、とりあえず升どこ」
「…………食器棚の左端」
「意外と素直だな」
「うるさい黙れ。いいか、俺はただ酒が飲みたいだけだ。お前と飲みたいわけじゃない」
「わかってるって」
(一時間後)
「でへへへ〜〜〜! おりゃ、じぇんじぇんよってましぇん! まらまらいけましゅ!(朔の背中をバシバシ叩く)」
「こうなるからお前と飲みたくなかったんだよ……(眉間にしわ寄せ)」
【髪色談義】
「そういえば、朔くんの髪って地毛なの?」
「え? 急に何スか梓先輩」
「いや、ふと気になって。前から聞きたいなあとは思ってたんだけど」
「……少なくとも染めた覚えは無いッスけど」
「そっか、じゃあ地毛から金髪だったんだね。ちょっと憧れちゃう」
「……そんなに珍しい?」
「もちろん! 日本人でその地毛の色は中々いないもの」
「そう、スか(地獄には普通に色とりどりの髪色の人がいたから特に意識したことなかった……)」
「あっ」
「え?」
「もしかして朔くん……どこかの国のハーフとか?(真剣な表情)」
「いや、純日本人スけど」
「だよねえ」
「わかってるなら訊かんでくださいよ」
【炎上は雨では消えない(雨の日ネタ)】
「なんか元気なさそうッスね梓先輩。どうかしたんです?」
「まあねー……ここ最近雨ばっかりでしょ?」
「梅雨スからね」
「雨が続くとなんだか気分までどんよりしちゃわない?」
「そういうもんスか」
「そういうもんなんスよ」
「(真似された……)俺は特にそういうの無いからなあ」
「確かに朔くん、雨の日はむしろ調子よさそうよね」
「そうスか?」
「うん。なんかいつもより楽しそうっていうか」
「(地獄じゃあんまり雨なんて降らないからなあ)……まあ確かに俺、雨は好きかもしれないッス。ほら、あの静かな感じとか」
「あ、静かな感じは私も好きかも。でも雨の日は気分もそうだけど湿気がなあ……髪がまとまんなくなっちゃう」
「へえー」
「朔くんはいつも帽子被ってるからわかんないだろうけどさ」
「はは、それもそうだ」
「私も雨の日は帽子被ってお店来ようかなぁ」
「ふふ、そうしたら俺とお揃いッスね〜」
「……やっぱりやめる」
「え!? なんで!?」
「(最近朔くん目当てのお客さんも増えてきて炎上が)怖いから……」
「こ、怖い……??(困惑の表情)」