あまりの出来の良さにおお、と感動する私。目の前には出来上がった制服があった。
黒い袴にとても丈の短い黒い着物、そしてその中に一見着物に見えるような白シャツを着こむスタイルのようだ。上に重ねている黒い着物はよく見るとみんながつけている学ランの変形アレンジっぽいし、袴も帯じゃなくてベルトでも止められるやつだし……若干のコスプレ感は否めないけど、うん。これなら私が着ても恥ずかしくない! 最低限制服感は残しつつも、むしろ可愛い!! そして何よりもミニスカートじゃない!!!! それは本当によかった!!!! 勝訴!!!!!
感激している私を見て新田さんが得意げに胸を張る。
「生徒の皆さんの要望になるべく応えるのが目標スからね!」
「うわーすごい! ありがとうございます」
実際に着てみてほしいとのことで、ふたりきりなのをいいことに早速その場で着替えさせてもらう。うわ、めちゃめちゃちょうどいい。すごい。実際に着てみせると新田さんも「流石っスね!」と褒めてくれた。一緒に居たキューちゃんもなんだか楽しそうにその場でくるくると回っている。
「どうスか? どこか動かしにくいところとか」
「いえ、問題なさそうです」
「そうスか。もし不具合があったらいつでも直しますんで、その時は連絡くださいッス」
「はい、わかりました」
ありがとうございましたともう一度お礼を言ってからウキウキで部屋を出る。すると丁度教室に移動中の1年生3人に出くわした。見慣れない格好に虎杖くんはおお、と目を丸くする。
「霙さん、それ制服?」
「うん。さっき届いたって言うから着てみたんだ」
「へえ、和風のカスタムは初めて見ました」
「こういうのも意外とありね」
みんなからのお墨付きをもらってちょっと嬉しくなる。すると虎杖くんの頬に見慣れた口が現れた。
「小童、なかなか様になっているではないか」
「……それ遠回しにガキっぽいって言ってます?」
「たわけが。似合っていると言っているのだ、これぐらい素直に受け取れ」
「そ、う、ですか……」
ふーん、と私が顔を逸らすと、それを見た宿儺さんは実に楽しそうに笑っていた。どうもこの人から直球で褒められるのにまだ慣れないんだよな……むずがゆいというか……。
一緒に教室に移動していると、釘崎ちゃんが思い出したようにある提案する。
「そうだ、授業の後にみんなでカラオケ行くんだけど、霙さんも行かない?」
「カラオケ?」
「そうなんだよ! この間行った時に1曲しか歌えなくてさー だからそのリベンジってわけ」
「リベンジかぁ、いいよー どうせ暇だし」
「決まりね!」
嬉しそうに釘崎ちゃんは言った。カラオケあんまり得意じゃないけど、みんなが楽しそうだからいいかなあ……。
「あーあ、この後授業っていうのがめちゃめちゃ面倒ね。しかも座学」
「そういえば今日だったよね? 数学の単元ミニテスト」
「え゛!? だったっけ!!」
忘れてた!と途端に顔を青ざめさせた虎杖くんに、私はつい笑ってしまった。
***
さて時間は流れ、都内某カラ館。
「あ゛ー! 87点かぁ、クソー……全然伏黒に勝てねえ!」
画面に表示された点数を見て悔しそうにする虎杖くん。今は個人別点数対決の真っ最中だった。現在点数トップの伏黒くん(93点)は涼し気な顔で次の曲を選んでいる。
「にしても意外よね、伏黒がこんなに上手いなんて」
「……」
「だからなんでちょいちょい無言になるのよ」
「虎杖くん惜しかったね、上手かったよー」
「ありがと霙さん」
