INFINITY WORLD
みんなで年越し

「そらさぁぁぁぁぁん!!!」

「ほっぐぉぉおおおおお!!!」

 日本に帰国後。今回も対処法で対処した為時差ぼけを軽く抑えられて、ルンルン気分で荷物を持ちながら帰郷で人がごった返す空港を歩いていると遠くから自分の名を呼ぶ声が聞こえた。
 ハタ、と立ち止まると同時に前方から何かが突撃してきた為全身に衝撃が走り、後ろにポーンと突撃してきたものと一緒に飛ばされた。

「ハガァァア!!」

「そらっちぃぃぃ!?」

「桃井危ないのだよ!!」

 ゴスッと頭を打ってあたしが白目剥いている中で聞こえてきた聞き覚えのある声。ガクガクと揺さぶられてハッと意識を覚醒させれば倒れるあたしを覗き込むレインボー。

「桃井、落ち着いて」

「すっごい音したけど〜」

「さつきが突っ込むからだろ。イノシシかお前は」

「ひ、酷い大ちゃん!」

「僕でも飛ばされるのにそらさんではやっぱりぶっ飛んでしまいましたね」

「うう…ごめんなさい…」

 赤君、あっちゃん、峰さん、さっちゃん、そしてテッちゃん。きー君と真ちゃんも覗き込んでいて半分が巨体の彼らに見下ろされるこの体勢は圧巻…というか恐怖だ。怖いわ。巨人に恐れる人類の気持ちが今ならわかる。

「やっとそらさんが帰ってきて、しかも無事にちゃんと帰ってきたから嬉しくて…」

 わかってはいたけど突っ込んできたのはさっちゃんで、責められてシュンと悄然としている天使を見て顔が自然とにやけた。

「ありがとうさっちゃん。大丈夫だからそんな顔しなーいの」

「っ、そらさん!好き!」

「はいはい」

 むぎゅう〜と抱き着いてくる桃色の天使の頭を撫でながら巨乳も相俟って苦しいけど微笑んでいると、飛ばされた荷物などは真ちゃんが集めてくれていて峰さんがさっちゃんを引き離す。

「そらさん、頭打ちましたけど大丈夫ですか?」

 赤君がしゃがんで目線を合わせたかと思えばぶつけた頭を撫でてくれた。以前の事があるのでこの近さにもドキッとしていると手を取って立たせてくれる。

「ありがと、大丈夫だよ」

「吃驚したよ〜」

 確かに凄い音したからね。そう思っているとあっちゃんも頭を撫でて「いたいのいたいのとんでいけ〜」って言っていた。天使過ぎて死ぬ。前の肉食獣どこいった。

「あ、ただいま」

「「「お帰り」」」

「「「お帰りなさい」」」

「お帰りっス!」

 そういえばと思い出したように言えばみんな一瞬目を見張るが直ぐに微笑んで言葉を返してくれる。それに嬉しくなって笑ったあたしはみんなで揃って空港を後にする。

「WC終わったんだよね。それでこのまま三人共こっちにいるの?」

「はいっス!一昨日終わったんスけど今日は大晦日っスからね!」

「これからみんなで忘年会と新年会を兼ねてオレの家に集まるんですが、そらさんも来られますよね?」

「その為に迎えに来たんだよ〜」

 バスで移動しながらあたしの問いに答えたのは県外組のきー君と赤君とあっちゃん。前にも言ったけどあたしは勝手にみんな集めて年越しするって思ってたが、考える事はみんな同じのようだ。
 だが今回はあたしの家でも何処かの店でもなく、赤君宅で集まると言う。まさか赤司家の豪邸にと目を見開いていると赤い彼はクスリと笑う。

