記録
ノーチラス号のかたちを真似た瑕瑾
2021/03/28
洋燈の炎がたまに爆ぜる音とページをめくる音だけが部屋の中に響いていた。時計の針が深夜一時を指そうとしていた。‖
神秘的な物語も授業では文法がどうの、動詞の変化形がどうのとつつき回されて色褪せてしまった。××は欠伸を噛み殺して頬杖をつき、斜め前の席を見やった。
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