虎杖くんはへへ、と嬉しそうに笑う。うーん、可愛いなあ。本当に孫にしたいレベルで可愛い。そんなことを思いながらニコニコしていると少々困惑気味に釘崎ちゃんが言う。
「霙さんがめちゃめちゃ穏やかな微笑み浮かべてるんだけど」
「鬼なのに仏様みたいになってるな」
「いやーもうなんか、みんな可愛いくてさ……」
口角が上がるのを隠そうともせずに私は言う。なんかもうこの子たちがわちゃわちゃしてるだけで疲れが浄化される気がするんだよね。そういうセラピーかな?というレベルで。若者セラピー? というかこの子たちが特殊な気がしてきたな。なんか癒されるんだよなー、この子たちの会話って。思わずニコニコしちゃうくらいには好き。
すると、私の「可愛い」発言にちょっとだけ顔を赤くした虎杖くんが思い出したかのように言った。
「そういえばさっきから思ってたんだけど、霙さん一曲も歌って無くね?」
想定外の指摘にぎく、と肩を震わせる。
そしてそろーっと目を逸らしながら私は弁明した。
「そんなことないと思うよー」
「いやそんなことありますよ。俺たちしか歌ってないのは事実です」
「なんか私たちだけ歌うのもアレだし、霙さんも歌っていいのよ?」
「い、いいよー私は全然、聞いてるだけで十分だし。と、というか! 私現世の曲あんまり知らないっていうか!」
「でも俺がさっき『U.〇.A.』歌った時は一緒に口ずさんでたじゃん」
「そ、れは……」
痛いところを付かれて思わず言い淀む。一時期シロくんが閻魔殿でエンドレスリピートで口ずさんでたから……とは言えそうにないな。
「なーなー霙さんも歌おうぜー? 俺霙さんの歌も聞いてみてえんだけど」
「そうですね。俺もちょっと興味あります」
「私も!」
「そ、そんな、いいよわざわざ、こういうのは歌いたい人が歌うのがいいんだって」
苦笑しながら話題を逸らす私。人前で歌うのが苦手だから飲み会の二次会の鉄板であるカラオケでは毎回聞き役に徹してたからいけると思ったんだけど、まさかここでマイクを振られるとは……完全に予想外だったな。
どう切り抜けようかなと考えていると、釘崎ちゃんがある提案を持ち掛けてくる。
「じゃあデュエットしない? 私と一緒に!」
「デュエット……」
「それなら私も歌えるし、霙さんも歌える! いい考えでしょ?」
お願い!と可愛く言われてしまえば、基本的に彼らにゲロ甘な私が断れるはずもない。うーんと考えつつも、天秤は彼側に傾いているのは確かだった。
「……私あんまり得意じゃないし、知らない曲も多いから歌えるのは限られてくるけど、それでいいなら」
「全然いいわよ、こういうのは楽しんだもんがちなんだから!」
釘崎ちゃんが嬉々として座っている間隔を詰めてくる。
「どれにする?」
「うーん……」
デュエットソングの人気ランキングを端末で見せられ、私は悩む。釘崎ちゃんも知っていて、なおかつ私も歌えそうなもの……。
「これとか?」
「ア〇雪か、いいわね。じゃあこれにしましょ」
躊躇うことなく即決で送信する釘崎ちゃん。ちょうど歌っていた伏黒くんの曲も終わっていたところだったので、すぐさまタイトルが画面に表示された。まさかこんなに早いとは思わず、私の心臓が早鐘を打ち始める。
「ちょ、まだ心の準備が……!」
「あ、霙さんどっちパート歌う?」
「じゃあ男性パートで……ってそうじゃなくて!」
「ほら、マイクマイク!」
霙さん頑張れー!とノリノリの虎杖くんと、ちゃっかりカメラを向ける伏黒くん。現代っ子め……!