「広さはありますし父は仕事で不在です。実家に帰ったはいいものの一人で過ごすには寂しいですし、彼らを誘ったら是非オレの家でと言うので」

「おいあんたらよく赤君の家でやろうって言えたな」

「だって赤司ん家でけえし。でかいから人がいくら入っても狭くは感じねえだろ」

 赤君の説明を聞いてなんて恐れ多いと目を細めたが峰さんが飄々として答える。すげえ図太い。でもマジナイス。

「本当にお邪魔していいの?」

「はい。みんなにも既に連絡しています」

「ご飯とか…」

「実家に配属されている使用人達がいつも閑散としている自宅とは対照的に賑やかになるのならと力を入れています」

 赤君は今京都に住んでるし普段お父さんだけの実家なのに使用人が普通に複数いる事にすげえなと思いながら、同時にそんな使用人達は普段何しているのか気になった。まあお父さんの身の回りの世話はそうだけど、広い家なら掃除とかなのかな。

「ごめんね。大勢で押し掛ける事になるけど」

「いえ。楽しく年越ししたいですし」

 それに、と言う赤君の言葉に耳を傾ける。

「今年からはそらさんがいます。初めてそらさんと年を越すんですから、オレとしては家に来てくれて嬉しいです」

 恥ずかしげもなくそう言う赤君に口から魂が抜け出るかと思った。勿論それはみんな聞いているので、面白くない顔をしているのが殆ど。やめてくれ。今はちょい疲れてるからやめてくれ。対処出来ん。

 そして一度自宅へ帰り荷物を置いてシャワー浴びたり着替えたりした後、リビングで待っててくれた彼らと共に赤君宅へ行く。特に何もいらないと言われたので必需品以外殆ど手ぶらだ。

 それ程遠くないらしいので歩きで行くものかと思えば、家の前に停まっている高そうな大きな車に目が点になった。

「お迎えに上がりました」

「ありがとう」

「いやいやいや。あたし乗れない。どうしても乗れって言うならボンネットの上でいい」

「それもどうかと思いますけど」

 丁寧に使用人さんらしき男性に頭を下げられるがあたしは恐れ多いと頭を振り、こんな高級車に乗れないと訴えるがそれも虚しく中に詰め込まれる。
 勿論中は快適でした。座席がフッカフカだ。お尻に優しい。みんなは乗った事があるのか案外平気そうな顔をしている。慣れって恐ろしい。

 そうこうしているうちに着いたらしく降りると豪邸。広いお家に唖然としていたが中から楽しげな声が聞こえてくる。広いお庭を通って進むと見慣れた姿があった。

「あ!そらお帰り〜!」

「そらさんお帰りなさーい!」

「ただいまー」

 庭ではしゃいでいたであろうコタとタカ君が犬の如く駆け寄ってくる。庭にはバスケットゴールがあり、元気組の一部がバスケをしていた様子。
 流石にずっと外は寒いので中に入れてもらい、ゴールが目の前にある大広間にみんなが入る。中にいる人は先にご飯を食べてたりテレビを見ていたりと自由だ。オイ此処人の家だぞ。自由過ぎだよ。そして珍しく霧崎やちーちゃんもいた。

