「なあ、別々に行動しねえ?」

 若者を助けると決めたところで牙付き蜂(仮)を殴りながら虎杖くんが提案を持ち掛けてきた。確かにここはとにかく数が多い。上にも同じくらいいるとしたら、それぞれ分かれて攻めていった方が早いだろう。気を抜かないようにしつつも私は彼の提案に乗っかった。

「それじゃ私はキューちゃんと一緒に1階をなんとかするよ。終わったら上に上がるからさ。屋上で落ち合おう」
「……わかりました。じゃあ俺達は先に行きます」
「うん、よろしく」

 伏黒くんが式神の犬2匹に指示を出しながら上に続く階段を探すためにを後にする。釘崎ちゃんもそれに続き、虎杖くんも後を追いながらぶんぶんと手を振り「霙さん、気を付けてね!」と言い残して去っていった。残されたのは私とキューちゃんと、大量の牙付き蜂(仮)達。
 ……さて。

「さっさとやっちゃおうかぁ」
「きゅー!」

 私は早速金棒を構え、だん!と地面を蹴った。
 そこからはひたすら作業に等しかった。無限沸きする牙付き蜂(仮)を片っ端から金棒でぶん殴っていく。この間素手でキューちゃんを沈めた時と違い、殴られた牙付き蜂(仮)はそのまま黒い煙のようなものになって消えていった。やはり素手と武器ありじゃ威力が桁違いということだろう。フルスイングして吹っ飛ばした牙付き蜂(仮)が消える前に他の個体に当たり、次々破壊の連鎖が起こったのはちょっと爽快だった。さながらビリヤードの気分。

 それにしても量が多いな……。そんなことを思いながらふとキューちゃんの方を見ると、オ〇ムもどきの姿で触手を伸ばし、攻撃してくる牙付き蜂(仮)を捕まえては片っ端からもしゃもしゃと食べていた。思わず顔をさっと青くして私は大声を上げる。

「こらキューちゃん! ぺっしなさい! ぺっ!」

 そんなもん食ったらお腹壊すよ!! そう続けるがキューちゃんはもう既にごっくんしてしまっていた。遅かった!と嘆く私を他所に、キューちゃんの瞳がきらりと光る。そして先ほどよりも触手を伸ばすスピードが増した気がした。しかも体も先ほどよりも大きくなっているような……。

「もしやキューちゃんって『おいしくて強くなる』的な、ビ〇コ的なアレなの……?」

 まあ美味しそうには見えないけどね、こいつら。でもそれなら……。
 ある考えが浮かんだ私はぐっと足を踏ん張り、バットの要領で金棒を構える。

「キューちゃん! おやつの時間だ、よ!」

 金棒を振り、打点に入った牙付き蜂(仮)をキューちゃんの方へ飛ばす。それを嬉々とした表情でキューちゃんは食べた。瞳ににっこりと笑みを浮かべている。なるほど、これは普通に退治するよりも楽しいかもしれない。私は夢中で金棒を振った。

「ピッチャービビってる!! ヘイヘイヘイ!! ピッチャービビってるゥ!!」

 自分を奮い立たせるように口に出しながら金棒を振るう。傍からみたらヤケになってると思われそうな光景だが、実際にちょっとヤケだった。すごく楽しみにしていた現世観光を2度もこいつらに邪魔されたんだ。ヤケにならない方がおかしいと思う。察して欲しい。


***


 そんなこんなでいつの間にか1階は綺麗になった。キューちゃんも大満足のようで、けふーと息を吐き出している。

「お疲れ様キューちゃん。ありがとね」
「きゅきゅ!」

 そっと撫でると嬉しそうに目を細めるキューちゃん。うーん、可愛いなあほんと。

「……さて、みんなはどんな感じかな」

 2階に行くともう既に誰も居なかった。3階、4階も同様である。あら、私が一番遅かったのか。みんなすごいな、と思いながら5階への階段を上る。
 着くとそこは天井が崩れていて、事実上の最上階みたいになっていた。見れば3人揃っている。私が来るまで各々適当な会話をして時間を潰していたようだ。やってきた私の姿を見るや、ほっとしたように虎杖くんが笑いかけてくる。