「やるしかないかぁ」
私はしぶしぶ渡されたマイクの電源を入れた。
***
曲が終わり、私は溜め息をつきながらマイクの電源を切る。やっと終わった、恥ずかしかったぁ……。
「ん?」
ふと周りを見ると、子どもたちがすっかり固まっている。
「どうかした……?」
恐る恐る尋ねる私。まさか下手すぎて引かれたとか……? すると興奮した様子の虎杖くんが言う。
「霙さんめちゃめちゃ歌上手いじゃん!!」
「びっくりしました。音程も正確だしビブラートも上手いし」
「そんなに上手いなら最初から言いなさいよ!」
「何それ理不尽! というか私全然隠してたとかそんなつもりは……」
そこで丁度画面に採点結果が表示された。その点数に私達の声がハモる。
「「「きゅ、94点……!?」」」
「今日の最高得点じゃない!」
やったわね!と嬉しそうな釘崎ちゃんにハイタッチを求められ、ちょっとだけ恥ずかしくなりながらもそれに応じる。すると闘争心に火を付けられたらしい虎杖くんが入力端末に手を伸ばした。
「こーなっちゃ負けてらんねー、俺次菅〇将〇歌う! 今度こそ勝つ!」
「じゃあ俺は米〇にしよ」
「私は仕返しにデュエット攻めしてやるわ。もちろん相手は霙さんね」
「え゛私まだ歌うの!? もう十分だってば!」
「何言ってんの。あんな上手いの聞かされて逃がすわけないでしょ?」
「現代っ子怖ぁ……」
***
「あー歌った歌った!」
リベンジ大成功ね!と満足気に釘崎ちゃんが言った。他のふたりも充足感に満ちている。ただ私は少々疲れた顔をしていたのは否めなかった。普段カラオケでは歌わずに乗り切っているため、こんなに歌ったのはほとんど初めてだ。なんだか若干喉が枯れている気がする。
「流石に歌いすぎたかな」
「これぐらい普通だって」
「みんな喉強いねえ……」
流石カラオケに行き慣れてる現代っ子……。そんなことを考えていると仕切り直すかのように釘崎ちゃんが言う。
「さて、これからどうする?」
「あ、俺欲しい漫画の新刊あるから買い物したいんだけど」
「そうね……私もちょうど霙さんと買い物したいと思ってたし、どうせなら一緒に行くのもいいかもね」
「え、私と?」
それは初耳だ。目を丸くした私に釘崎ちゃんが理由を説明する。
「だって霙さん、ここに来てからずっと和服着てたでしょ? だからもしかして洋服あんまり持って無いのかと思って、どうせなら一緒に買いに行きたかったのよ」
「あーなるほどね」
確かに釘崎ちゃんが言った通りだった。
「私現世の洋服ってよくわかんないから、釘崎ちゃんに色々聞きたいとは思ってたんだよね」
「あら、それは嬉しいことを言ってくれるじゃない」
ふふんとちょっと得意げに笑う。そういうところも漏れなく可愛いなあ……。
「そうと決まったら早速行くわよアンタたち!」
「え、俺らも行くのか」
釘崎ちゃんの宣言に、意外そうに伏黒くんが目を丸くした。
「当たり前でしょ? 誰が荷物持つのよ」
「それくらい自分で持てよ」
どんだけ買うつもりなんだ、と伏黒くんがため息をついた。
***
やってきたのは大型の商業施設。一度虎杖くんの買い物である書店に付き添ってから、約束通り私の服を買うことになった。
予算もそこそこあるので、とりあえず普段着用にトップスを5着、ボトムスを5着、ワンピースを2着購入する予定だ。流石に一度にそんなに買うのは……と躊躇ったけど、「この後しばらく任務続きだし、次いつ買いにこれるかわからないじゃない」と正論をぶつけられてしまえばぐうの音も出ない。
それにしても、洋服ってこんなに種類があるんだね……。建物の中にある店の種類を見ながら私はしみじみと思う。着物とは違って色んな形がある洋服はどうにも組み合わせが難しくて、ほとんど釘崎ちゃん頼みになってしまっていた。私としてはちょっと申し訳なかったけど、釘崎ちゃんはむしろ楽しんでいるっぽい。着せ替え人形の気持ちがなんとなく分かったような気がした。
……にしても。
「ねえ釘崎ちゃん、これ流石に丈短くない!?」
「何言ってんの、これくらい普通よ普通」
試着室からそっと顔を覗かせながら私はちょっと涙声になりながら言った。その視線の先にいるのは腕を組んで仁王立ちしている釘崎ちゃん&ルンルン気分のキューちゃんだ。
「ほら、隠れてないで観念して出てきなさい」
「うう……」