「明日雪降るの?」

「テメェふざけてんのか。折角来てやったのに」

「赤司にそらさんが喜ぶだろうからって頼み込まれたから来てあげたんだよん」

 あたしが窓から空を見上げて目を丸くしているとマコマコに頭を鷲掴みされ、かずやんが説明してくれる。成る程。赤君に頼み込まれたら断れないのはわかる。

「そっか。じゃあ今日はみんなでパーリナイ!!だね!!」

「「イエーイ!!」」

 あたしが万歳をして言うとノリのいいきー君やタカ君、コタとコガで肩を組みワイワイはしゃぐ。あたし大分余力あるな。

「人ん家なんだぞ、常識の範囲内でな。守らなかったら轢くぞ」

「何か懐かしい響き」

「言われて喜んでる奴初めて見た」

 少し外国に旅行に行っていただけで長期間会えてなかった感覚に陥り、清ちゃんの聞き慣れた暴言にジーンとしていると村ちゃんにドン引きされた。戻ってこい。

「そらさん!こんばんは!」

「あ、お多恵ちゃん!お多恵ちゃんも来てたんだー」

「はい!お誘いを受けまして。私沢山そらさんとお話ししたいと思ってたんです」

「よし話そう。向こうで女子会な」

「いや先に飯食えよ」

「多恵、そらさんには先にご飯を食べてもらえ」

「あ!気が利かなくてごめんなさい」

「いいんだよあたしの天使」

「もう突っ込まないアル」

 早速連れて行こうとしたがそれを止める福君に続いてツボちゃんがお多恵ちゃんに声を掛けた。申し訳なさそうな彼女を抱き締めたいと思ったがしらっとした目を向けてくる劉ちゃんに泣きたくなった。ちなみにお多恵ちゃんとは勝手に付けたあだ名です。違和感なく聞いてくれているのでこれでOKと受け取っておこう。

 時刻は20時を過ぎている。迎え組(キセキ)以外は既に振る舞われた食事を食べ終えたりまだ食べたりしており、あたしも空いている所に座って食べ始めた。
 ちなみに悠君やアサゴ、中村少年と裕ちゃんもいるんだけど、何より目を引く人物がいた。

「……灰君は何してんの?」

「余計な事をしないようにね」

「いやそれ教育上よくないやつ」

 何故か白目で宙吊りにされている灰君。流石に可哀想だと訴えると呼んだのは赤君らしいが、周りから信用を得ていない為危なくないようにやったとたっちゃんは言う。見ている方が何か恥ずかしいやつだからやめたげて。
 解放された灰君は折角の大晦日なのに気絶していた。絶対たっちゃん初めて会った時のやつやり返したよね。

「そらさん!アメ(リ)カはどうでした!?」

「よかったよー。土産話聞かせてやんよ」

「オレも是非」

 ハヤヤの隣でそう言う中村少年。唯一あだ名を決めていない子だったので、そこでしんやんというあだ名を付けたら微妙な顔をされたが気にしない。
 使用人さん達が作ってくれたご飯を美味しく頂きながら色んな子と楽しかった話をした。

 話が終わるとあたしはテレビの前かじりついてこの世界でもやってる大晦日恒例の面白長時間番組を見る。そこは紅白じゃないのかって思うかもだけどあたしは楽しい方を見る派だ。ちなみに家でも録画している。

《デデーン!全員アウト!》

「いつ見てもいったそーやな」

「これみんなでやってみる?あたし仕掛け人するわ」

「そらさん仕掛け人になったらヤバそう」

 翔ちゃんとスーさんの間で見ながら爆笑したりえげつない仕掛けに顔を歪めたりと楽しむ。やっぱ大晦日はこうでないとね。

「あんな下品なものよく見られるのだよ」

「人気番組だからな」

 後ろで顔を歪める真ちゃんは今日は幾分静かで普通のイケメンになっている森りんや水戸さんに宥められていた。真ちゃん嫌いそうだもんねこういうの。

 その後にデザートが運ばれてきたのでそれに目を輝かせたあたしを見て、良君や岡さんが色々取ってあたしに持ってきてくれた時はマジで二人が可愛く見えた。勿論岡さんもだよ。彼は甘い物には目がないな。

 テレビから少し離れて話に花を咲かせようとリコぴんに近寄るといつの間にか玲央きゅんがいて女子トークに混ざってきたり、かがみんと永ちゃんが大食い競争してたり、何故か健ちゃん康ちゃんザキの霧崎組とトランプをしていた若ちゃんが負けて罰ゲームであたしにケーキをあーんしに来たり。顔真っ赤で可愛かった。