「霙さん!」
「お待たせ〜 みんな早いね」
「いえ。1階が一番量が多かったみたいなので仕方ないですよ」

 伏黒くんの言葉になるほどと納得する。キューちゃんにもう一度金棒を渡し、その姿が先ほどまでの手のひらクラゲに変わったのを見届けたところで私は提案した。

「じゃあ早くここを出――」
「お疲れサマンサー! 調子はどうよ?」

 そんな私の言葉を遮るように、知らない声がその場に混じる。ばっとそちらを見ると見慣れない男がそこに立っていた。
 すらっとした体格、鬼灯様よりも背が高く、髪の色は白。そのうえ目元にはぐるりと黒い布状の目隠しがされていた。身に纏う服も真っ黒け。見た目だけで言うなら完璧にヤベー奴である。怪しさしかない。つかここ一応5階なんだけど……マジでどっから来たの?この人。
 思わぬ人物の登場にどうしたものかと固まっていると、伏黒くんが呆れたようにため息をついた。

「遅いですよ。また寄り道してましたね」
「バレた? んじゃお詫びにはいこれ、お土産〜」

 呑気にお菓子なんて渡している。何この慣れてる感……。私はその光景に戸惑いながらも近くにいた釘崎ちゃんに質問を投げかけた。

「ねえあの人誰? 知り合い?」
「ああ、霙さんは会ったことなかったわね。あの人がうちの担任の五条先生よ」
「あれが!?」

 思わず大声が出た。あれ呼ばわりは流石に失礼だったかなとも思うけど、考えてもみてほしい。あの風貌を見て100人中何人が高校教師って思うよ? 絶対1割もいない。それぐらい彼は異端だった。どう考えても生徒の手本になるような人がする格好じゃないでしょアレ……。
 すると私に気付いたらしい五条さんがぱっと笑みを浮かべてこちらに近づいてきた。

「おー君かぁ、この間悠仁たちから聞いた『推定2級呪霊と戯れる青黒髪のイケイケねーちゃん』って」
「何それ誰?」

 ついぽろっと本音が出てしまった。イケイケねーちゃん? 私が?? というか悠仁たちから聞いたってことは君たちの誰かがそう言ったってことだよな。君たち私のこと陰でそんな風に言ってたの?? おねーさん初耳なんだけど。

 思わぬみんなからの評価に混乱する私を他所に、五条さんはこちらをまじまじと見ている。両手をポケットに突っこんだまま、ムカつくほどの大きな身体を屈めるようにしてふむ、と私のことを観察しているようだった。その目隠し前見えてるんですかとか、何か喋ってくださいよ気まずいなとか、言いたいことはたくさんあったけど声には出さない。ただじっと黙って彼が口を開くのを待つ。
 すると不意に、五条さんはスッと表情を消した。

「……君、ホントに人間?」

 ――ぞわわっ!と鳥肌が立った。

 たった一言だが、その言葉が放たれた瞬間、場に緊張が走ったのがわかった。渡されたお菓子を見ながら適当に雑談をしていた3人も私たちの方へ視線を向ける。
 呼吸が早い。バクバクと自身の心臓が高鳴っているのがわかる。背中に嫌な汗が伝って、彼から目が離せなくなる。ひく、と喉が張り付くような感覚を覚えながらなんとか言葉を紡いだ。

「な、にを」
「うーん……表面からじゃ見えにくいけど、とんでもない呪力を体内に抱えているね、君。とても一般人とは思えないほどの量だ。呪術師だとしてもなかなかこの量はいないんじゃないかな。というかこれじゃ、保持してるだけでもだいぶ身体に負担がかかってると思うよ。普通の人間なら耐えられないほどの負担が、ね」

