『うわああぁぁ!?』
あれ? デジャヴ!?
何でまた、落ちてるの!!?
『アルベルトのバカーー!!』
私は叫びながら落ち続けてる。
て言うか、落ちたら私死ぬんじゃねっ!?
銀魂の世界に来た意味ないじゃん!
あぁー、もうダメだ直ぐそこに地面が……。
私は目を瞑り覚悟を決め……。
覚悟を決め……られるかぁーー!!!
ドサッ!
『ん? あれっ!?』
いっ、痛くない!?
でも、確かに私落ちたハズだけど……。
もしかして……、痛みも感じず即死!?
私の人生終わった……。
「オイ」
『ん?』
あれ?今、何か聞こえたような……。
あぁ、気のせいか!!
「気のせいじゃねぇ!!」
『うわあぁ!?』
いきなり地面? が動いた!! かと思ったら、誰かの上に落ちていたらしい。
死んでなくて良かったぁ!
『すみま……』
誰か、の上から退いて謝りながら顔を確認すると……!
「あぁ? どうし…『キャァア、土方さんだぁー!』うぉ!??」
私は来ていきなり銀魂キャラに会えたようです!
嬉し過ぎて、思わず抱きついちゃった!!
「おいぃ! いきなり何すんだテメェ!!?」
『あっ! ごめんなさい、嬉しくてつい!』
「嬉しいって、何処にそんな要素があったんだっ!?」
『何処って、土方さんに会えたから?』
「はっ!? なっ、何言ってるんだよ! 疑問系じゃねぇか!!」
『だって、来て直ぐに銀魂キャラに会えたんだもん!』
あっ! こうゆうのって、言っちゃいけないんだっけ?
「は? 銀魂? キャラ? 何だそれ?」
土方さんの頭の上には、?が浮かんでいる。
『私が今から話すこと、信じてくれますか?』
私は信じてくれないんじゃないかと、内心ではとても不安で仕方ない。
この世界で生きる術を私は何も知らない、私が居る意味も無い。
私が居る意味が、居て欲しいって思ってくれる人が欲しい……。
そのために、信じてくれるように、一生懸命説明しよう。
『あのですね、かくかくしかじかでしてね』
「おいぃぃ!! お前、もっと真面目に説明しろよ!!?」
『だって、長くなりそうだったから……』
「だからって、信じてもらえるように頑張る的な文章があるじゃねぇか!!」
『何で分かるんですか!? もしかしてエスパー!??』
「違げぇーよ! お前が思ってる事全部声に出してんだよ!!」
『マジでかっ!?』
「あぁ、大マジだ。で、空から降ってきた理由も含め、さっきの話の続きを屯所でじっくり聞かせてもらおうか?」
『はーい!』
「何でそんな呑気に返事してんだ! お前、捕まってんだぞ!!」
『だって私、捕まるような事してないもん!』
「…はぁー、兎に角着いてこい!」
私は土方さんに連行されてしまいました。
私的にはラッキーだったり……!
総悟とか近藤さんとかジミーとかにも会えるし、真選組と連んでれば万事屋のみんなにも会えるだろうし。
此から楽しみだなぁー!!