 ふと周りを見れば順ちゃんが俊ちゃんやゆっきーやコボちゃんとバスケの話をしていたり、気絶する灰君に落書きをする峰さんときー君の後ろでミスディレ発動したちーちゃんとテッちゃんがこっそり落書きに加わってたり、モテる秘訣をともっきーと河ちゃんと悠君とアサゴが食い気味にツッチーへ聞いてたり、二号にエサをあげているひろやんとフリにさっちゃんが興味深そうに近寄って二人が緊張していたり、岩ちゃんとスガが古武術でファイトし始めてそれに裕ちゃんが参加したり一部に観客が出来たりと賑やかだった。

 前も夏合宿の時にしみじみと傍観してたなと思いながら甘い蜜柑のゼリーを口に運ぶ。今日は寂しい感じはない。もう直ぐ今年終わるなーとかこの賑やかな感じで新年入るのかーとか思うだけ。
 時間はいつでもあっという間に過ぎるもので、残り三十分で年が明ける。
 あたしはお手洗いを借りると告げて席を立ち、用を足して広い家の廊下を歩いて戻っていると赤君がこちらに向かって歩いてきていた。

「そらさん」

「赤君、ごめんね散らかしてばっかで」

「いえ。そらさんはゴミをまとめてくれたり空いた食器を重ねてくれたりしているじゃないですか」

「まあ気になるからねー」

 店先でもよくするやつ。無駄にまとめちゃうやつね。赤君はあたしの前まで来ると足を止めた。

「使用人が助かると言っていました」

「そう?よかった。あの大人数の食事用意してくれて片付けまでしてくれるんだもん。少しは役に立ててよかったよ」

 赤君は微笑むとあたしの手を引いてみんながいる部屋とは違う方向に向かって歩き出した。

「赤君?」

「使用人にも認められたら後は父だけですね。今日は生憎いませんが、またそらさんを紹介したいです」

「ええ!?」

 赤君の珍しくぶっ飛んだとんでもない話に目を見開いているとある部屋に連れてこられた。中に入ってみるとそこは仏間で、赤君と同じ髪色の綺麗な女性の写真が立てられていた。赤君のお母さんだ。

「何で此処?」

「…何となくです。折角そらさんがいるので、母にも見てもらおうと思いました」

 まだオレの恋人にはなっていませんがと笑う赤君に少し恥ずかしくなりながらも写真の女性を見つめて、ぺこりと頭を下げた。

「いつもお世話になってお世話してます」

「日本語可笑しいですよ。お世話になっているのは事実ですが」

「いや、アメリカンジョーク」

 そう言って笑うと彼も同じように頬を緩ませた。

「綺麗な人だね」

「はい」

 赤君は少し嬉しそうに頷いてから満足したのか部屋に戻ろうと再度手を引いて元来た道を歩く。

「赤君よ」

「何ですか?」

「今日は寂しくない?」

 そう聞くと赤君は立ち止まってあたしを見下ろしふわりと優しく笑った。

「寂しくありません。とても楽しいです」

 赤君最初に家に一人で寂しいってナチュラルに言ってたけど本音言ってたもんね。それが聞けただけで充分であたしも笑えた。

 部屋に戻ると年越しまでもう直ぐ。みんなが余った食事やデザートやお菓子をつまみながら、いつの間にかきた年越し蕎麦を食べていた。

「そらちんこっちー」

「いやいやこっちー」

 あっちゃんに腕を引かれ反対をタカ君に引かれ、また引っ張りだこになると思っているとその手を振り解いてあたしを抱きすくめる一つの影。

「そらさんは僕と一緒です!」

「「またお前かァァァァァ!!」」

「ヘヴン!!」

 それはいつの間に侵入してきていたのか内藤さんで、認識するや否やあたしは頭突きで顎を狙いゆっきーは跳び蹴りをしてあたしから離し清ちゃんが真ちゃんのラッキーアイテムであるミニカーを投げ付け福君が蕎麦の熱い汁を箸で飛ばし、マコマコが無言でさっき外で使っていたバスケットボールを尻に目掛けて投げた。相変わらずの内藤さんの扱いだがあたし以外にもみんなが慣れてきているので適応能力の高さに驚く。よい子のみんなは真似しないでね!