 五条さんは先ほどよりも口角を上げながら一方的に喋り続ける。呪力、呪術師、というあまり現世じゃ聞きなれない言葉に引っ掛かりを覚えつつも私は黙って彼の言葉に耳を傾けていた。

「しかも君は僕と正真正銘、初対面だ。これほどの呪力量でこの年まで僕に見つからなかったなんておかしいよ。今までどこにいたの?」

 言葉も表情も丁寧で柔らかいのに、与えられるプレッシャーは凄まじいものだった。まるで肉食獣に狙いを定められた草食獣のように、私はその場から動くことができない。じっとりと汗ばむ手を私はこっそりと握りこむ。
 彼は改めて真っ直ぐに言った。

「もう一度聞くよ。……君、ホントに人間?」
「……ヤダナーモー、ニンゲンニキマッテルジャナイデスカー」

 滝汗を流しながらそろーっと目を逸らす。声も完全に裏返っているし、ひくひくと顔の筋肉が引きつっている感覚もある。誰が見ても嘘をついているのは明白だった。あまりにも誤魔化し方があからさますぎたせいで、周りの3人も思わず顔を見合わせている。
 もうひと押しだとばかりに五条さんは笑みを深めながら、ずずいと更に顔を近づけてきた。

「それ本当? 嘘ついてない? ね、僕の目を見てもう一回言える?」

 少しだけ目隠しを持ち上げるようにずらせば、隠されていた瞳が私だけに露わになる。髪と同じ色の長いまつげに縁どられたそれは透明度の高い空色で、至近距離で見つめられてしまえば何もかも見透かしてしまいそうな、そんな色をしていた。通常時なら思わず見とれてしまうような美しさだが残念、今は通常時じゃない。近づけられた顔は今や鼻と鼻が触れ合いそうなほどの距離になっている。ドキドキしすぎて口から心臓が飛び出そうだ(違う意味で)。

「(あーもう! どうしよう!! どうしよう!? 助けて鬼灯様ぁ!)」

 心の中で頼りになる鬼上司に助けを求め泣きついた、その時。

「! う、わ!?」
「っ」

 不意に身体がふわりと浮く感覚がした。
 慌てて自分の身体を見ると胴の辺りに見覚えのある触手が巻き付いている。さっきまでクラゲの姿で私の背後に隠れていたキューちゃんだ。今は通常時の巨大オ〇ムもどきの姿に戻っている。キューちゃんはそのまま私を身体の上に乗せると、眼下の五条さんにぎょろりと目玉を向けながらぐるるるる……と敵意むき出しの威嚇をし始めた。

「キューちゃんだ?!」
「え、そこにいたの!?」
「そういえば姿を見ないと思ったが……」

 突然出現したキューちゃんにみんなは驚いてるし、五条さんは先ほどよりもとても顔が険しい。きっと初めて見るキューちゃんのことを敵だと思っているんだ。キューちゃんは私のことを守ろうと精一杯考えた結果こうしてくれたんだろうけど、正直これじゃ話が進みそうにない。しかもこのままじゃキューちゃんが危険だ。私は興奮しているキューちゃんをそっと撫でてなだめる。

「キューちゃん、大丈夫。大丈夫だから」
「きゅ……」

 心配そうにこちらを見るキューちゃん。落ち着けるように私が頷けば、渋々といった感じで下ろしてくれた。その一部始終を見ていた五条さんがへえ、とつぶやく。

「……驚いたな。本当に呪霊と戯れてるよ」
「誰でもは無理ですよ。この子が特別なだけです。色々あって懐かれてしまって」
「呪霊が懐く、ねえ……それは面白い」

 にやりと笑みを浮かべる五条さん。笑ってるはずなのにめちゃめちゃ怖いのはなんでだろう。
 少しだけ彼と距離が離れたといっても、現状に変わりはない。でもキューちゃんがいるおかげだろうか、先ほどよりも恐怖は薄れている。どうしたらこの状況を打開できるだろうか、と私が色々頭を回していた、その時。

