#22 背中合わせで戦う

#15の続き

「もう!切島くんが余計なことするから!!犯人にバレたじゃない!!」
「だって、苗字が無理矢理キスされそうになってたから!!つい!!」
「それ込みのお仕事なんだよ、ばか!!」
「嫁入り前の女にそんなことさせられねぇよ!!」
「オトンか!」
「てか、苗字今度からこういうとこの潜入すんなよ!?」
「束縛激しいな!!」
「「お前らベラベラ喋ってんじゃねェ!!!!」」
「ちっ……!苗字、後ろ!−−−オラァ!!」
「そういう切島くんも−−−ガンド!!」
「あーーー!くそ、苗字に説教しねぇといけねぇのにうじゃうじゃ湧いてくる!」
「しなくていいから、こっち優先!」
「てか、もう、苗字目に毒なんだよ!!その格好!!動き回んな!」
「無茶言う!」
「もう〜〜!ここは俺が引き受けるからお前着替えてこいって」
「ご冗談を!この山追ってたの切島くんだけじゃないんだから!」
「あー、くそ!!苗字、これ終わったら説教だからな!?爆豪と轟も連絡してやる!」
「は!?」
「緑谷に上鳴に麗日に蛙吹に八百万に……てか、1A全員で説教だわ、馬鹿たれ!」
「まって、それはダメだ死ぬやつ」
「つーわけで、速攻倒すぞ!!」
「倒した方が死期が狭まる!!なんつージレンマ!!」