「この前警察に連行されていたのに…懲りない奴なのだよ」

「ブッフォ!!真ちゃんマジかよ!!」

 久しぶりに雑草生やすタカ君と同じようにあたしも吹き出した。マジかよ。聞くとあたしが試着した日の話であの後いないと思ったら連行されていたのかと爆笑した。

「ストーカー野郎め!早く帰れ!」

「でももう少しで年越しです!折角此処にいるんだから…外は寒いし此処にいさせて下さい!」

「赤司君、どうしますか?」

「…そらさんに委ねます」

 森りんが目くじら立てて怒っている傍ら涙目で楽しそうな此処で年越しをと請う内藤さんに、見兼ねたのかテッちゃんが声を掛けると赤君の視線はあたしに向いた。
 あたしは蕎麦を受け取りずるずる啜った後、空いている所に座りながら内藤さんを一瞥して答える。

「半径5メートル以内に近寄らないならその辺にいれば?」

「これは…ツンデレ!!」

「「ちげーよ」」

 超前向きな内藤さんに突っ込むと同時に珍しく真顔で口調が崩れたきー君と声が被った。そうなるよね。

 優しい赤君は仕方なく置いてあげるようで蕎麦も与えているのを見る限り、貧民に食べ物を与えてあげている貴族にしか見えなかった。

 そしていよいよその時はやってきた。

「「10!9!8!」」

 カウントダウンが始まった。その瞬間だけは歌番組にチャンネルを変えていて、この大広間にはみんなと使用人さんもいる。使用人さんはあたしが勝手に呼んだ。

「「7!6!5!4!」」

 刻々と迫るカウントダウンにあたしは蕎麦を食べていた手を止めて箸を置き、みんなと手拍子して数える。

「「3!2!1!」」

 テレビの画面で盛り上がる会場と同じくらいに、此処も最高調に盛り上がった。

「「ハッピーニューイヤー!!」」

「明けましておめでとー!!」

「あけおめー!!」

「今年も宜しく〜!!」

「こ・と・よ・ろォォォ!!」

 全員ではないけどみんなが声を出して笑った。あたしも笑った。
 あたしがこの世界に来てから初めての年越し。この一年色々あったなーと思いながら、無事に新しい一年が幕を開けどんな年になるのか心が躍った。

 窓から見える外で宙を浮きながら新年を祝う浮かれた幽霊達を視て、年越しをしても相変わらず視えるんだなと年越しに関係ない事を考えながら賑やかな面子を見て思う。
 これからもずっとみんなとこうして楽しい時間が過ごせる事が願いで、楽しみだ。
 まあ、まずあたしはこれから恋の課題を解決していかなくちゃなんだけど。

「赤君よ」

「何ですか?」

「お父さんに連絡してあげたら?あけおめことよろって」

 さっきと同じように声を掛けると同じように返された。あたしがニヤニヤして言うと赤君は目を丸くさせた後、微笑みながら頷いた。お節介とわかっていながらも、寂しい彼の心を少しでも満たせるようにと思って言った事だ。返してこなかったらちょっと一発鼻フックでも仕掛けたれ。

 そう思っていると携帯をいじっていた赤君があたしの顔の前に画面を持ってくる。
 そこにはメールでRe:がついた[明けましておめでとう]とだけ書かれた文面。送り主が父になっていたので、あたしはそれを見て嬉しくなった。
 原作で読んでいたよりも心の距離は遠くないんだな。何も心配いらないじゃんか。しかも直ぐに返信するとかお父さん実は可愛い人なんじゃないの。

 これを見せてくれた赤君は今日、じゃないや。昨日から今日に掛けての一日で見た中で一番の優しい笑顔だった。

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