2番目の2
「というわけで〜無事に合格しました!!形代白露、15歳!呪術高専の一年生だよ〜季節外れの転入生だけどもよろしくね!」
星が飛びそうなウィンクをバッチリ決める形代だった。ポーズもとってノリノリである
「おう、よろしく!!形代!!」
「わーい、虎杖くんありがとう〜!!!」
ハイタッチをする二人を見ていたのは釘崎だった
「野薔薇ちゃんでもいいかな呼び方?これからよろしくね〜、女の子の同年代の知り合いあんまりいなかったから嬉しい!」
「いいわよ。白露、これからよろしくね。」
まるで子供のように喜ぶなと二人は思っていた。そしていつもなら三人で行動することが多いがここに伏黒はいない
「五条先生が部屋ここって言ってたよ。」
「荷物はもう運び込まれてるみたいね。」
「あれ、今日あの二人もいないの?」
あの二人も、五条先生と七海さんのことだろう確かに不思議に感じてもおかしくはない。生徒に任せる先生とはだが、呪術師は万年人不足である。それを彼女に説明すればなるほどと納得した
「そんなところにペーペーな私が入っていいのかってちょっと思ったけど、なんとかなるかなぁ。一般人だけども。」
荷ほどきをする白露を手伝う二人
「二人ともいいよ〜別に手伝ってもらわなくて!!手伝ってもらったらめちゃくちゃ早く終わるけども私の荷物これだけだし、大丈夫だよ。」
「本当にそれだけなの!?」
「ちょっと色々あってねぇ…」
段ボール2つ分。たったそれだけの荷物
「私ご飯まだなんだ〜、30分もあれば荷ほどきと準備おわるから一緒にご飯食べに行こ!」
「わかった、じゃあ廊下で30分後待ち合わせな。」
「…私達もご飯まだよ。いいわね、それ。じゃあ30分後。」
虎杖の背中をおして出ていこうとする釘崎。形代は手をふりながら笑っていた
「本当はあと3〜4箱ぐらいある予定だったんだけどね。」
「事故物件のアパートよりも広くて備え付けの家具があるだけで私としては万々歳なんだよね〜今最高に楽してる気分!!!」
ぼふっ
ベッドに飛び乗る
必要なものはだいたい荷ほどきが終わった。食器一式とか簡単な調理器具とか。食器などの重いものは普段から持ち運びが無理
服とか化粧品はボストンバックに入れててこれは出先で依頼があることが多いから
「八乙女さんの家に仕事道具用のやつ3〜4箱置いてきちゃったけども大丈夫かな。」
実はいくつか内緒にしてることがあるんだよね。呪術師さんにあったことが随分昔にあるの
その人が八乙女さんの紹介でまた出会うとは思ってなかったけども″協力して欲しい″とはっきり言われた
『絶対君のためになると思うんだ。俺はもう呪術高専を卒業してしまったけどもなにも後ろ楯がないよりはいいと思うよ。』
まるで詐欺師のような喋り方に私はうんとは言わない。そりゃそうじゃん、お金を騙す手口には気を付けなきゃ。交渉することは得意なんだよね
『うーん、一応お世話になった恩があるけども私、メリットがないならしたくないなぁ。お金くれるならそれでもいいけども。』
『相変わらず変わらないね。呪術高専にまわってくる仕事は基本的に白露の能力に合わせた相場だ。俺なら倍だせるよ。強くなりたいなら白露の師匠にもなれる。』
こっちの有利になることばっかりだ
『優しすぎて怖いなぁ。私がやらなきゃいけないことは協力することだけ?』
『うん、そうだ。それと………呪術高専に入ってから俺のことや頼んだこと、一切言わないこと。それができるなら。』
うん、いいよ。と返事をした
スパイとかではないらしいけども協力したから私は呼ばれたら彼のもとに行かなきゃいけない学校優先でいいって言ってたけどね
協力することに私の荷物を八乙女さんのところに置いていくのも入ってた。仕事道具だから爆竹とかそういうのだけだし、全然大丈夫だけどね。普通ならいらないもん
「そろそろ出よ〜っと。」
鏡を開いて前髪を確認した後、部屋を出た
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