「ケヒヒ! なるほど、そういうことか」

 ――不意にまた、聞いたことのない声が聞こえた。
 反射的に声のした方向……虎杖くんの方を見ると、なんと彼の頬に口が現れている。結構リアルなやつで、歯と舌もしっかりついていた。

「何あれ!?」
「こら! ふたりの邪魔するなよ!」

 地獄でもなかなか見ないような光景に思わず大声が出る私。それを他所に虎杖くんが叱りつけながらぺちんとその口を叩く。でも叩いた手の甲に再び口はぐぱ!と現れた。その口は不機嫌そうに低い声で言う。

「邪魔をしているのは貴様の方だ。俺はこの小童に用がある」
「……何ですか? あの愉快な口」

 まじまじとそれを指さしながら目の前の五条さんに尋ねた。すると五条さんは慣れたようにああ、と答えてくれる。

「両面宿儺っていう呪霊だよ。元々人間だったけどね。まあ色々あって、今彼の中にいるんだ」
「……両面宿儺?」

 彼の口から飛び出した言葉が信じられずに私は思わず反芻した。彼が、宿儺さん・・? え、でも彼は、だって、…………ええ?
 混乱する私を置いてけぼりにして、五条さんはその愉快な口に話しかける。

「宿儺、この子に何か言いたいことでも?」
「ああ。……小童、貴様名を何という?」
「……霙、ですけど」

 なんで今ここで? と思いつつも一応素直に答えた。すると愉快な口は「やはりな」と笑みを浮かべ、五条さんはぴくりと少々驚いたような反応をする。浅草観光中の伏黒くんと似たような反応だ。え、何。

「……宿儺、まさかこの子……」
「ケヒ。貴様が思っているのは少々惜しいが外れだ」
「あの……どういうことですか?」

 一体何の話をしているのかわからず、私はそっと尋ねる。すると愉快な口は「端的に言うぞ」と前置きしてから衝撃的なことを言い放った。

「小童、貴様俺と一度会ったことがあるだろう」
「……はい?」

 何言ってるんだこいつ。
 眉間にしわを寄せて虎杖くんの左手にいる愉快な口を睨みつける。その場にいる全員が訝し気な顔をしながら私とその口の方を見ていた。

「あの、私あなたのような愉快な口には全く覚えが……」
「時期としては大体1000年近く前だ。人里離れた山奥の、古びた廃屋。新月の夜」
「人の話聞いて?」

 私の言葉を無視して一方的に話し続ける愉快な口。私今一応人間だって繕ってる最中なんだからさ、そういう発言は止めてくれないかな。だがそうは言いつつも、頭の端で彼の言葉に該当する出来事を検索する。こいつは一体何が言いたいんだろう。……だんだん胸騒ぎがしてきた。
 愉快な口は淡々と言葉を続ける。

「俺はまだ人間だった頃。貴様はそれこそ小童だった頃だ。思い出せ」
「思い出せって言われても……。1000年前……私が、もっと小さかった、こ、ろ……――」

 そこで言葉が途切れた。私の脳裏にふと、ある情景が思い浮かんだのだ。
 頭にかかっていた靄が、スッと晴れるような感覚に襲われる。

「……あ」



 ――『だいじょうぶだよ、みぞれがいるからね』



「あああああああーーーーーーー!??!?!?!?!!!!??」

 反射的に大声が出た。今まで生きてきた中で一番だってほどの声量が出た。崩れかけた壁がビリビリ震えている気がするし、周りは驚いたようにこちらを見ている。けど、それに構っている余裕はない。一番驚いているのは私の方なのだから。

 ……その時、私ははっきりと思い出したのだ。
 今の今までずっと忘れていた……幼い頃の、淡い思い出を。

「あ、あ、あの時の!?!?!??!!!?」

 愉快な口を指さしながらわなわなと混乱に震える私を嘲笑うかのように、ケヒヒ!と口が笑みを零す。

「やっと思い出したか小童。まあ俺も確信を得たのはつい先刻だったがなァ」
「いや、うっそでしょ……?? でもそんな、宿儺って……え、どういうこと…………?????」