そう言われて渋々彼女の前に姿を現す。私が着ているのはチノ系ベージュ(というらしい)の膝上スカートにぶかっとした七分丈のシャツの裾をインしたスタイルだ。比較的シンプルでカジュアルとはいえ、この丈の短さは落ち着かない。そんな私を他所に、釘崎ちゃんはじっくり品定めしながらふふんと笑った。
「私の目に狂いはなかったようね……似合ってるわよ霙さん!」
「そう言ってくれるのは嬉しいけどさぁ」
如何せん着物ばっかりで膝上丈のスカートなんてほとんど履いた経験無いから恥ずかしさがヤバいんだけど!! ぎゅっと裾を伸ばしたい気持ちに駆られたけど売り物だしなあ、これ。くるくる回りながら楽しそうに触手を叩いて拍手するキューちゃんを他所に、うーんと他の商品を吟味しながら釘崎ちゃんはぶつぶつと真剣な様子でつぶやいている。
「これも十分似合ってるけど、こっちの色違いも捨てがたいのよねぇ……」
すると、くるりと振り向きながら暇を持て余している様子の男子チームに話を振った。
「ねえ、どっちが似合ってると思う?」
それを受けた虎杖くんが戸惑ったような顔をしながら言った。
「それ一番答えるの難しいやつじゃん……俺荷が重いんだけど」
「は? なんで虎杖が答えんのよ」
「? そりゃ俺に聞かれてるんだから答えるだろ」
「馬鹿ね。ハナからあんたになんか聞いてないわよ。私はあんたの中の宿儺に聞いてるの」
「はあ!?」
「ちょ……釘崎ちゃんなんで!?」
そこでなんで宿儺さんが出てくるの!? 驚きを隠せない私に、釘崎ちゃんは平然とした顔で言う。
「当たり前でしょ? こういうのは好きな人の意見を聞くのが一番って相場が決まってんのよ」
「それどんな相場?」
「で? どうなのよ」
「俺を気安く呼ぶな、小娘」
ぐぱ、と虎杖くんの頬に現れる口。普段は口のみだが、今日はひとつ目も一緒だ。そんなこともできるのか……と思う私の方をじろりと見ながら率直に感想を言う。
「……どちらも悪くはない。が、肌を見せすぎだ。嫁入り前の娘が人前で無暗に肌を露出するんじゃない」
「す、宿儺さん……!」
今一番欲しかった言葉をくれた宿儺さんにちょっとだけ感動を覚える。たまには意見が合いますね! いいぞもっと言って!! ミニ丈反対!!
「でもさっきも言ったけどこれくらい普通よ?」
「馬鹿言え。好いている女の肌を他の奴に見せたいと思う男がどこにいる」
「見事に拗らせてるわね〜 独占欲の塊じゃない」
「当たり前だ。俺のだからな」
「ちょっと待て」
会話の方向性が不穏な方へ変わったのを瞬時に察知し、咄嗟に口を挟む。
「言っておきますけど、私宿儺さんのものになった覚えはありませんからね!? 決して!!」
「ハ、そういう素直じゃない所も悪くないな」
「駄目だ、もう手遅れっぽい」
素直になれって言ったり素直じゃない所もいいって言ったり、結局どっちでもいいんじゃん!! とっくに行くとこまで行っちゃってたよこの人……! 愕然とする私を他所に、不思議そうに虎杖くんが訊ねる。
「つか、普通に流しそうになってたけど、釘崎って宿儺と仲良かったっけ? そんなに話したことねーだろ」
虎杖くんの疑問に、釘崎ちゃんはしれっと答える。
「確かにちゃんと話したことはないわね。けど、それなりに応援はしてるわよ」
「なんで????」
まさかの発言に、動揺を隠せない私は思わず聞き返してしまった。だってそんな、釘崎ちゃんはこっちの味方だと思ってたのに……!!!!
「だって1000年越しにふたりの男女が出会うとか、冷静に考えると結構ドラマじゃない? 最初は呪い相手なんて……って思ったけど、地獄でのやりとりとか見てたらなんかちょっと楽しくなっちゃって。応援するのもいいかなって」
「楽しまないで!? そういう軽い気持ちのせいで困る人もいるんですよ!? ここに!!」
「あとほら、鬼灯さんも応援してたしいいかなって」
「あの鬼は特殊だから応援にカウントしちゃダメだよ……!!」
「それにやっぱ人の恋路を傍から見るのって結構楽しいじゃない」
「恋愛観察バラエティーのノリ!? 恋路って言ったら聞こえはいいけど、やってることは結構えげつないからねこの人!!」
「馬鹿ね、好きな人を手に入れるためだったらなんだってやるってスタンスもいいんじゃない」
「たとえ実害が出ていたとしても同じこと言えるのかよぉ!!!!」
まさかの裏切りにすっかり頭を抱える私。その眼には覚えがある。鬼上司と同じやつだ、完全に楽しんでるやつだ……!! 見かねたように伏黒くんと虎杖くんが気まずそうに言う。
