「夢女、居やるか。」
「はーい。おるよー、どーぞ入って。」
「あい、わかった。………なっ！？」
「何か用事？暇やったら刑部も一緒にお茶する？」
「な、何故毛利が夢女の部屋に居やる！？」
「お茶しに来たから。」
「左様よ。」
「刑部も食べる？今日はうちが作ったミルク餅とナリ様のお土産の饅頭。美味しいよー。」
「ぬしらはいつの間にその様に仲良くなりやった。」
「えー、最初からですよねー。」
「気色の悪い顔をして同意を求めるな。」
「えぇっ！酷い！茶飲み友達だと思ってたのに、うちを利用してただけなんですね！」
「当たり前よ。」
「じゃあこのミルク餅は没収です。饅頭も全部頂きます。」
「……我と貴様は無二の友よ。」
「ですよねー。一緒に食べましょう、ナリ様。」
「…毛利よ、友とは何であろうな。」
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