 混乱を隠すことができないまま答える私。多分こいつが言いたいのはそういうことだ。でも、だとしたら、どういうことになる? 全く情報が整理できず頭上にクエスチョンマークを大量に浮かべている私を他所に、愉快な口はケタケタと笑い始めた。

「ああ、長生きはするものだ。己が手で鏖殺した・・・・と思っていた輩に、まさかこんなところで再会するとは……なぁ? 小童よ」
「……え?」

 聞き捨てならない単語が聞こえて思わず口の方をまじまじと見てしまう。この手で鏖殺って……。

「でも私は……」
「はーい、いったんそこまで」

 それまで黙っていた五条さんが私たちの会話に割り込んできた。軽薄そうな笑みを浮かべてぽんと手を打ち鳴らす。

「いやーごめんね? 聞きたいのは山々だけど、このままだと僕らを置いてけぼりにしてふたりだけで話が進んでいきそうだと思ってさ」
「あ……」

 そこではたと気付いた。そうだ、すっかりこの愉快な口の告げるとんでもない事実に気をとられてたけど、結構ヤバイ状況だなこれ。口の持ち主である虎杖くんはもちろん、ずっと成り行きを見守ってくれていた釘崎ちゃんや伏黒くんも、どう反応したらいいかわからない顔をしている。私のことを敵なのか味方なのか判断に困っているようだ。
 五条さんは周囲の様子を見渡しながらのんびり言う。

「日も暮れそうだし、とりあえず場所を変えよう。……君も詳しい話、聞かせてもらえるよね?」
「……はい」

 拒否権なんてない。知ってた。
 いやほんと、申し訳ありません鬼灯様。私しばらくそっち帰れないかも……。



 色々ありすぎてストレスマッハな鬼獄卒(白目)
 →死んだのは3級呪霊たちだけでなくメンタルもでした。わははは……いや笑えねぇんですよ。ズバリ正体言い当てられて滝汗かいたり、幼少期の淡い思い出をプレイバックしたりで忙しいね。次の展開を考えて今すごく胃が痛い。確実に上司に怒られるのが目に見えてる。ごめんなさいマジで不可抗力なんです……。ちなみに彼女の持っている金棒はお察しの通り、呪術世界でいう呪具に分類される。そりゃ呪霊も祓えるよね。


 ご主人様絶対守る系呪霊(またの名を過激派セ〇ム)
 →初対面のくせに妙に距離の近い白髪目隠し男からご主人様を守りたい。「き゛ゅうう!!(特別意訳:オイこらテメェ!! 誰の許可を得て姉御に近づいとんじゃア゛ァん!? 離れろボケェ!!!)」


 先生こと、白髪目隠しのヤベー奴
 →お土産片手に参上したらやっと噂のねーちゃんとエンカウントできた。にしてもマジで知らない顔だねー 3人の話では呪術師(?)って感じだったけど、実際に会ってみたらわからなくなったな。というか人間かどうかも怪しい。宿儺が知ってるってことはどちらにせよ只者じゃないんだろうけど……さて、吉と出るか凶と出るか。


 ドキドキしながら成り行きを見守る一年ズ
 →実は「できれば詳しい話を聞きたいから、もし見つけたらお姉さんを引き留めて僕を呼んで欲しい」と事前に先生に言われていたので一緒の観光に誘ったという裏話がある。虎杖が年齢を聞いたりしてる合間を見計らって、伏黒あたりがこっそり五条先生へ連絡していたんだよ。でもまさかこんなことになるとは思ってなかったんだなあ。お姉さんが人間じゃない? 宿儺と知り合い?? どういうこと???


 愉快な口(特級呪物)
 →何かを知っている雰囲気を醸し出している口。詳しくは次回。


 名前だけ出てきた鬼上司
 →……(なんだか嫌な予感を察知)。




 次回、「君の名は」
 お楽しみに!