ひとときの夜間領域
社長室に入ってビズリー社長に「遅くなって申し訳ありません」って頭を下げて謝ると「気にしていない」と軽く微笑んで言ってくれた
で、イバルが揃ったところで本題に入って数分後……
「え……私達ですか?」
黙って聞いていたけど、ビズリー社長の話した内容に耳を疑った
確認するために聞き返すと
「そうだ。リーゼ・マクシアに出張しに行ってもらいたい」
……聞き間違えじゃなかった
マジですかああああああぁぁ!!!
「え、ええっ!ちょっと!わ、私達一緒ですか!?やややっ男性2人に女性1人ってマズいですよ!出張となれば特に泊まり先で!」
心の中で絶叫しながらビズリー社長に質問&意見をテンパってする
それを聞いたイバルは顔を赤くして「そっ、そんな…変な事しませんよ!?」って慌てて私に言う
リドウはそんな私を見てただクスクス笑ってるだけ
そんなのお構い無しにテンパり続ける私に社長は「まだ話はあるから、落ち着いてくれないか?」と宥めるように言って説明をした
「他にも行かせる社員もいる。女性はリルだけではないから安心してくれ」
「えっ?あ、そうなんですか!あぁーよかった!」
ここでようやく安心すると、社長は続けた
「リーゼ・マクシアのファイザバート沼野に異常発生した魔物の討伐を依頼された。そこでイバル君の戦闘能力を見極めてきてもらいたい」
そう言う事か、魔物討伐ついでに戦闘能力も見れる……何よりイバルはリーゼ・マクシア人だから案内頼めるもんね
これは一石二鳥で得する任務かな?
「出発目処は5日後にしてもらいたいが……不都合はあるか?」
「不都合は無いですけど、どのくらいの期間滞在しますか?」
「そうだな。移動も含めて約一週間の長い出張になるな」
いっ…一週間か……
今まで体験した宿泊や修学旅行よりも長い旅
大きいキャリーバックとか買わないとな
なんか色々準備しなければと考えていると話は終わって、リドウは社長に礼をして早々に社長室から出て行った
私とイバルも後を追うように社長室から出た
……さぁ、前日に慌てて準備しないように今日からやるぞ!と午後の仕事に取り組んで準備を早い内からすることに