「……なんか、すみません」
「うん、俺も謝っとく」
「いいよ、ふたりは何も悪く無いし……」
遠い目をしながら私は言った。でも、と伏黒くんが静かに口を開く。
「宿儺が霙さんに惚れてて助かってるってのは、ちょっとだけあります」
「え」
突然の爆弾投下に思わず私はバッと音がしそうな勢いで伏黒くんの方を見てしまった。何? 伏黒くんも裏切るつもりなの?? マジ??? そんな目で私が見ていたせいか、気まずそうに「別に釘崎みたいな理由じゃなくて」と前置きをされた。
「ほら、もし
「ストッパーかあ……」
伏黒くんはかっこよく言うけど、要は暴走した宿儺さんを止める最後の砦的な意味だよね? それはちょっと、荷が重すぎる気がするんだけど。
「あの宿儺さんが私ごときの言うことなんて聞いてくれるかなあ……」
「聞きますよ」
「……なんでそんなに言い切れるの伏黒くん」
「だって
「ゲロ甘」
まじか、そう見えてたのか……。でも思い当たるフシがないわけでもないので強く否定もできないというのも事実なんだよな。現実は小説より奇なりってこういうことを言うのかもしれない。
「もしそうなったら頑張るけど、あんまり期待はしないでよ」
「ほら霙さん! 駄弁ってないで、次はこれ着てみて」
「うんわかった、……ってこれ、めっちゃ透けてるじゃん! 確かにロングスカートだけど実質さっきより短くない!?」
「そういうデザインなのよ」
さっさと着る!と試着室に放り込まれてしまえば私に拒否権などないのだった。
ニコニコしていたら思わぬ裏切りを受けた鬼獄卒
→歌は上手いけど本人的に人前で歌うのが恥ずかしいので、ぶっちゃけ宝の持ち腐れ感が否めない。そしてまさかこんな形で裏切りを受けるとは……。釘崎ちゃん、自分には関係無いからって容易に宿儺さんを応援するのは止めようね!? 大変なのはこっちなんだぞ!!! いやマジで!!! フリじゃなくて!!!!
霙全肯定botになりつつある呪霊(クラゲ型)
→ご主人の新たな一面が見られて嬉しいけど、言い寄ってくる宿儺は正直我慢ならない。「きゅう、きゅきゅ、きゅ〜!!!(特別意訳:テメェ、これ以上姉御のこと困らせたら承知しねえぞオラ!!)」
結局伏黒に点数は勝てなかった男子生徒
→とても悔しい。彼も他に比べて上手い方ではあるのだが、90点台常習犯の伏黒には勝てないのだった。結構カラオケでは率先して盛り上げるタイプだと思う。合いの手とか楽器とか。にしても釘崎お前……そんなこと考えてたのかよ……。身体を受け渡したら霙に(色んな意味で)身の危険が及ぶんじゃないかという説がいよいよ濃厚になってきたので、改めて気を引き締めている。
歌う霙を動画撮影していた男子生徒
→カラオケの時にノリで動画を回していたら割と結果オーライだった説濃厚。伏黒は結構無言で友達のこと盗撮するタイプだったらいいなあ、と作者は思っている。あからさまにカメラを向けるとアレだから、こっそり友達のことを撮って後日部屋で見返しながら楽しかったなとしみじみ浸るまでがセットのタイプ。あとで五条先生に自慢したらいいよ。そして悔しがられたらいいよ。
思い切り楽しんだ女子生徒、もとい宿儺の協力者(new!)
→デュエットもしたし買い物も楽しかったので満足。そして今回宿儺と霙の仲を密かに楽しm……応援しているひとりであることが判明。なにせレストラン求婚事件が宿儺との(ほぼ)ファーストコンタクトだっただけに、釘崎から宿儺への認識が『1000年ぶりに好きな人に再会したせいでめちゃめちゃ拗らせてる人』になってしまっているので応援しやすいっていうのもぶっちゃけある。呪いの王ともあろう方がそんな認識でいいのか?(ただしすべて事実である)。
ゲロ甘認定された独占欲剥き出しな呪いの王
→カラオケでは霙の歌声に魅了されてしまったせいで終始無言だったという裏話がある。恥じらいながら歌っているのが彼のツボなのだとか。買い物の時に最初は釘崎に呼びつけられて「なんだこの小娘」と不機嫌だったが、こちらに友好的に動くと知って赦すことにした。ガンガン押しながらも着実に外堀を埋めていくスタイル。独占欲は自覚しているしむしろ開き直っているけど、拗らせていることにはまだあまり気付いていない。厄介。
次回、「キェェェェェェアァァァァァァシャァベッタァァァァァァァ!!!」
お楽しみに!