酔っ払い(キスの日)

※下品、キャラ崩壊、プロヒ
「キスの日らしいぞ」
「轟くんのそういう知識どこから仕入れてくるの?」
「女だろ」
「へぇー、君もやるね」
「爆豪ちょっとツラ貸せ」
「てめぇに貸す面はねぇ」
「轟くんモテるもんね。こないだも爆豪との呑みの時遅れてきたらしいじゃん、女の子に捕まって」
「ば く ご う」
「ざまぁねぇな」
「俺だけヤリちんみたいに言われるのは遺憾だ。遺憾の意を表明する」
「ヤリチンなの?」
「まっさらだ!」
「轟くんいくつだっけ」
「俺ら全員同い歳だろ馬鹿」
「童貞歴イコール年齢……?この、イケメンが??」
「童貞じゃないと思われていたのがショックだ」
「普通逆だろうが」
「轟くんいっぱい寄ってくるでしょ??食わず嫌いしてるの??」
「まあ、食わず嫌いだろうなァ」
「食わず嫌いじゃねえ、一人にしか興味ねぇだけだ」
「はぁー、純情さんだ」
「ハっ、一生童貞。魔法使いかよ」
「てめぇもだろうが、爆豪」
「え、爆豪も童貞なの」
「…………」
「密告してやる。こいつも童貞だ。週2くらいで好きな女のこと考えてヌいてる寂しい魔法使いだ」
「てめぇ、クソみたいな密告してんじゃねぇぞ???あと、なんで頻度知ってんだよ!!」
「こないだの呑みでグダグダに酔ったお前が自分でバラしたんだろ」
「くそが!!てめぇは週4だろうが!!」
「週5だ」
「どやってんじゃねぇぞ??」
「想ってる時間が俺の方が長い」
「ああ????その喧嘩言い値で買ってやるわ、こっち来いや」
「いいぞ、お前のズリネタよりもっといいネタがあるからな」
「上等じゃねぇか。てめぇの早漏クラスで判定するズリネタなんざたかが知れてるけどな!」
「「(キャッツファイト中)」」
「キスの日だけどイカ臭いな、話が……ふぁ、……ねむい」




「……がっつり寝てんな」
「……毎度毎度思うが、こいつの危機感どーなってんだよ、ほんと」
「こういうの据え膳つーうんだろ」
「据え膳だな」
「散々我慢してんだ、キスくらいいいよな」
「いいんじゃねぇの。どうせ、見てんのも互いだけだ」
「じゃ、いただきますするか」
「おー」
「「いただきます」」