【残念、ハズレ】の続きみたいな
※特殊設定注意※特殊能力持ち設定※いろいろ注意※
反射の能力持ちの敵に洗脳かけちゃって逆に洗脳状態になっちゃった萩原が香澄ちゃんを攻撃しちゃう。「ッ、に、げて…っ、!早く…ッ!」って洗脳に抗いながら何とか香澄ちゃんに当たらないように攻撃するんだけど思いっきり攻撃が当たってしまって香澄ちゃんの華奢な体が飛ぶ。
額から流れる赤と、こんな状況でも萩原を信じて「は、ぎ…っわら、さ…」って手を伸ばしてくれる香澄ちゃんに尚も攻撃をしようとする自分の体に頭の中では止めろ、止めてくれ、これ以上傷付けたくない、止めろ…!って思ってるのに洗脳のせいで体は勝手に動いてしまって「っ、やめてくれ…ッ、!」って泣きながら香澄ちゃんに攻撃をする。
意識を失った香澄ちゃんがぐったり倒れて、ようやく洗脳が解けるんだけど目の前で倒れる香澄ちゃんを見て正気ではいられない。「は…っ、は、…ッは…ァッ…」って呼吸が荒くなって視界が曇る。
香澄ちゃんに覆い被さるように萩原も意識を失って松田たちに発見される。目が覚めるなり「香澄ちゃん!!!」って声を荒げた萩原に「落ち着け。無事だ」って降谷が額をビシリと弾く。
「い゛っ、」って思わず額を押さえた萩原に「香澄は別室で眠ってる。松田とヒロに見てもらってるから安心しろ」って降谷が言うからようやく肩の力が抜ける。「一応言っておくが、お前も大概重症だぞ」って呆れた顔をする降谷によると、強制的に洗脳状態にされたことで萩原も心身ともに相当なダメージを受けているらしい。
「当分能力の使用は禁止。それと、厳しいことを言うようだが暫くは香澄に会うのも禁止だ」って言われて「っ、なんでだよ…!」って声を荒げてしまう萩原がいる。「どっちに対する疑問だ?」って降谷がため息を吐くから「香澄ちゃんの方に決まってんだろ」って萩原がギラついた目で降谷を見る。
今にも飛びかかってきそうな萩原にもう一度ため息を吐いた降谷が「お前の能力は今かなり不安定になってるんだ。耐性の無い香澄を傷付けるリスクがあるからに決まってるだろ」って言われてしまって唇を噛み締める。
自分が大事な香澄ちゃんを傷付けてしまったことも、直接謝罪ができないことも、香澄ちゃんの無事をこの目で見れないことも。すべてが萩原の心を蝕んでいく。
「そのメンタルの揺れが、能力の不安定さに繋がってること、忘れるなよ」って降谷が萩原の肩をぽんと叩けば悔しそうに顔を顰めた萩原が「…悪い」って大人しく謝る。そんな萩原に「香澄も、ハギのことばかり心配してたよ。香澄も早くハギの顔が見たいって、寂しそうにしてた。早く万全の状態にして会いに行ってやれよ」って優しく笑った降谷が言うからメンタルの揺れもすぐに収まるよね。