やってきたのは厄介事だけ?





昼ご飯を食べた後、ヴェルさんが来た




「お疲れ様ですリル様。今お時間ありますか?」

「はい、大丈夫ですよ」

「ビズリー社長がお呼びです。社長室まで来て頂けますか?」

「えっ……!?」




ここまで話を聞いて、さっきのリドウのファン達との事で呼び出されたと思った

もう話が回っているの!?別に怪我させてないし誹謗中傷なんてしてないはずだけど…

不安になりながら、ヴェルさんと社長室に行った










「失礼します」




社長室に入ると、そこには―――




「来たか」




椅子に座って机の上で書類を書いているビズリー社長と……


長い銀髪をポニーテールにした人がいた




「(あれっ!?この人は……)」




私はまさかと思って驚きながら見ていると、ビズリー社長が説明した




「紹介しよう…彼はイバル。リーゼ・マクシアの二・アケリアから来たエージェント候補だ」




そう言われた彼……イバルは緊張気味に私にお辞儀した


やっぱりそうだ…!

服装は独特な民族衣装ではなく、スーツっぽい服だが彼は前作エクシリアから出ているイバルだ!

たしか、ミラ=マクスウェルの巫子で…

って、あれ?なんでエレンピオスにいるんだろ?

ミラがいないから?

それに……




「社長。エージェント候補って、どういう事ですか?」




気になった事を聞いてみた




「その名の通りだ。彼をここで働かせたいが力量や器はまだわかっていない。よって候補として様子を見ようと思ってな」




つまり……正社員候補のバイトって事かな?




「それで、彼の教育をリドウに頼もうとしたが生憎今日は不在と言う事で……君に頼みたい」

「えぇ!?私がですか!?」

「リドウが来るまでの間だけだ」

「はぁ…」




“しかし、私なんかが人に教える立場には相応しくない”…って言おうとしたら




「よろしくお願いします!俺、上の人の言うことはちゃんと聞きます!」




と、イバルは私に勢いよく頭を下げてきた

あぅっ…これで断ったらイバルが可哀想だな……




「わかりました…私で良ければ」




そう言うと、イバルは頭を上げて「ありがとうございます!」って笑顔で言った

か…可愛いな…!

イバルに関してどんなキャラか知っているせいでもあるが、彼の笑顔は女とは違う可愛さがある!

本当に男なの?年齢が私より3つくらい年下だからか?


なんて思っていると、




「では、社内の案内をしてきてくれないか?」




と社長に頼まれた




「わかりました。では……イバル、案内するよ。私はリル。これからよろしくね」

「はい!これからよろしくお願いします!リルさん!」




私の名前を聞いて、元気よく返事をしてくれた

それを聞いた私は素直で良い後輩だな。って思わず笑顔になりながらイバルと一緒に社長室から出て社内を回った



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